「◯◯はそう言った。という書き方ってどうなのだろう?」【小説投稿記2018年6月6日】

小説投稿記

こんばんは、しろもじです。

自作の小説の執筆過程を、隠し事なく赤裸々に語ってみたい「小説投稿記」。

前回は「え、ここまで来てやり直したいって、本気!?」という話をしましたね。

その記事内でも書いたのですが、結局今回はそのままいくことにしました。

「少しでも受けようと、尖ったキャラクターを登場させようと(主に主人公)したが、結局破綻したし、これはこれで別に書けばいいやと思った」

ということになります。

 

執筆状況の方はと言うと、前回の記事では「24.5話」とお話していました。

そして、本日現在で「24.5話」になります。

えぇ、進んでいません……。

別にわざわざ言い訳をしなくても良いとは思うのですが、敢えて言うと、ちょっと私生活でゴタゴタがありまして、PCに触る時間自体がなかなか取れなかったんですよね(同じ理由で、ブログも毎日更新するのが精一杯でした)。

そろそろ落ち着いてきたかなぁ、と思いますので、今日辺りから再開しようとは思っています。

 

……。

で、終わり、というわけにもいきません(笑)。

そこで、今回は小説を書いている時に、最近一番悩んでいることを書きたいと思います。

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「〜は言った」という表現はどうなの?

小説を書いていると、会話文がありますよね。

ちょっと例を挙げてみます。

「そう言えば、今回の候補者って何人くらいいるんだろう?」

「立候補受付期間は、今月末までって聞いたけど」フェリシアは冊子をめくりながらそう言う。

「私、噂を聞いたんですけど、今回はあのソフィアって子以外、誰も出てこないらしいですよ」凪沙はひそひそ話をするかのように声を潜めて言った

「え? そうなの?」

「はい。なんでも『モーラン家の子女が出て来る時点で、もう決まり』という雰囲気らしくって。だから、フェリシアさんの出馬は、相当インパクトがあったみたいですよ」

「別にインパクトは求めていないんだけどね」

「と言うことは、今回は一騎打ちってことか」

 一騎打ちと言えば聞こえは良いが、実際にはソフィアの独壇場であり、現段階ではフェリシアの出馬は話題だけが先行しているような状態だった。そのことは3人ともよく分かっており、それを考えると、つい気が重くなってくる思いがした。

「ま、とにかくやってみなきゃね!」

 フェリシアが笑顔でそう言った。「おう」と容が答え「やりましょう!」と凪沙が腕を振り上げた。こうして3人での選挙活動が始まった。

管理官と王女様』 第15話より

 

自作の小説から抜粋してみましたので、例によって「物語自体の面白さ云々」は別として下さいませ。

太字にしている部分。

会話文があり、それが誰の発言かを知らせるための地の文ですよね。

ここが最近、ちょっと悩むというか詰まることが多いんですよね。

「と言った」と簡潔に書く方が余計な文がないだけ、スムーズに読めるという利点はあると思います。

一方で「と言った」「と言った」ばかり繰り返していると、単調な文章になりそうですし、いかにも説明口調になってしまいそうです。

 

そこで、上の文ではフェリシア「は冊子をめくりながら」「言って」ますし、凪沙も「声を潜めながら」「言って」います。

なんだか、説明が難しいですね……。意味、分かりますでしょうか?

 

今まであんまり深くこの辺のことを考えたことがなかったんですよね。

会話文が誰が言っているのか明白な場合、それらを省くこともできますし、「言った」の代わりに行動を付け足すこともできそうです。

「大賞受賞者だけみたいだね。スピーチ」夏帆の心を見透かしたかのように、嗣人が言う。夏帆はややふくれっ面になりながらも「まぁ、いいし。『作家は小説で語れ』って言うしね」と、続いて表彰されている壇上を見上げた。

『無題(現在作成中の小説)』より

 

それ以外だと、会話文の後に続けて地の文を書くのか、それとも改行してから書くのか?

「どういうことだ?」

「学徒会の運営には部の協力も必要になってくるらしいの。特に予算配分の会議などは、部の要求を仕切らないといけないこともあって、たくさんの部の公認を得ていた方が、より円滑に運営できる、ってことらしいのよね」

「へぇぇ、私もそこまでは知りませんでした」と凪沙が目を丸くして驚いた。

「うん。まぁ、私もそこまで詳しくはないんだけどね。いずれにしても、どこかの部からの公認がないと、難しいのは確かよね」

『管理官と王女様』第22話より

 

この辺りも、今までは無意識にやっていた部分が多かったので、最近になってようやく「どうすべきか?」ということで悩んでいたりします。

 

読みやすさ、という面だけで言えば「会話文多め」な文章の方が良さそうですし、地の文がなくても通用するような構成(もしくはキャラクター付け)ができればベストっぽいのですが……。

 

そういうことを考えながらやりだすと、なかなか文章がスムーズに書けなくなった、という感じですね。止まっちゃう。

この問題は『管理官と王女様』を書いていた時から感じてはいたのですけど、今の小説を書いている際に、特に強く思うようになってきました。

いま時点での解決方法は「とりあえず書く時(いわゆる初稿)では気にしないで書いて、後で直していく」という方向の方が、ストーリーの流れ的には良いのかなぁと思っていたり。

 

難しいですねぇ。

コメント

  1. 匿名 より:

    自分の中でわかってても読み手にイメージ伝わらなきゃ意味ないし
    「言った」の他に状況描写ができてればいいけど、
    ただひたすら「言った」の連続だったら、
    それは小説じゃなくてシナリオ――執筆初心者が嫌う会話文――でしょ?

    村上ハルキがやってるからいいやとか、論理破綻というかただの逃避だし
    「言った」の他に、もっと書くべきことない?
    それは面倒?考えるのは苦痛? だったら書かないほうがいいと思う

    5ちゃんの「なろう底辺作者」スレでも、
    頭の中でイメージした映像を文章にするって何度も言われてること
    イメージできてないものを文章にするのはマジでやめてほしいです

    露出オナニーもほどほどに。少しは読者のことも考えてください

    • しろもじ より:

      コメントありがとうございます。

      個人的に創作は、創った人の数だけ考え方があると思っていますので、色々なご意見があって当然だと思っています。

      貴重なご意見、ありがとうございます。

  2. Han Lu より:

    すみません、さっきのコメント名前書くの忘れちゃいました。Han Luです。たぶん分かると思いますけど、一応。

    (コメントって修正できないんでしょうか?)

  3. 匿名 より:

    この問題、私も以前はかなり悩みました。昔書いた小説(『エレ』『パンプキン』『先輩』)は、『「〇〇」と言った』、という表現は一切使っていません。使わないようにいろいろと工夫して書きました。

    しろもじさんも書かれているように、セリフの次に、発言した人の行動を書いて誰が喋ったのかが分かるようにする、もしくは、セリフの中身に気を付けて誰が喋ったのかが分かるように書いてました。

    でもこれ、ものすごく大変です。たぶん実際に小説を書いた人じゃないと分からないと思いますけど、本当に難しいし、面倒。

    どうしても無理な場合は、行動との合わせ技、上の例を使わせていただくと、『フェリシアは冊子をめくりながら言った』みたいな表現を使いました。あとは、

     フェリシアは冊子をめくりながらこう言った。
    「立候補受付期間は、今月末までって聞いたけど」

    と、流れが単調にならないように、順序を逆にしたり。

    あと、答えた、口を開いた、告げた、言い放った、問いかけた、遮った、などなど、とにかく『と言った』を使わないようにいろんなフレーズを使いました。

    なぜそこまでして使いたくなかったかというと、私も同じです。すごく説明的な文章になるような気がしたからです。しかも『と言った』を何度も繰り返すなんて、もってのほか、と思ってました。あと、会話の文の前後は必ず改行してました。

    でも……今は、たまに使ってます。改行もしないです。

    理由のひとつは、もういちいち考えてられないよ! と、さじを投げたから。特に『小清水くんシリーズ』なんですけど、構成とか展開を考えるので手一杯で、そこまでの余裕がない、というのが正直なところです。

    もうひとつは、プロも使っているから、です。プロってどうしてるんだ? と思って、ある日、手近にある村上春樹の『騎士団長殺し』を見てみました。むちゃくちゃ使ってました。『「〇〇」と僕は言った』『「〇〇」と男は言った』という表現が頻繁に、多い時は1ページに数か所出てきます。むっちゃ使ってるじゃん!

    じゃあ、説明的な文章になっているか、というと、決してそんなことはないです。その証拠に、以前その本を読んだときに、その部分での違和感は全く感じなかったです。

    ただ、私は未だに極力使わないようにはしていますけど……。

    すみません、長くなっちゃいましたけど、やっぱり自分が読んで違和感を感じない文章が一番じゃないかなーと思います。

    (あ、ちなみに私、小説の中では『言う』は開いて、『いう』と書いてます)

    • しろもじ より:

      こんばんは、コメントありがとうございます!

      難しいですよねぇ。意識しだすと、文章が止まってしまうという副作用も出てきたりして。
      私もずいぶん調べてみたのですが、仰る通り、意外と書籍では「と言った」という表現が多く使われていたりします。
      どこかで読んだのですが、上のように行動を伴わせたり「言った」を「告げた」「答えた」とかと置き換えすぎると、リーダビリティが落ちて逆効果だと書いていました。

      あまりにも「言った」「言った」ばかりでは、おかしいかもしれませんが、ある程度は許容範囲内かもしれませんね。気にしてたら書けないし(笑)。

      そうそう、漢字の開きも最近絶賛悩み中なんですよ。
      新聞なんかだと一応ルールがある、と聞いたことがありますが、小説では「作者次第」ということらしい?
      ブログ記事でも同じなのですが、これまでIMEの変換任せで思いっきり漢字多めで書いていたので、最近は少しルールを設けようかな……とか考えています。
      と言っても、多分次作からですけどね。

      それと、はい。Han Luさんだとすぐに分かりました(笑)。
      えっと、コメント修正はデフォルトでは難しいようです。基本的にコメント欄は誰が書いたのか分からないシステムなので(ログイン情報がないので)、修正ができないみたいなんですよね。
      絶対出来ない、というわけではないみたいですが、ちょっとややこしそうなので、すみませんがご了承下さいませ。

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