レンタルサーバーのMixHostが12月5日受付分から、大幅にリニューアル

2017年12月5日小説家のためのブログ運営mixhost

こんばんは、しろもじです。

当ブログ、イチオシのレンタルサーバー「MixHost」が本日受付分からプランのリニューアルを行うそうです。

ざっくり見た感じ「一番安かったプランがなくなって、内容的には充実した」って感じ。

以前の記事で紹介した時は「さくらレンタルサーバー」「ロリポップ」「エックスサーバー」と比較しました。

今回は、新プランの要点を紹介しつつ、一番の対抗馬であるエックスサーバーと比較してみましょう。

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レンタルサーバーMixHost(ミックスホスト) 新プランでどこが変わった?

MixHostの新プランの料金は次のようになっています。

エコノミープランがなくなった

一番安かったエコノミープラン(12ヶ月契約で月額480円・税抜)がなくなりました。

スタンダードの12ヶ月契約の月額料金980円は確か据え置きです。というか、12ヶ月契約のはほとんど据え置きかと思います(ビジネス以上は良く分かりません)。

代わりに24ヶ月、36ヶ月プランが登場し、月額料金が安くなっていますね。

スタンダードで12ヶ月と36ヶ月だと100円/月の差。3年で3,600円安くなるわけですね。うーん、どうなんだろう? 間違いなく3年使う! っていうのであれば、これを選べば間違いないですが……。

個人的には、長期契約は好きじゃないので、逆に3年で3,600円払っても12ヶ月契約にしておくかもしれません。

ストレージ容量が増えてる!

【スタンダード】 SSD 20GB → SSD 40GB

【プレミアム】  SSD 40GB → SSD 60GB

という具合に、ストレージ容量が増えていますね!

個人的には、これでスタンダードが本当の意味でスタンダードになったかな? という感じです。

旧エコノミー利用者は、とりあえずこのまま使い続けることができるそうですが、如何せん10GBのストレージですからね。今はまだ余裕がありまくっていますが、いずれスタンダードに変更するかもしれません。

その他のスペックに変更はないようですけど、回線速度が増加していると公式サイトは伝えています。

サーバー1台辺りの回線速度を、従来の10倍以上に増速いたしました。
これにより、夜間等の混雑時やアクセス集中時においてもより快適にご利用いただけます。

10倍ですってよ! ザクとシャアザク位の違いでしょうか? いや、若い人に分からない例えを使っちゃいかんか(笑)。

とにかく凄く早くなっているそうです。でもこれって旧エコノミーでも同じなんでしょうか?

あと、転送量目安が日単位から月単位へ、変更になっています。うん、まぁこの辺はまだウチは全然心配いらない!

日本初! Webプロトコル「QUIC」に対応!

プロトコルと言えば「TCP/IP」みたいなのがスッと思いつく人はちょっとおじさんかな? と思いますが(自分の胸に手を当てて)、Googleさんが提唱している新しいプロトコルが「QUIC(クイック)」というものらしいのです。

Wikipediaによると

QUIC (Quick UDP Internet Connections、「クイック」と発音) とはGoogleが開発している実験的なトランスポートレイヤーネットワークプロトコルで2013年より実装している。User Datagram Protocol (UDP)上の2つのエンドポイント間の多重化接続の集合体に対応していて、TLS/SSLと同等のセキュリティ保護を提供するだけでなく、接続と転送のレイテンシ削減やネットワーク輻輳を避けるために各方向で帯域幅推定を行う。主な目標は現在TCPを使用するウェブアプリケーションの接続指向を最適化することである

とのこと。

なるほどなるほど……分からん(笑)。

まぁ「今までよりもとっても早い」というものらしいの認識で良いと思いますよ、我々のような一般人には。

それにしてもGoogleはこの手の提唱を良くやっていますね。AMP然り、今回のQUIC然り。早くなることは良いことですが、ゴチャゴチャにならなけりゃね。

他にも色々変更点がありますので、詳しくは公式ページをご覧下さい。

エックスサーバーとの比較

レンタルサーバーを借りる際、一番の候補に上がることが多い「XSERVER(エックスサーバー)」。同じようなプランで、料金、機能などを比較してみましょう。

サーバー MixHost XSERVER
プラン スタンダード X10
初期費用 0円 1,500円
12ヶ月契約時の月額料金 980円 1,000円
ストレージ SSD 40GB SSD 200GB
お試し期間 30日 10日
転送量目安 1TB/月 70GB/日
サーバーメモリ(※1) 1GB 192GB
サーバーソフトウェア LiteSpeed 5.x.x apache 2.4.x
独自無料SSL
無料バックアップ(※2)

※1:MixHostのサイトでは「アカウントに割り当てられるメモリ」と記載があり、XSEVERはサーバースペックに記載されたものなので、一概に比べられないと思います。

※2:XSEVERは復旧時にサーバーデータ10,000円、データベース5,000円の手数料がかかる

価格は全て税抜

私、そんなにサーバースペックに詳しいわけじゃないので、もの凄く詳細には語れないのですが、ざっと表にまとめてみると、純粋なサーバースペック的にはエックスサーバーの方が上かなという気がしますね。

特にストレージ容量は、エックスサーバーもSSDになっていますので、完全にエックスサーバーが上回っています。

対してMixHostはサーバー・ソフトウェアのLiteSpeedや、前述の新しいプロトコルQUICに対応など、細かい部分で最新の技術を入れていっているなという感じですね。

「エックスサーバーで運用しています」というサイトを見たり、自分のサイトを見比べる限りでは、そんなに差はなさそうですけどね。

エックスサーバーは「複数ブログを運営したい」という方にはぴったりのサーバーですね。なんたってストレージ容量が凄いですからね。

もし今は一つしか運用していなくても、これだけのスペックとストレージがあれば、サブサイトを運営するのもお手軽にできそうです。

MixHostは意外と「初心者向けにピッタリ」かなと、個人的には思います。コントロールパネルの「cPANEL」も癖はありますが、意外と使いやすいですし、何と言ってもバックアップを自分ですぐに復旧させることができるのは(しかも無料で)大きな点です。

WordPressを弄っていると、うっかり設定を間違えて「真っ白」にしちゃうことがあるんですよね。こうなると管理画面にも入れないし、頭の中まで真っ白になってしまうことがあります(笑)。

まぁFTPでいじった箇所を上げ直せばなんとかなることも多いのですが、初心者にとってはそれも敷居が高かったりします。

コントロールパネルから、サクッと復旧できるMixHostは、その点では安心です。

個人的には、MixHostに満足しているので、当面このまま使用しますが、もし次にサイトを作る場合はエックスサーバーを試してみたいですね。

というわけで、どちらもお薦めです。

旧プランからの移行

最後に。旧プランを利用している場合、基本的にそのままの契約内容になるそうですが、新プランへの移行も後日アナウンスされるとのこと。現エコノミーユーザーとしては、新スタンダードに上げるべきかどうか、ちょっと悩む所かもしれませんね。