パターン別 ブログ記事の書き方

小説家のためのブログ運営

こんばんは、しろもじです。

ブログ記事を書くときに、何を書くのかは決まったものの、どう構成したらいいのか? どこから書いてどう書き進めていいのか分からなくなることもあると思います。

かく言う私も、ブログ開設当初は何をどうしたらいいのか分からず、かなりごちゃごちゃで何が言いたいのか分からない記事になったりしていました(笑)。

その辺の経験を踏まえて、今回の記事は書かれています。

まずはブログ記事の種類をいくつかに分けて、その記事の書き方を考えてみましょう。

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ブログ記事の種類

以前の記事で記事の分類方法をしてみたことがあります。

そこではブログ自体を

  • トレンドブログ(雑記ブログ)
  • 特化型ブログ
  • 趣味ブログ
  • 日記ブログ

の4種類に分別しました。

更に書き方については

  • 解説型
  • オピニオン型
  • 体験型

に分けてみました。

今回はブログ記事の書き方ですから、後者の方の分別方法でそれぞれの書き方を見ていくことにします。

順に行きましょう。

解説型のブログ記事はタイトルが大事

解説型とは、言葉の通り「何かを詳細に解説する」ブログ記事になります。

例えばある商品についてのレビューだったり、アプリなどの使い方などですね。

この記事も解説型に当てはまると思います。

 

解説型の記事で最も大切なことは「それを読んで何ができるようになるのか?」がキチンと伝わることです。

TEXT FIELDで過去に掲載されていた以下の記事をご紹介しましょう。

記事タイトルは「Amazon Music UnlimitedをEchoで聞く方法」となっています。

 

ご存じない方がいらっしゃるといけませんので念の為補足しておきますと、EchoとはAmazonから発売されているスマートスピーカーになります。

スマートスピーカーとは今までのスピーカーとは異なり、音声で音楽などをコントロールできるものを指し示します。

例えば「Alexa、ジャズを再生して」と話しかけるだけで、Echo端末がジャズを自動で再生してくれるんですよね。

 

またAmazon Music Unlimitedとは、Amazonのサービスで月額980円(プライム会員なら780円、Echoのみで使えるEchoプランなら380円)で対象音楽が聴き放題になるサービスです。

Amazonにはプライム会員なら無料で聴ける「プライムMusic」というものもあるのですが、当然これよりもより多くの楽曲を視聴することができるようになっています。

 

はい。なぜ長々とこんな解説をしたかと言うと、本来であれば「Amazon Music UnlimitedをEchoで聞く方法」という記事ならば、このようなことを詳しく解説すべきだということなんですよね。

ところが記事の目次を見てみると

  • Amazon Musicアプリでの設定
  • (補足)スマホなどで聞く場合のダウンロードのやり方
  • マイミュージックに曲やアルバムを追加する
  • Amazon Alexaアプリでマイミュージックを聞く
  • プレイリストの作り方と、Echoからの音声操作

となっており、肝心のところがごっそり抜け落ちているんですよね。

 

実はこれは記事自体が悪いというわけではないんです。

記事には「Amazon Music Unlimitedを試してみた」という記事や「Amazon Music UnlimitedのEchoプラン」の記事へのリンクがキチンと貼られていて、そちらへ行けば全てが分かるようになっています。

ただ単に「記事タイトルがふんわりしすぎている」ということですね。

 

TEXT FIELDをブックマークに登録して下さって、定期的にお読みいただいている方であれば、ある程度記事に目を通す機会も多いのでそれほど問題がないのかもしれませんが、Google検索などでやって来た方にとってはこれは不親切なものになってしまいかねません。

ですので、記事タイトルは「本文の内容をキチンとまとめたもの」になっていないといけないということですね。

実に当たり前のことなのですが、つい「アレも書いておこう、これも書いておこう」と拡張していくと「一体何について書かれているのか」がさっぱり分からない記事になってしまいます。

 

逆に言えば1記事に書く内容は、ある程度絞った方が良いということにもなります。

新しいサービスなどを「使ってみた」という記事であれば、どちらかと言えば「体験型」の記事になりますので「薄く広く」書くことも可能ですが、機能やHow toを解説する記事の場合は「何をするのか」を明確に絞った方が、より分かりやすい記事になります。

それを踏まえた上で書いた記事群が、小説執筆ソフト「Scrivener3」の使い方を解説した記事「執筆統合ソフトScrivener3で小説を書くプロジェクト」になります。

考え方的には「解説本」などを見ると参考になるかと思います。

解説本では「章・節・項」などでキチンと機能別に分かれて解説していますよね。

解説する内容にもよりますが、できるだけ細かく分けた方が良いかと思います。

ただ、文字数的なことも考慮しないといけないので、あまりにも短い文になる場合は項ごとではなく節ごとなどにするなど、調整した方がよいこともあるでしょう。

その上で、記事内にリンクなどを設定し「この解説の詳しくは以下のページへどうぞ」と誘導すれば、すっきりした記事になるわけですね。

 

ですので、記事内で「章・節・項」のように見出しを付けていくのではなく、ひとつの見出し(ワードプレスであればH2あたり)を予め設定しておいて、それに沿って記事を編成していくと上手くいくかと思います。

例えば「Amazon Music UnlimitedをEchoで聞く方法」という記事であれば

「Amazon Echoとは?」
「Amazon Music Unlimitedとは?」
「Echoでクラシックを聴いてみよう」
「アーティストを指定して聞く方法」
「アルバム名を指定して聞く方法」

みたいな見出しを書いておいて、そこに簡単な内容を書いていく。

Amazon Echoについての詳細(機種など)は別記事しておいて、リンクを張る。

Amazon Music Unlimitedに体験入会した記事も別記事にしておいて、リンクを貼る。

こんな感じがよいでしょう。

 

次ページではオピニオン型の記事の書き方を解説しています。