新しいSearch Consoleでウェブページのインデックスリクエストを送る方法(旧Fetch as Google)
以前Search Consoleの「Fetch as Google」という機能を使って、ウェブサイトページをインデックスしてもらうよう、Googleに依頼する方法を紹介しました。
Search Console自体の使い方などは、こちらのページをご参照下さい。
半年ほど前からこのSearch Consoleが新しいバージョンに移行しつつあり、現時点ではどちらも使うことができるのですが、どうやら近い内に完全移行するのか、Search Console上に「新しいレポートに移ってね!」という記述がチラホラしてきています。
基本的な使い方としては、新旧ともにそれほど変わらないので、旧バージョンをお使いの方でもそれほど苦労することはないと思います。
しかし、この「Fetch as Google」だけは、名称なども変わっていることから、戸惑うこともあるかもしれません。
そこで、今回は新しいSearch Consoleを使って、Googleにインデックス登録を依頼(リクエスト)する方法を見ていきましょう。
新しいSearch Consoleの開き方
まず新しいSearch Consoleへの行き方です。
これはとても簡単で、旧Search Consoleの画面上に
このようなボタンが表示されていますので、これをクリックすることで、新しいSearch Consoleに移動することができます。
今後は新しいSearch Consoleのトップページをブックマークしておくと良いと思います。
新しいSearch Consoleを使って、Googleにインデックス登録をリクエストする
新しいSearch Consoleの画面の左にメニューが並んでおり、その中に「URL検査」という項目があります。これをクリックします。
Search Console上のURLバーがハイライトされます。
ここに対象のURLを入力(コピペ)して、エンターキーを押します。
ちなみに「URL検査」をクリックしないで、いきなりここにURLを入力、エンターでもOKです。
例えば「https://textfield.net/dairy/kadokawa-70th」というアドレスのページが、Googleにインデックスされているのか調べたい場合には、次のように入力しエンターキーを押下します。
ページがインデックスされている場合には「URLはGoogleに登録されています」と表示されます(赤枠部分)。
反対に登録が出来ていない場合は
このように表示されます。
登録が何故できてないのか調べる場合には「公開URLをテスト」ボタン(一つ上の画像の黄色枠の部分)をクリックします。
ポップアップが表示されますので、しばらく待ちます。
テストが完了すると「登録の可否」という項目が出てきますので、そこをクリックすると詳細を見ることができます。
クロールが正常に実施されているのにも関わらず、インデックスされていない場合には、Googleが何らかの原因でインデックスしないでいいと判断したことになります。
インデックス登録が可能な場合には、上部に「URLはインデックスに登録できます」と表示されます。
それ以外の場合には、その理由がそこに示されます。
多くの場合は「類似ページ」とみなされていることが多いのだと思います。
記事タイトルや内容などが似通っている場合、Googleから「類似しているページ」だと認識され、インデックスされないんですよね。
ご自身で「no index」タグを付与されている場合には、それも表示されます。
例えば当ウェブサイトの「投稿記」のようなページであれば、確かに類似ページに該当するのかもしれませんので、わざわざインデックス登録をリクエストする必要はないのかもしれません。
しかし、そうではない場合には、インデックス登録をリクエストした方がいいでしょう。
「URLはGoogleに登録できます」の下にある「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。
このようなポップアップが表示されれば、インデックス登録のリクエストは完了です。
インデックス登録のリクエストと「site:」について
以前の記事では、インデックスされているかどうかを調べるには、アドレスバーでURLの前に「site:」をつけてみるということを書きました。
現時点で「site:」ではインデックスされていないと出てくるのに、URL検査では「インデックス済み」と出ることや、その逆が散見されました。
この理由は……すみません。よく分かりません。
ただ、しばらく待って再度やり直すとどちらも「インデックス済み」となっていましたので、反映のタイミングがズレているのかも?
まずは記事の中で「急いでインデックスして欲しい!」というものは、URL検査からインデックスリクエストを送信するといいでしょう。
また、しばらく待ったあと「これ、ちゃんとインデックスされているのかな?」という記事はURL検査から調べてみるのがいいですね(「site:」でインデックスされてるって出ても、実際にはされてない可能性もなきにしもあらずなので)。
いずれにしても、ある程度有用な記事を書いていれば、放って置いてもいずれインデックスされます。
先程言ったように「類似ページはインデックスされない」ということですから、極力そういうページを作らないのも必要ですね。
例えば古い記事のリライト版を新しいページに作るという方法では、完全に新しいページであると認識されるような作り方をしないと「類似ページ」扱いされてしまう可能性があります。
それならば、古いページをリライトした方が、インデックス的には良いでしょう。
速報系の記事などは、余程の大手メディアでない限りインデックスの速さで負けてしまうので、記事投稿と共にリクエストを送っておいた方がいいです(必ず登録されるという保証はありませんが)。
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