プロ小説家を目指したい人は、ブラック企業に就職すべき、たったひとつの理由
こんばんは、しろもじです。
はい、タイトルは少し盛っています(笑)。
ただ現時点で累計3社を渡り歩いている私が、最近色々考えて達した結論を極論したものだったりもします。
ですので、全くの大嘘というわけでもないわけです。
順を追って話しますので、結論だけ知りたい方は、目次から3項へお進みくださいませ。
40歳過ぎで3社を渡り歩いた男
先に書きましたが、私は22歳で就職してから2つの仕事を退職し、現在3つ目の仕事に就いています。
最初に就いた仕事は、自分が望んで選んだ仕事でした。
会社の都合で8年後に辞めるまで、何度か「もう辞めたい」とつぶやくことはあったものの、具体的にアクションを起こすほどではありませんでした。
2つ目の仕事は自分が好きではないけれど、少し興味があった分野の仕事でした。
最初の仕事に比べてかなり過酷な環境したが、興味があった内容だっただけに、なんとかやっていけることができました。
最終的に止むに止まれぬ理由で辞めることになるのですけれど、それまではかなり快適にお仕事をすることができました。
そして3つ目の仕事、つまり今の仕事。
これはブラックとは言い難いですが、ホワイトとも言えない会社なんですよね。
仕事で重要視されるのは「待遇」「給与」「人間関係」
「仕事に何を求めるのか?」という問いの答えは、仕事をしている人によって様々だとは思います。
また年齢やそのときの状況によっても変わることもあるでしょう。
私の場合は重視する順に「人間関係」「待遇」「給与」となります。
順番は違えど、これらを重視する人は多いのではないでしょうか。
最初の2つの仕事は「待遇」と「給与」ではあまり優遇されていたとは言えませんでしたが「人間関係」においては、全くないとは言えないものの、すごく悩むということもなかったんですよね。
現在の仕事は逆で「待遇は良い」「給料は普通」なのですが、人間関係が最悪です。
あまり人のことは言えない性根の持ち主なんですけどね(笑)。
でもまぁ、考えてみれば、大きな会社は往々にしてこんなものかもしれないなぁとも思います。
でも……。
「仕事を辞めたいっ!」が原動力に
先ほども書きましたが、これまで2つの仕事では「辞めたいっ!」と思うことはあったものの、積極的に転職活動を行うほどではなかったんですよね。
それが、今現在の心境としては「なんとかしてここから抜け出したいっ!」という思いが日々大きくなっています。
このまま60歳(今は65歳?)の定年まで、この会社に居続けることは、とても耐えられないとも思っています。
これに気づいたとき、お恥ずかしながらこの歳になって初めて仕事に絶望したわけなのですが、ふと考えると「これはこれでチャンスなのでは?」とも思いました。
最初の2つの会社では積極的に辞めたいと思えなかった。
だから「今のままでもいいかなぁ」と思ってて、別の道を模索することを、あまり真剣に考えてなかったんですよね。
でも「仕事辞めたい!」と(真剣に)思うことで、別の道を目指すことをかなり真面目に考えるようになってきたんです。
ただ「辞めたい」からすぐに「辞めよう」とはならないですよね。
お金の問題もありますし、残念ながら日本はまだポンポン転職している人に厳しかったりしますし。
でも「今とは別の道に行きたい!」というモチベーションは、ホワイトよりもブラックな会社の方が高くなる可能性がありそうです。
ですので、将来的にプロの小説家(もちろん、それ以外のものも含みます)を目指したい人は、あまり境遇の良い職場にいるよりも、多少ブラックな会社にいた方が「抜け出したいっ」という思いが、強くなっていくのではないかと思うわけです。
ただし心が壊れるまで……は厳禁!
ここでひとつ注意して欲しいことがあります。
ブラック企業はパワハラ、モラハラ、長時間残業など、労働者を搾取する仕組みが完備されていることが多いわけです。
そういう環境にいると、人にも依りますが心が壊れてしまうこともあります。
その場合は壊れる前に撤退すべきだと、個人的には思います。
この辺は難しいところなので、軽々に言えない部分も多いのですけど、鬱などの心の病を発症してしまうと、治るまでに時間もかかりますし、それ以前に完治しない可能性すらあるからなんですよね。
ですから、まず大切なのはあなた自身の心身だということだけは、どうか忘れないで下さい。
まとめ
この記事で言いたかったことはふたつ。
あなたが本気でやりたいことが、今の仕事以外にあるのであれば、あまり居心地のよい環境にいると、それに慣れてしまいずるずるとやりたいことを先延ばしにしてしまう可能性があるということ。
そしてもし「会社辞めてぇ……」と本気で思っているのならば、そのために行動すること。それも今すぐに。
随分前にもこういう話はしたような気がしますが、最近思うところも多くなってきたので、ちょくちょく記事にしようかな、と思っています(多分「Column」というタグを作ったので、そこにまとめる予定)。
興味がある方は、ぜひまた読んでくださいね。
またご意見などあれば、ぜひコメント欄へお願いします。
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