Amazon.comで遂に「ドローンによる配送」が可能に! 数ヶ月以内の導入に言及

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米ラスベガスで行われているAmazonの技術イベント「re:MARS」。

「MARS」とは「Machine leaning(機械学習)」「Automation(自動化)」「Robotics(ロボット工学)」「Space(宇宙)」の頭文字を取ったものだとか。

「re」はよく分かりません。

いくつかの技術デモが披露されていたのですが、その中で「ドローンによる配送」がありましたのでご紹介したいと思います。

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2kgまでの荷物を24km先まで配達可能なAmazonのドローン

Amazon re:MARS - Prime Air Drone
©JORDAN STEAD / Amazon.com

これがAmazon.comが公開している配送用ドローンです。

なんか独特の形をしていますねぇ。

前にTwitterで「zozi(厳島神社の人)」さんが投稿していたエイプリールフールネタの方がカッコいいんですが、現実的にはこうなるのでしょう。

©zozi(厳島神社の人)

それにしても、この方凄すぎる……。

ちなみに本物の動画はこちら。

©Amazon.com

見て思ったのは「日本じゃ無理かなぁ」ということ。

動画のような田舎では可能でしょうが、日本は庭も狭い家が多いですしマンションやアパートだと難しそうです。

でもそれはアメリカの都市部でも同じことなので、その辺りの対策はどうなんでしょうね?

もしくは人口密集地域であれば「人の手で配送」の方が効率的なので、田舎限定の運用になるのかもしれません。

Amazon.comのドローンの記事を紹介しているページでは、ドローンの性能を

  • 15マイルまで飛行可能(約24km)
  • 30分以内に5ポンドの荷物を運べる(約2.2kg)
  • 6枚の自由な角度調整を持つ羽をAIで制御
  • 煙突のような静的オブジェクトの認識が可能
  • 下降時、人、動物、障害物などの認識も可能(電線なども認識するのだとか!)

と紹介しています(しろもじの拙い英語力と、自動翻訳機能を駆使していますので、誤訳があるかも)。

今後数ヶ月内に運用開始の予定とも伝えていますので、そう遠くない未来にアメリカの空に配送ドローンが登場するのは間違いないのでしょう。

日本での展開は?

同イベントで発表されていることは当然「技術のお披露目」であり、アメリカ以外での運用には一切触れられていません。

前述したように日本では人口が密集していますし、今後はより一層その傾向が強くなるように思われます。

恐らく田舎での配送であれば、トラックを転がして配送するよりドローンの方がより安くより早く配送できるのは間違いないので、ここはぜひ日本でも導入して欲しいところです。

「ドローンが配達してくれる」というのであれば、私なんて無駄にAmazonで買い物しちゃいそうです(笑)。

ただまぁ、航空法などの規制もありますから、実現にはいくつかのハードルがあるのも確かでしょう。

でも規制規制では、何も変わっていかないわけです。

「ドローンが墜落したら危険だから」というのは、例えば「車が人をはねたら危険だから」というのと比べて、どの程度危険なのかを科学的に検証する必要があるでしょう。

車の場合は「利便性や経済性」などと「危険性」を天秤にかけた結果、前者の方が有益であるということなのでしょうが「買い物の荷物を運ぶ」という行為と比べた場合にはどうなるのでしょう?

特区みたいなので、何とかならないのでしょうか?

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Posted by しろもじ