四角いあいつがやってくる! Fire TV Cubeが日本上陸【予約受付中/2019年11月5日発売】
昨年6月にAmazon.com(US)にて発売が開始されていた(※関連記事)、Fire TVシリーズの上位モデル「Fire TV Cube」。満を持して(やっと?)日本でも発売が開始されることになりました。
Fire TV Cube11月5日より日本にて販売開始
今回発売されたのはFire TV Cubeの第二世代。上記リンク先で紹介したのは第一世代ですね。ですから第二世代の登場によって、日米(正確にはカナダ、イギリス、ドイツでも)同時発売になったということみたいです。
まずはこれまでの「Fire TV Stick」と「Fire TV Stick4K」との違いを見ていきましょう。
Fire TV Stick | Fire TV Stick4K | Fire TV Cube | |
価格(※) | 4,980円 | 6,980円 | 14,980円 |
出力映像 | 最大1080p | 4K Ultra HD/HDR/HDR10/ Dolby Vision/HLG/HDR10+ | 4K Ultra HD/HDR/HDR10/ Dolby Vision/HLG/HDR10+ |
オーディオ | Dolby Audio | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
Fire TV/ホームエンターテイメント機器の ハンズフリー操作 | – | – | ○ |
プロセッサ | クアッドコア | クアッドコア | ヘキサコア |
ストレージ | 8GB | 8GB | 16GB |
メモリ(※) | 1GB | 1.5GB | 2GB |
イーサネット アダプタ | 別売り | 別売り | 同梱 |
※価格は税込み
※メモリはCubeのみAmazonのサイトに記載あり。他は過去のページなどから引用
まずプロセッサとストレージがアップグレードされている点。特にプレセッサの向上(ヘキサコア=6コア)は、操作などの快適性向上に繋がっているのかもしれませんね。
最も大きな違いは「音声のみでFire TVやTVを操作できるか?」でしょうか。
ただこれまでのFire TVシリーズも、リモコンのAlexaボタンを押下することでどうようの機能は使えていましたし、Echoとの連携も一部の環境では実現できていたので、うーんどうなんでしょう?
「音声のみでTVをコントロール」の部分ですが、どうやら赤外線を用いている模様です。
同梱されるものの中に「イーサネットアダプタ」と「赤外線(IR)延長ケーブル」なるものがあり、Fire TV Cubeから赤外線を発信できるみたいなんですよね。
ですから、以前記事に書いたようにHDMI-CECに対応していなくても、TVのオンオフが可能になる……のかも? というかならないのであれば、ケーブル必要ないですよね?
Amazonの「Fire TV Cubと互換性のあるデバイス」というページでは、TVのコントロールについて
・付属のリモコンを使って音声操作を行なうためにはFire TV Cubeの電源が入っている必要があります。安定した動作のためには同梱の電源アダプタ、赤外線(IR)ケーブルを使用してください。
Amazon.co.jpより引用
・テレビの電源オン・オフ、音量・ミュートを音声で操作するには、テレビが赤外線(IR)対応である必要があります。
・お使いのテレビの機種によっては、Alexaでの入力切替(HDMI1から2等)の機能が対応していない場合もあります。(テレビの地上デジタル/BS/CS放送のチャンネル切替には対応しておりません。)
・Bang & Olufsen社製のテレビの操作には対応しておりません。
という記述があります。
また別の箇所には
なお、テレビの地上デジタル/BS/CS放送のチャンネル切替には対応しておりません。
Amazon.co.jpより引用
とも書かれています。
このことから恐らくは「TVのオンオフはOK」「Fire TVをつけて、で入力切替もOK」「音量調整もOK」なのは分かります。
あとは「地上波のチャンネル切り替え」がどうかという点でしょうか?
またTVを点けていないときでも「アレクサ!」と呼びかけることで、通常のEchoのように使うことができるので、ある意味「Echo+Fire TV」が統合したデバイスという見方もできます。
例えば寝室や自分の部屋にEchoがある方でしたら、Fire TV CubeをリビングのTVに設置することで、そこにもEchoが増えることになりそうです。
スピーカー性能は「40mmの内蔵スピーカー」と書かれていましたので、インチ換算すると約1.5インチ。現行のEcho Dotとほぼ同等の性能かもしれません。
私は現在無印のFire TV Stick(現行型)を持っていますし、Echoも4台あるので、これらの機能のためだけに14,980円を払うかといわれると、ちょっと微妙かも……。
ただ「もしFire TVが壊れたりして買い換える」というシチュエーションであれば、恐らくは視野に入ってくる可能性も高いそう。
もし「まだFire TV持ってなくて欲しいなと思っていた」という方にとっては、十分検討に値するのかもしれませんね。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません