iPhone14(Pro)が発表されたけど、最も気になったのは値段ではなく……
昨晩、Apple Eventが開催されてiPhone14、iPhone14 Pro、Apple Watch8(Ultra)、Airpods pro2が発表されました。
今回、私も含めて皆さんが最も気になったのは「昨今の円安の関連からそれら新しいデバイスの価格がどうなるのか?」ということだったのではないでしょうか?
ただ、私はそれ以上に気になったことがありました。
価格は順当?

冒頭でも触れましたが、今回のイベントで最も注目されていたのは「発表されるデバイスの価格」だったと思います。
と言っても、今年の円安傾向から、今年7月にAppleは価格変更をしたばかり。
ですから、今回の価格はほぼ据え置きと言ってもいい価格に収まっていると言ってもいいのではないでしょうか?(高いのは間違いないところですが)
iPhone | iPhone Pro | |
iPhone13(128GB) | 117,800円 | 144,800円 |
iPhone14(128GB) | 119,800円 | 149,800円 |
価格差 | +2,000円 | +5,000円 |
ちなみにアメリカ本国の価格でレートを計算してみると以下の通り。
アメリカ(ドル) | 日本(円) | 日本(円・税抜) | ドル円 | |
iPhone14 | 799 | 119,800 | 110,925 | 138,8円 |
iPhone14 Pro | 999 | 149,800 | 138,703 | 138.8円 |
アメリカは確か税抜き価格表記だったはずなので、その体で計算してみると、まぁ妥当な(むしろここ数日のことを考えると良心的な)価格設定とも言えそう。
逆に言えば、去年の今頃はドル円110円だったので、それで計算してみると
iPhone14が94,921円、iPhone14 Proは118,681円
になるので、円安の影響はやはりデカイと言えそうですね。
以上から、価格についてはまぁしょうがない感があります。
サプライズがないのは平常運転……なのだが
最近のApple Eventでは、驚かされることがすっかりなくなりました。
まぁ、iPhone登場のインパクトを超えるものを作るのは、そう簡単なことではありませんから、仕方がない部分もあります。
それでもApple WatchやApple Pencil、AirPods Proの登場や、iOSからiPad OSを分離しMac OSとの連携を密にしてみたりと、それなりに革新的なことが登場してきた気がします。
iPhone単体で言っても、それなりに進化はしてきたのではないでしょうか。
ただ、今回のiPhoneは13と同じSoCであるA15 Bionicが採用されています(一部GPUコア数は増えていますが)。
恐らくAppleとしては、メインストリームをProに置いて無印シリーズはやや脇に置きたいところなのでしょうけど、これは以前にはなかったことです。
13から14に変える理由が見つからないどころか、私の使っているXSからすら変えるポイントは希薄であるように感じられます。
もちろん、スマホが既に枯れたデバイスであるとも言えるので、これもしょうがないのかもしれませんが、それでも以前のAppleであれば「どうだい? 凄いだろぉ?」と言ってた気がするんですよね。
コロナの影響もあったのかもしれませんが「iPhone開発チームは、今年あまり仕事をしていなかったのではないか」と思われても仕方ない気もします。
これはiPhoneに限らず、イベント内で発表されたAirPods ProやApple Watchについても同じことが言えます。
もちろん、どれもブラッシュアップされているのは確かなのでしょうけど、あまりにも代わり映えがしません。
ただひとつの新モデル「Apple Watch ULTRA」は、一般人はほぼ無縁と言えるほどのスペックですし(笑)。
かっこはいいけどね。
まとめ
まとめると「確かに既存デバイスでは、もはや革新的な進化は見込めない。でもそこをそれっぽくしてくれるのがAppleだと思ってたんだけど……」というのが、今回の私の感想です。
本当は古くなったXSを買い換えるか、母親にあげてしまったAirPods Proを買いなおすかな、もしくはApple Watch3を買い換えるのも……と目論んでいたのですけど、どうやら今回も見送りな予感です。
もしかしたらAirPods Proだけは買うかも……。
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