新しいKindle(2022年/第11世代)が遅延してるので、広告なしを買い直した
以前、新しいKindle(2022年発売、第11世代)が発売になるという記事を書きました。
Kindleシリーズは(多分初代)Kindle Paperwhiteを買って以来、ずっと買ってなかったので、すぐに飛びついたんです。
でも、発売日になっても「当日到着予定」になっているのに「未発送」という表示になってて、結局「遅延します」という案内になってしまいました。
Amazonは時々、こういうことをやる(笑)。
どうしよう? このまま待つ? もしくはキャンセルしちゃう?
と悩んでいたところ「広告なしモデル」だと即納との表記を発見しました。
半信半疑ながらとりあえず注文したところ、あっさり翌々日に到着(もちろん、遅延してるのはキャンセル)。
どうやらこの組み合わせのみが即納可となっているようで、それ以外だと納期はバラバラみたいですね。
2000円くらい高くなっちゃうのですが、とりあえず来たので満足しつつ、2日ほど使ってみたファーストインプレッションをしてみましょう。
思ってたより小さい! 軽い!
パッケージを見た感想は「小っさ!」。
こんなに小さかったっけ……と戸惑ってしまいました。
同梱物は「本体」「USB-A・USB-Cケーブル」「簡易マニュアル」だけ。
アダプタがないのは、最近のトレンドですね。まぁ要りませんけど。
ちょっとピンぼけてしまいましたが、背面はこんな感じ。
今回の新色であるデニムは、Amazonのサイトで見ると濃い青っぽいですけど、実物はかなり明るい青。
というより、光の当たり具合によってかなり見え方が変わるみたいで、真正面から見ると濃い青なんだけど、ちょっと横から見ると写真のように見えるという感じ。
本体下部に電源ボタンとUSB-C端子。
音量ボタンなどは当然ないので、端子類はここだけになります。
電源ボタンが下部にあるのは賛否あるかもしれません。個人的には上が良かったかなぁ。
先程も書きましたが、第一印象が「軽いっ、小さい!」だったので、転がっていた初代Paperwhiteと比べてみました。
ベゼルはやや小さくなっていますね。
読書端末として考えると、ベゼルはある程度あった方が持ちやすいので、このくらいをキープしてもらいたいところですね。
解像度300ppiはやはり快適!
今回、無印Kindleを買おうと思ったきっかけは「300ppiの解像度に対応したから」でした。
ppiとは「pixel per inch」の略で1インチ内にどれほどのピクセルが並ぶかという数字です。
当然大きい方が高解像度になります。
先日買った「Fire 7タブレット」を使ってて再認識したのが「解像度は大切だ」ということでした(7はわかってて買ったんですけどね)。
あくまでも個人的な感想ですが、300ppiもあれば画面が小さい端末でも快適に文字を追うことができると思います。
ドットはほぼ分からない感じですね。
マンガも全く問題なく表示できました。
唯一の懸念点だったのがフロントライト。
Kindle Paperwhiteでは17個のLEDが設置されてるのが、無印では4つ。
「暗いのかな? ムラになったりするのかな?」と思っていましたが杞憂でした。
私の場合、寝る前に読むことが多いので、うっすら光ってくれればいいという感じなので、例えば野外などではもしかすると違う印象になるのかもしれません。
一応、白黒反転させることができますが、個人的にこれあんまり好きじゃないんですよね。
唯一の懸念点はストレージ
ざっくり触ってみて「かなりいいじゃない!」と思ったわけですが、唯一「これはどうかな」と思ったのがストレージ。
これがFireタブレットと決定的に違う点なのですが、KindleシリーズはSDカードが刺さらないんですよね。
今回使い始めにストレージを見てみると約12GBくらいの空きがあるっぽい。
試しにマンガを一冊ダウンロードしてみたところ約80MBほど使用量が増えました。
単純計算で100冊以上のマンガを保存できますし、テキストベースの本ならより多くの書籍を格納できるので(Amazonの商品ページには数千冊と表記されています)まぁ十分といえば十分なんですけどねぇ。
おまけ「ハイライトを消す方法」
久々に新しいKindleで書籍を読んでみたら「ハイライト」が表示されていたんですよ。
上の点々のところがハイライトで、他の人がマークした箇所が表示されてるんです。
書籍を読む上で全く必要のない機能ですし、場合によってはネタバレ(ミステリなどで)の元になるので、この機能はオフにすべきだと個人的には思っています。
で、あれこれ触ってみたのですが、設定とかにこの項目がないんですよね……。
かなり四苦八苦した挙げ句ようやく分かったので共有しておきます。
画面の上部をタップして「Aa」のボタンをタップ。
メニューが出てくるので「その他」を選んで下にスクロールさせると「ポピュラーハイライト」の項目があるので、これをオフにする(画面ではオンになっています)。
これで表示されなくなるのですが、これはメニュー構造に難ありだと思うんですけどね。
まとめ
今回の無印がかなり価格アップになってて、Paperwhiteとの差額が4,000円。
4,000円で少し大きな画面(6インチ・6.8インチ)、フロントライト強化(LED4個・LED17個)、防水性能がつくことを考えると、かなり迷う選択になりそうです。
私自身ちょっと迷ってて、買ったあとも「しくじったか?」と思ったほどなんですけど(笑)。
ただ冒頭でも書いたように無印Kindleはとにかくコンパクトで軽いのがウリです。
無印の重量が158gなのに対し、Paperwhiteは205g。
微々たる差と言えそうですが、片手で気軽に持って使うという用途として考えると、少しでも軽い方が快適に使えそうだとも言えそうです。
実際私も寝転びながら片手で持って読書してみたんですが、スマホよりも快適に読書することができました(文庫本よりも快適かも)。
そういうところに魅力を感じる人は、買いだと思います。
急がない方は次のPaperwhiteを待つというのも手かも。
ただ、最近のアップデートを見る限り「あまり機能は変わらず価格のみ上昇」ということもあるかもしれませんけど……。
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