Amazon Echo DotとBluetoothスピーカー[SRS-XB20]を繋いでみた
こんばんは、しろもじです。
先日Amazon Echo Dot(エコードット)にBluetoothイヤホン[JBL-T110BT]を繋いだ記事を書きました。
JBLは好みもあるとかと思いますが、個人的にはスッキリした良い音で、特に小説などを書いている時はズンドコしない特性が邪魔にならず、値段の割にはいいイヤホンだなぁと思いました。
しかし、前回の記事でも書いたように、考えれば考えるほど「田舎だしイヤホン要らなくね?」ということになって、今回Bluetooth(BT)で接続できるスピーカーを買ってみることにしました。
購入するにあたって、そもそもなんで外部スピーカーを買おうと思ったのか? [SRS-XB20]を選んだ理由などを書いておきます。
商品のレビュー自体は2項目からになりますので、必要ない方は目次からジャンプして下さいな。
Bluetooth(ブルートゥース)スピーカーの選定
まず、なぜ外部スピーカー買おうと思ったかということです。
ウェイクワードの認識率が悪い
BTイヤホン[JBL T110BT]を使った時に一番感動したのが、音質よりも「Echo Dotの音声認識率が上がったこと」でした。
うちの環境のせいなのかもしれませんが、Echo Dotにて音楽を再生していると「Alexa(うちではコンピュータに変えています)」と呼んだ時の反応が著しく悪い時があるんですよね。
再生している音楽にもよる部分はあるのですが、結構大きな声で呼びかけないと反応してくれないことがあるんですよね。
それでも1度で反応してくれればいいのですが、何度も呼びかけるのがかなり苦痛になってきたりします。
しかしBTイヤホンを繋いでいる時は、かなり小さい声で呼び変えても、かなり高い反応率だったんですよ。これは非常に素晴らしい。
加えて、これは私の個人的な事情なのですが、イヤホンをしていると没入感がありすぎて、外部の音が聞こえず困ることがあったこと。またイヤホン自体、あまり付けなれていないせいか、時々煩わしさを覚えることもありました。
そういうわけで「BTスピーカー買うか」と思い立ったんですよね。
BTスピーカーと言っても色々ある
いざAmazonさんでBTスピーカーを探してみると、色々あることを知りました。
この分野にはあまり詳しくなかったので、すぐに見つかると思っていたので意外でした。
大きく分けると
- バッテリー内蔵のポータブルスピーカー
- PCに接続するスピーカー
- シェルフスピーカーなどのやや本格的なもの
こんな感じ。もっとお高いものもたくさんありましたが、それだと「なんでEcho Dot買ったん?」となりそうなのと、予算的な関係でこの辺から絞ることになりました。
PCに接続するスピーカーは、
こんなやつですね。
昔ながらのモニタの左右に置くようなやつです。
本当はこれが良いかなぁと思ったのですが、有線のものが多いのと、デザイン的にどうなんだろう?(PC周りに置くつもりじゃなかったので)と思って、却下。
次に検討したのがブックシェルフ型。
これなんかは1万円弱なので、ちょうど良さそうだったのです。
かなり本命だったのですが、やはりBT接続製品が少なかったのと、単純に置き場所に困ることから却下されました。
そして最終的に残ったのが「BT接続・バッテリー内蔵・防水性能」などを有した「デジタルオーディオ用ポータブルスピーカー」です。
正直「バッテリーや防水は要らない」と思っていたのですが、探してみるとそういうジャンルの商品はないんですよね。
Echoなどの外部スピーカーに特化した商品があっても良さそうですけど。
ただ考えてみると「そもそもスマートスピーカーなのに外部スピーカーが必要な点」という、なんとも複雑な関係性が浮かび上がってきます。単純に無印Echo(かPlus)にしておけば……という気もしないでもありません。
ま、それは置いておいて、商品の選定です。
この手の商品としては、一番売れているらしい「Anker SoundCore 2」が有名らしい。
お値段も5,000円弱とお求めやすいし、これにしようかなと思っていました。
でも「前JBL買ったし、そろそろ国内メーカーも買わないといけないのではないか」という謎の使命感から「そうだ、SONYを買おう」と思ったわけです。特に意味はありません(笑)。
で、買ったのがこれです。
SONYのSRS-XB20。
このシリーズには下位モデルXB10もあります。
正直、ほぼこれを買うことにしていたんですけど、XB20のレビューが結構良かったので、こちらにすることに。
そして、昨日届きました。
大きさは、ほぼ想像通り。Magic Keyboardと比べてみても、横幅でちょっと小さいくらいで、どこにでも置けるコンパクトさ。
カラーはグリーン!
部屋の中に「緑が足りない」と思ったので、グリーンにしてみたのですが、こちらは思っていた以上に緑でした(笑)。悪くはないと、個人的には思います。
「黒」「赤」「白」「緑」「青」の5色展開ですので、お好みのものが選べそうですね。
そして、この色は音楽に合わせて光るんです!
ん? だからどうしたって? ですよねぇ。
[SRS-XB20]をEcho DotにBluetooth接続する
本製品とAmazon Echo Dotを接続するのはBluetoothで行いますが、手順的にはイヤホンの時と同じですので、今回は割愛します(JBLイヤホンのレビューページを参照して下さい)。
また、本製品をコントロールするのに「Music Center」というアプリが必要と書いてあったので、これをapp storeで探してスマホにインストールします。
余談ですが、説明書には「Song Pal」というアプリと書いてありました(変わったのかな?)。また隣にQRコードがあったのですけど、これがアプリのダウンロードURLじゃなくて、SONYのヘルプサイト。ちょっと不親切じゃない?
さて、ちょっとだけこのアプリについて触れておきましょう。
これをapp store(もしくはGoogle Play)でダウンロード・インストールします。
本体の電源を入れておいて、アプリを開くとデバイスの検索画面になりますので「SRS-XB20」をクリックします。これで繋がります。
繋がった状態で「SRS-XB20」をタップすると、このような画面になります。
「設定」では、重低音を強調する「EXTRA BASS」のオンオフ(本体でも設定可能)や、イルミネーション設定(3種類から選べる)や、電源周りの設定などが行なえます。
電源周りの「Power Option」だけ、説明書が不十分だったので書いておきます。
「Auto Standby」は、BTからの入力が15分以上なかった場合に、自動的に電源が切れる機能です。
「BT Standby」はBluetoothスタンバイのことで、上の機能に似ていますが、説明書を見る限り「これをオンにしておくと、BT接続機器と繋がった時に自動的に電源がオンになる」とのことです。
実は、ポータブルスピーカーを選ぶ際に、この点が一番気になっていたんですよね。
つまりEchoから音声が出力されていない状況が「繋がってない」と判断されて、スピーカーの電源がオフになり、再度スピーカー側の電源を入れる必要があるんじゃないか?
自分で調べた範囲では、このSRSシリーズは上記の機能があるので、大丈夫じゃないかなと思った次第です。
ところが「Auto Standby」をオンにした状態で1時間くらい出かけてみたんですけど、帰ってきてもしっかり接続されたままになっていました。
もしかしたら、常に繋がっているということなんでしょうか?
この辺は少し分からないので、色々使ってみて分かり次第、追記したいと思います。
【2018年4月9日追記】
どうも常時繋がっている模様です。
Echo Dotで操作していない場合でも、イルミネーションが光り続けています。
そして、時々勝手に接続自体が解除されてて、その時はオートパワーオフが働いているようで、イルミも消灯しています。
まぁ「スピーカーに接続して」と言い直せば良いだけなので、そこまで不便というわけではありませんけどね。
[SRS−XB20]の良かった点
まず肝心の音質です。事前にネットでレビューを見ていたら「結構良い」と書いてあったので、期待値が高かったのですけど、まぁこの価格帯ならこんなもんかな? という感じです。
悪いわけではありません。
当然ですがEcho Dot単体のスピーカーとは比べるまでもないほど良いです。
少し期待しすぎたかな? というのと、事前にイヤホンでも聞いていたのでDotより少し良い音に慣れていたのもあるかと思います。
JBLイヤホンに比べると、SONYが謳っているように「重低音」の効いた音になっています。
JBLイヤホンはどちらかと言うとクリアな軽い音。SRS-XB20はズンドコ響くような感じです。
オーディオマニアではないので、表現しにくいのですけど、個人的にはこちらの方が良いと思います。
特にロックなどのジャンルは、こちらの方が素直に良い音だなと思えます。
ジャズやポップスも同じですね。ただクラシックはJBLの方が素晴らしいと思いました。
「なんで?」と言われても困ります。そう思っただけなので(笑)。
[SRS-XB20]の残念な点
まず、第一にアプリの存在が意味不明な点。
アプリは音楽管理なども出来るようなことが書かれていましたが、当然そんなものを経由する必要はなく、例えばiPhoneの音楽を出力する時でも、Amazon Musicアプリや、iPhoneのMusicアプリを使えば良いだけです。
強いて言えば、前述したように「電源周りの設定」や「イルミの設定」「音質の設定(EXTRA BASSのオンオフ)」位なのですが、これは本体ボタンで良かったのでは? と思います。
またデザイン的にも、もう少し頑張って欲しかったと思います。
私は始めJBLのポータブルスピーカーを買おうとしてたんですよ。
これね。
好き嫌いはあるでしょうが、これ可愛いですよね。
デザイン的にも面白いと思います。
【2018年4月22日追記】
買いました。
この手の商品は横長のものが多いんですよね。大体同じような形をしています。
だから、もうちょっと物欲をそそるようなデザインなら、もっと良かったかなと思います。
デザインだけで言えば、下位機種のXB10の方が可愛らしくて良いかもしれません。
後、イルミは必要ありませんでした。面白いとは思うんですけど、そんなにスピーカー見ながら聴くことってないですからね。
【2018年4月16日追記】
これはXB20が悪いわけじゃないんですけど、EchoとBT接続している時にiPhoneとの接続に切り替えて、再びEchoに戻す時。
切り替え自体はスムーズなのですが、音量が一気に下がるようなんですよね。
音が聞こえないので、一瞬「あれ? 接続できない?」と勘違いしてしまいますが、実際には再接続自体はできているんですよね。
XB20はマルチペアリング対応なので、複数機種との接続を切り替えはできるのですが、Echoとの連携を考えた場合、ここだけは少しがっかりです。
繰り返しますが、XB20が悪いわけじゃないんですけどね。
まとめ
色々不満点も書きましたが、個人的には買った良かったなと思います。
音質的には(繰り返しになりますが)詳しくないのですけど、普通に良いと思いますし、SONYのスピーカーという点も大きいです。
ブランドに拘るわけではありませんが、ノーブランドのスピーカーを買ってしまうと「あぁ、やっぱりもうちょっと良いの買っておけば良かったかな?」と思ってしまうこともあるからです。
だから、お好きなメーカーのものを買うのが良いと思うんですよ。
最後に「EXTRA BASS」について。
これをオンにすることで、重低音が強調されるのは書きましたが、基本的にはオンで良いと思います。
聴く音楽にもよりますが、素人目(素人耳)には「オンの方が良い音に聞こえる」感じがします。
ズンドコしているからかな?
Amazon Echo関連の記事は「Amazon Echoタグ」からご覧いただけますので、ぜひご覧になって下さいね!
少し長くなってしまいましたが、最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。
それでは、また!
ディスカッション
コメント一覧
田森さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
記事内で書いている「Auto Standby」が「オートパワーオフ」のことだと思われます。
一応、張って頂いているURLを確認してみましたが、Auto Standbyのことは詳しく書いてないんですよね。
記事内でも書いたように「Auto Standbyをオンにすると、15分ではない気がするが、気がつくと切れている」というのは分かっています。
が、田森さんは「オフにしたい」のだと思いますので、夜になると思いますが、帰ったら試してみますので、しばらくお待ち下さいね。
オートパワーオフの件ですが、こちらのページに、オートパワーオフをオフに切り替えるやり方が書いてありますが、どうなんでしょうか。
http://helpguide.sony.net/speaker/srs-xb20/v1/ja/contents/TP0001271518.html
僕も、Echo dotの外部スピーカーを物色してまして、この機種でこれができるなら候補にしたいんですね度ね。
試していないようでしたら試していただけませんか?
田森さん、たいへんおまたせしました。
一応、一通り試してみましたので
https://textfield.net/diary/xb20-auto-poweroff
をご覧下さい。
念のため、付け足しておきますが、田森さんのおっしゃっている方法で、オートパワーオフの切り替えは可能です。