「SONY SRS-XB20」「JBL GO」とAmazon Echo Dotを接続した時の、電源周りの検証
こんばんは、しろもじです。
ブログに、ブルートゥーススピーカー「SONY SRS-XB20」のオートパワーオフに関する質問を頂きました。
SRS-XB20のレビュー記事はこちらです。
一応書いておきますが「オートパワーオフ」とは、スピーカーに一定間隔入力がないと、自動的に電源が切れる機能のことを言います。
よくよく考えたらその辺りは、自分自身でも曖昧になっていた箇所だったことに気づきましたので、今回色々なパターンを検証してみました。
ついでに「JBL GO」についても同じように検証しました。
※注意!:私の環境下での検証結果なので、全ての方に同じ動作が当てはまるとは限りません。
SRS-XB20
まずはSONYのBluetoothスピーカー「SRS-XB20(以下XB20)」から。
いずれの場合も、本体側でオートパワーの設定を行っています。
【本体側でのオートパワー設定の行い方】
- XB20をUSB経由で電源に接続する
- 本体電源ボタンで、電源をオフにする
- +ボタン、ーボタンを同時に5秒以上押し続ける
- Bluetoothランプが白色に3回点灯=オートパワー機能「オフ」
- Bluetoothランプが白色に2回点灯=オートパワー機能「オン」
オートパワーオフ機能を「オン」にして、Dotと接続し、操作しないまま15分
XB20を本体側で「オートパワーオフ機能」をオンにしました。
ちょっとややこしい表現ですが、オートパワーオフ機能とは、マニュアルでは「無操作で15分経過すると、電源が切れる機能」となっていますので、これを有効にしたということです。
その状態でAmazon Echo Dotと接続。
Echo Dotの操作をしない(Alexaと言わない)まま15分置いてみました。
結果は「15分で電源は切れない」ということになりました。
「もしかしたら、無操作の状態でもEchoから何らかの信号がスピーカーに伝わってるのかな?」という疑問を感じましたので、次にEcho自体の電源を切ってきました。
オートパワーオフ機能を「オン」にして、Dotの電源を切り15分
XB20の設定は上のままで、Dotの電源自体を切りました。
結果は「きっちり15分で電源がオフ」になりました。
詳しくは分かりませんが、やはりEchoの電源が入っていると、何らかの信号が行っていて、XB20側の条件が整っていないと考えるのが妥当でしょうか。
一応、XB20のヘルプページには、オートパワーオフが動作する条件として
- スピーカーを操作していない
- 携帯電話やスマートフォンにHFP/HSPでBLUETOOTH接続されていない
- BLUETOOTH接続している機器で音楽(音声)が再生されていない
が、挙げれられています。
「スピーカーを操作していない」が引っかかっているのかもしれません。
更にその辺りを調べたくて、iPhoneと接続してみました。
オートパワーオフ機能を「オン」にして、iPhoneと接続し、無操作で15分
まず、Echoの電源を切ります。
次にiPhoneとXB20を接続し、音楽が再生されることを確かめてから、再生を停止。
そのまま15分待ちました。
結果としては「電源は切れない」ということになりました。
上のSONYの説明と異なりますが(音楽が再生されていなければオフになるはず)、理由は不明です。
ちなみに、iPhoneの(電源は切れないので)Bluetooth接続を解除した状態で、15分置いてみると「電源は切れました」。
最後に「オートパワーオフ機能」をオフにしたら、どうなるのかも見てみました。
オートパワーオフ機能を「オフ」にして、Echoの電源を切って15分
「Echoを無操作」だと、オートパワーオフ機能がオンになっていても切れないことがあるので、念のためEcho Dotの電源も切って試してみました。
結果は「電源は切れない」となりました。
まぁ、当たり前と言えば当たり前なのですが。
まとめ「XB20編」
XB20に繋いだ機種がAmazon Echo DotとiPhoneだけだったので、全ての機種で同じ動作かは分かりません。
Bluetoothプロファイルの関係かなぁ? と思って調べてみたのですが、Echoは「A2DP」「AVRCP」、iPhoneはそれに加えて「HSP」「HFP」などもサポートしているようです。
が、それらは普通「イヤホン系」に使われるものだと思いますので、それが原因とは思えません。
前の記事でも書きましたが「Echoと接続していても、たまに電源が落ちていることがある」のですが、それがどの条件で発生するのかは不明です。
多分、出かけてて帰ってきた時などに切れていることが多いと思うので「コマンドだけじゃなく無音であること」が条件になるのかも?
ただ、電源が切れていても「Alexa、スピーカーと接続して」で、電源が入り接続までできるので、実際の仕様としては、そこまで不便ではありません。
その場合は「Bluetoothスタンバイ」をオンにしておく必要はありそうです(未確認)。
JBL GO
JBL GOの場合は「無操作10分でオートパワーオフが働き、電源が切れる」仕様になっています。
これは変更する事ができないようです。
Dotと接続し、操作しないまま10分
Echo Dotと接続し、音楽を流して接続を確認。
その後、音楽を切って10分以上放置。
結果は「オートパワーオフは働かない(電源が切れない)」となりました。
やはり、Dotと繋いでいる状態では、切れないのが仕様なのかも?
ただし、長時間置いた場合は今回試験していないので、もしかしたら切れるのかもしれません。
Dotと接続後、Dotの電源を切り10分
上記と同様に、繋がった後、今度はDotの電源をオフにしてみました。
結果は「オートパワーオフは働く」となりました。
ただし、10分ではなく15分程度でした。
一応、上の「Dotを接続し、操作しないまま」も15分以上は置いていたので、間違いはないと思います。
iPhoneと接続後、操作しないまま10分
今度はiPhoneと接続したまま、10分以上放置。
こちらも「オートパワーオフは働く」という結果になりました。
ただ、やはり時間は15分程度必要でした。
まとめ「JBL GO編」
XB20とほぼ同じ結果になりました。
JBL GOの場合、Echoと接続して長時間放置することが、時間の関係上できなかったので、その状態でオートパワーオフが働くのがどうかは不明です(繰り返しになりますが、10分では切れません)。
一応念のため「Dotと接続後に、JBLの本体の電源をオフにし、その後『Alexa、スピーカーと接続して』と音声コマンドも試してみました。
結果は「接続できない」となりました。
勝手に電源が入る機能はなさそうです。
JBL GOの電源を入れたら、自動で接続することはできました。
まとめ
ざっくりまとめると
- SRS-XB20をEchoと接続している場合、オートパワーオフ機能をオンにしていても、15分では切れない
- ただし、私の環境下では、時々勝手に切れていることがある
- その場合でも「Alexa、スピーカーと接続して」という音声コマンドで、再接続が可能
- オートパワーオフ機能をオフにしている場合は、いかなる場合でも電源は切れない(ただし、電源に繋いでいる場合)
- JBL GOもほぼ同じ挙動を示す
- ただし、JBL GO側の電源オフ状態からの復帰は、本体ボタンからでないと無理
まぁ、普段はあまり意識することではありませんが、購入を考えている方の参考になれれば幸いです。
今回も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
ブログの最新情報はTwitterで配信しておりますので、ぜひフォローして下さいね。
それでは、また、あした!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません