[今日の創作者向けニュース]セルバンテスが小説コンテストの予告!/KADOKAWAが第26回電撃大賞の応募総数を公表など

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今日は創作者向けのニュースを3つ取り上げたいと思います。

ひとつ目は小説投稿サイトのセルバンテスが、コンテストの予告をしていることから。

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セルバンテスが「第1回レジェンド賞」の開催を予告!

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©セルバンテス・講談社

今年の2月にオープンしてから、ずっとコンテストを開催してこなかったセルバンテスが、いよいよ小説コンテストを開催すると予告しました。

開催期間(募集期間のことかな?)は2019年6月14日〜同10月31日までとのことで、受賞作の発表は2020年2月上旬の予定だそう。

コンテストの詳細は今テイスト開催の6月14日に発表されるらしいので、今しばらく待ちましょう。

セルバンテスさんのTwitterアカウントでは、質問箱を設置してて投稿者や読者の質問に答えているんですよね(極初期のころに、私も送ってみました。どれかはヒミツです)。

そこでも時々「コンテストは開催しないの?」という質問をされていたので、結構要望はあるようですね。

確かに大手出版社が主催する投稿サイトでは、ローンチ時の手順として「オープン告知(コンテスト告知) > プレオープン > 作品募集 > 正式オープン > コンテスト開催」という流れが多く見られますので、逆に4ヶ月も何もなかったのはある意味新鮮な気がします。

極々個人的な感想ですが、セルバンテスさんは「拾い上げもあり得る」と書かれていましたので、敢えてコンテストに走らず1作くらい拾い上げて書籍化すれば、他のサイトとの差別化ができるんじゃないかなぁと思ったりもしています。

「読者ランキング」って難しいですからね……。

現代版の「持ち込み」というような感じで行けば、そういうのがイヤな方を集めることもできるんじゃないかなぁと……まぁ素人考えでしょうね(笑)。

それはそれとして、同コンテストの受賞作はレジェンドノベルスからの書籍化も確約されていますし、案内文には「応募作品すべてをチームの発掘担当が読ませていただきます」とも書かれていますので、そういう部分は好感が持てる部分だと言えそうです。

楽しみに待ちましょう!

KADOKAWAが第26回電撃大賞の応募総数などの速報を発表

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©KADOKAWA

ふたつ目は「KADOKAWAが第26回電撃大賞の応募総数など発表」という話題です。

KADOKAWAが本日発表した内容によると、今年4月10日に締め切られた「第26回電撃大賞」の応募総数は5,182作品に及んだとのこと。

詳細としては

「第26回電撃大賞」応募総数 : 5,128作品
【電撃小説大賞】      : 4,607作品(長編:3,400作品/短編:1,207作品)
【電撃イラスト大賞】    : 406作品
【電撃コミックス大賞】   : 169作品

となっています。

長編小説だけでも3,400作品。

最近ではカクヨムの「第4回カクヨムWeb小説コンテスト」の長編応募数が3,708作品、小説家になろうの「第7回ネット小説大賞」が6,559作品(現時点でコンテストタグが付いているもの)なので、投稿サイト経由でないコンテストとしては流石電撃と言える応募数なのではないでしょうか。

1次通過作品は7月10日以降に、電撃大賞公式サイト(上のリンク先です)や電撃の各誌にて発表予定とのことです。

応募されていた方は、今しばらくドキドキの日々ですねぇ。

カクヨムにブロック機能が搭載

最後はカクヨムに登場した新機能「ブロック」。

これは特定ユーザーをブロックできる機能で、ブロックされたユーザーは

  • あなた自身やあなたの作品をフォローする
  • あなたの作品におすすめレビューやコメントを投稿する
  • あなたの近況ノートにコメントを投稿する
  • あなたが主催している自主企画にエントリーする

ことができなくなります。

ブロックのやり方などは(試せませんので)上記リンク先をご覧下さい。

お知らせページには「ブロックしたことは相手には通知されません」とありますが、とは言え上記の行動ができなくなるのでブロックされた側も気づくことになるのだとは思われます。

個人的には投稿サイトにしろSNSにしろ、この手の機能は使ったことがないのですが(※)「誰でも気軽にコメントやレビューを送信できる」というサイトでは、必要な機能なのかもしれません(要らない場合は使わなければいいだけですからね)。

※これは何も私が「ノーガード戦法」をとっているというわけではなく、たまたまブロックしたいほど誹謗中傷を受けたことがないというだけです。ありがたいことです。

改めて調べてみたんですが、カクヨムには「ミュート機能」はないんですね。

小説家になろうには先日搭載されていました。

まぁミュートの場合は相手にしてみれば「無視されてる!」と誤解を受ける可能性も無きにしもあらずなので、はっきりと「ブロックしてます」とアピールできる方がいいのかもしれません(?)。

前にも書きましたが「ちょっとでも気に入らないと即ブロック」というのもどうかとは思いますが、やはりテキスト主体のコミュニケーションには限界があり、その結果思わぬ行き違いになることもあるとは思います。

その場合に「もうやだ! 退会する!」という前に取れる手段が増えるという意味合いでは、ブロックなどは有効な手段と言えるでしょう。

できれば、そういうことがないようにしていきたいですけどね。

でもこういう機能って、運営側はどういうふうに見ているんでしょうね?

例えば「ブロックされてない人」「ブロックしてない人」「ブロックしまくっている人」「ブロックされまくっている人」などは、当然分かるはずです。

そういうデータって(例えばコンテストのときなどに)参照されたりするんでしょうか?

カクヨムだけの話じゃなくてですね、他のサイトでも同様なのですが、もし私が編集者だとしてある小説が候補に挙がっているとき、多分そういう情報って見る気がするんですよね。

もちろん公に「ブロックが多いからこの方は却下」とは言わないですが、参考にはされるのかなぁ……と。

まぁ、そういうことを心配する前に「もっと小説書けよ!」って話ですが(笑)。