カクヨムのユーザー収益化プログラム導入のスケジュールが公開

小説LABOカクヨム

以前からアナウンスされていた、小説投稿サイト「カクヨム」の収益化プログラムの(ざっくりした)スケジュールが発表されています。

詳細はリンク先ページをご覧下さい。

ざっくりまとめると

8月頃より:ユーザへプログラムの具体的な内容や使用方法、そのルールなどの説明

9月頃より:プログラムへの登録に必要な利用規約などの公開

10月上旬頃より:事前登録の受付

10月下旬頃より:本格スタート

という感じですね。

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何が変わるのか?

具体的に「どのような広告がどこに入るのか」ということが分かっていないため、現時点では何とも言えないところです。

ただ以前のお知らせで

 カクヨムの価値として最も大切なのは、良い読書体験を提供することであると考えています。そのため、広告の掲載位置は念入りに検討し、なるべく読者の体験を妨げない適切な位置での表示を模索していきます。また、ローンチ後も広告の表示方法は継続的に見直す予定です。

「カクヨムのユーザー収益化プログラムに関する質問にお答えします|カクヨム』より引用

と言っていますので、無茶苦茶なところに広告が入ったりなどはないはずです。

「広告」と聞くとなんだかネガティブなイメージをする方もいらっしゃるかもしれません。ただTVやラジオなどの旧来からあるものや、スマホのゲームなどでもそうですが、多くの無料で提供されているコンテンツのほとんどは「広告」によって収入を発生させています。

前にも書いたことがあるのですが、広告収益のモデルはフリー時代には欠かせない要素になっていくのだと思います。

ただ「広告収入が入るんだ! これで小説で暮らしていける」とはなりません。広告は(当サイトもそうですが)PVとクリック数によって収益が決定します。多くのブログに導入されているGoogle AdSenseでは、おおよそ1PVあたりの収益が0.2円から0.5円程度と言われています(もちろん幅があるので、それ以上のときもありますし以下のときもあります)。

0.2円だとしたら100万PVで20万円です。ちょっと苦しいですね。しかもこれは毎月のPVになりますので、小説の累計PVではないのが注意点です。毎月20万円の広告収入を得ようと思ったら、毎月の小説のPVが100万必要というわけですね……。

なので「これだけで生活できる」とは当然ならないわけですが、それでも「収益0」と「書籍化」の間に「いくらかでも収益がある」という選択肢ができたことは、歓迎すべきことですよね。

また先ほども書きましたが「広告」や「収益」に対して「それは嫌だな」という想いを抱かれる方も多いとは思います。ですが(あくまでも私の個人的な感想ですが)小説を書くということは、書いていない人よりも、そのことに時間を費やしているわけです。

中には遊びに行きたいのを我慢して書いている方もいらっしゃるでしょうし、仕事から帰ってきて「もう寝たいわ」と思いつつも眠い目をこすりつつ書いている方もいらっしゃるでしょう。

そういう方にある程度の「見返り」があることが悪いことだとは私には思えません。

もちろんこの収益化プログラムは「ユーザ(投稿者)」によって選択できるわけですから、どうしてもそれが嫌だという方は導入しなければよいわけです。

ひとつ気になっているのは「プログラム導入者の投稿ページにだけ広告が入るのか?」という点ですね。未導入者のページに広告が入らない、ということであれば、それはそれで「広告を入れない」という差別化ができるわけです。

ですが「全てのページに広告は入る」というのであれば未導入者はただ単に「もらい損ない」ということになってしまうわけですよね。これはちょっと良くないと思われます。

とまぁ、色々書きましたが、上記のカクヨムのお知らせページには「ご意見・ご要望フォーム」が載っています。色々な意見があると思いますので「これは言っておきたい」ということがあれば、早いうちに伝えておくといいかもしれません。

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