ライトノベルレコメンドサービス「キミラノ」が正式にオープンしたので、早速使ってみた

小説LABOBOOK☆WALKER,カクヨム

先日の記事でお伝えしていた、KADOKAWAのライトノベルレコメンドサービス「キミラノ」が3月19日に正式オープンしましたので、早速使ってみました。

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ログインはTwitter、Googleアカウントで

まずはキミラノにアクセスしましょう。

トップページはこんな感じ。

キミラノトップページ
©KADOKAWA、キミラノ

一瞬ログインの場所が分からず迷ってしまうのですが、画面右上にある「パートナー」をクリックすると

キミラノツールバー
©KADOKAWA、キミラノ

ログインが必要と表示されます。

キミラノログイン画面
©KADOKAWA、キミラノ

「利用規約及び会員規約に同意する」にチェックを入れて、TwitterかGoogleアカウントでログインができます。独自の会員登録はない模様?

私はTwitterでログインしてみました。

ログインすると、まずはマイページ設定というものが表示されます。

キミラノ マイページ設定1
©KADOKAWA、キミラノ

「読みたい」と思うものを選択とのこと。複数可能なので、好きなだけ選べば良いみたいです。

ただ、キミラノを利用するような方は、既にライトノベルファンであると思われますので、これらの作品がどういうジャンルのものなのかをご存知だとは思いますが「ラノベってあまり知らないんだよね」という方にとっては、この選択肢はちょっと不親切かもしれません。

続いてマイページ設定2の画面になります。

キミラノ マイページ設定2
©KADOKAWA、キミラノ

今度は分かりやすいですね。ただ、こっちはひとつだけ。ちょっと悩みますねぇ。

初期設定が終わると、キミラノ最大の特徴に思える「パートナー」が表示されます。

キミラノ 初期設定完了画面
©KADOKAWA、キミラノ

私の場合はこのレオンさんになっていたのですが、これは画面右下にある「設定」からいつでも変更できるようです。

キミラノ
©KADOKAWA、キミラノ

「パートナー設定」をクリックすることで、パートナーの一覧が表示され変更可能になります。

キミラノ 設定
©KADOKAWA、キミラノ

選べる6人のパートナー

パートナーは全部で6人。

綴野つむぎ。

キミラノ つむぎ
©KADOKAWA、キミラノ

皐月レオン。

キミラノ レオン
©KADOKAWA、キミラノ

ノエル・ミルフォード。

キミラノ ノエル
©KADOKAWA、キミラノ

柴藤綾乃。

キミラノ 綾乃
©KADOKAWA、キミラノ

ディアナ。

キミラノ ディアナ
©KADOKAWA、キミラノ

猫屋敷華恋。

キミラノ 華恋
©KADOKAWA、キミラノ

個人的には特に不満はないのですが、6人もいるのなら一人くらい男の子がいた方が良いと思うのですがどうなんでしょう?

ロボット(人工知能とかアンドロイドとか)や、おっさん、おばちゃん、じいさん、ばあさんみたいにバリエーションがあると面白いと思ったりもします。

まー、ラノベですからね。しょうがないのかな。

パートナーがおすすめしてくれる

確か初期設定ではSAOは選ばなかったはずなのですが、レオンさんはこれを読め、とおすすめしてくれます。

キミラノ レコメンド
©KADOKAWA、キミラノ

画面の赤い枠の部分には、最初「読んだ」とか表示されていましたが、うっかり「スキップ」を押してしまうと、このように変化します。

次々におすすめしてくれるというよりは「まずはこれを読め」という感じなのかもしれません。

ちなみに吹き出しにセリフが入っていますが「タップして次のメッセージを表示」をクリックすると、メッセージが変化します。

それに合わせてパートナーの表情も若干変化するという芸の細かさ!

ただ、折角のセリフが画面下に押し込まれてしまっているのが少し残念なところです。右上の方が広大に開いているので、こっちの方がいいんじゃないかな? と思ったり。

本棚には読んだ本などが表示

画面右下に表示されている「キミの本棚」をクリックすると、今まで読んだ本の一覧や、読みたいに追加した本などが表示されます。

キミラノ 本棚
©KADOKAWA、キミラノ

キミラノでは「試し読み」ができるのですが、ここの「読んだ」はそれとは連動していないようで、画面の「読んだ」をチェックすることで「読みたい」から「読んだ」へと移動する模様。

一瞬「意味あるのかな?」と疑問に思いましたが、恐らく

  1. キミラノで作品をチェック
  2. 気になる作品があったら「読みたい」にチェックを入れておく
  3. 本屋さんやネット書店で、それらを見ながら書籍を買う
  4. 買って読んだら「読んだ」にチェックを入れる

というものを想定しているのだと思われます。

言い換えれば「ラノベのリマインダ」という感じでしょうか。

作品の下には、電子版として「BOOK☆WALKER」が、紙書籍として「Amazon」へのリンクが表示されています。

©KADOKAWA、キミラノ

AmazonからでもKindle版は買うことができますが、KADOKAWAの場合新刊のKindle版はちょっと遅いので、そこは注意が必要かもしれません。

書籍の評価機能も実装されており、KADOKAWAらしく星での評価や「感動した」「泣ける」「甘酸っぱい」などのな中から選ぶこともできます。

©KADOKAWA、キミラノ

また、読書メーターに投稿されたレビューも表示されるようです。

カクヨムでパートナーの二次創作を募集中

小説投稿サイトカクヨムで、6人のパートナーの二次創作小説を募集しています。

小説作成画面で「種類・ジャンル」で「二次創作」を選択後、ドロップダウンリストから「キミラノ」を選択すると良いようです。

今のところ、ここに投稿された二次創作作品が、どのような扱いになるのかは分かりませんが、興味のある方は要チェックですね。

まとめ

ずっとラノベを追っているような方であれば、誰の作品がお気に入りなのか、どんなジャンルが好きなのか、というのがあると思いますが、それほどではない方、初めて手にしようという方にとっては、どれを読めばいいのかさっぱり分からないこともありますよね。

例えば、書店に言って書架を眺めたり、AmazonやBOOK☆WALKERなどで一覧から探したり、出版社のウェブサイトをチェックしたりという方法もありますが、なかなか俯瞰して眺めたり、自分に合ったものがどのようなものなのかは分かりにくいものです。

そういう意味では、レコメンド=推薦してくれるというのは、良いサービスであると言えます。

一方で、これはしょうがないのですがKADOKAWA作品に限定されることで、全てのラノベを網羅しているわけではないのは残念なところです。まぁ、KADOKAWA運営ですからね。そりゃそうなんですが。

また、思ってたよりパートナーが前面に出てこないのは意外でした。

イメージ的にはパートナーとのやり取りをしながら、おすすめのラノベをガンガン表示してくるのかな? と思ってたのですが、わざわざパートナーボタンをクリックしないと表示されないので、使い方によってはあまり活用されていないように思われます。

とは言え、まだまだスタート直後ですから、これから色々改善されていくのだと思われます。

個人的な予想では6人のパートナーは、そのうちVtuberデビューするのではないかな、と思ってたり。

CG起こしたり声優さん起用したりと、結構予算掛かりそうなので、それはないかな?(笑)

「ラノベを読んでみたい」「ラノベを書きたいので、勉強したい」という方は、一度キミラノを利用してみると、思わぬ作品に出会えるかもしれませんね。

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