出先で小説などを書くのに最適なデバイスは何だろうか?

小説LABOMac,ポメラ,小説執筆

小説やブログなど文章を書くために必要なデバイス。

もちろん「紙とペンがあれば十分よ!」ということもできますが、ネットにアップロードが当たり前の時代では、逆にそれも手間になってしまいます。

そこで今回は「それら文章を書くために、どのようなデバイスを選定するのが良いのだろうか?」ということについて考えてみたいと思います。

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前提条件

最初にお断りしておくとが何点かあります。

まず「何を選ぶかは、その人次第」ということ。

それを言ったらこの記事自体の存在価値がなくなってしまうのですが、まぁそこは「同じ悩みを抱えている人のたたき台になればいい」と思って頂けると幸いです。

次に今回選定するデバイスはどのようなものかということ。

例えばお金に糸目をつけなければ、いくらでもいいデバイス(=ノートPC)を買うことができます。

またスマホは除外します。おじさん、どうしてもあのキーボードで長文打てないので。

ですから次の点を考慮して選ぶことになります。

  1. テキスト入力にのみデバイスを使用
  2. 価格は最小限
  3. OSは問わず
  4. 外で使うこと限定

つまり「ネットや動画を見たり、絵を描いたりはしない」ということですね。

あくまでも小説やブログなどのテキストを入力するためのデバイスというのが選定基準となります。

また今回は家の外で使うことを前提にします。

ですから、できれば家にあるPCとの連携もスムーズに行くほうが良いと言えるでしょう。

まぁこの点はクラウドで同期すればいいので、それほど困ることにはならないとも思いますけどね。

ポメラはもういない

ここまで聞いて皆さんの脳裏をよぎったデバイスがあるのではないでしょうか?

そう「ポメラ」です。

KING JIMから発売され、一世風靡したモバイルデバイス。

私もDM10とDM100を持っていた口なので、ポメラには思い入れがあります。

DM10はどこかで紛失してしまい、DM100は先日起動させたら画面が半分ほど映らなくなっていました……。

そこで新しいポメラを買おうとKING JIMのサイトを見ていて気づいたのが

ポメラ、もう販売停止になっちゃたんだ……

もちろん、Amazonにはまだ在庫はありましたし、他でも売ってることは売っています。

ただ販売終了となったデバイスを買うのは少しだけ躊躇してしまいますよね。

実はこれが今回のデバイス探しの旅の出発点になります。

ポメラに変わる新しいデバイス。

そんなとき、あれは登場しました。

Macはオーバースペック?

先日当サイトでも記事にしたMacBook Air(MBA)です。

「これが運命……!?」

私がそう思ってしまったのも無理のないことだと言えるでしょう。

円安の力に圧倒されつつも「買うぜっ! 貯金を崩すぜっ!」と通帳を握りしめたとしても、誰も私を責めることはできないはず。

でも、ブログ記事を書いて一晩寝て思いました。

そんなスペック要るか?

いや、絶対に要らない。

そもそも家にはMac miniがあるので、絶対に家ではMBAは使いません。

そしてお外で使うにしても、スタバには滅多に行きませんし、ドヤれないMBAなど実力の半分も引き出せていないと言っても過言ではないでしょう。

あくまでも個人的な使用想定は「バイクでブラブラしたり、キャンプやデイキャンプなどで、ポチポチ文章を打ちたいなぁ」という感じなので、MBA(16万円)は流石にスペック的にもお値段的にもオーバー気味です。

iPad Proをお忘れでは?

そもそも私は2020年iPad Proを持っていました。

もちろんiPad Proは動画編集や動画閲覧などで、現役バリバリ活躍中です(主に後者で)。

そのiPad Proを最大限に活かすために、iPad用のMagic Keyboardも買っていました(正確には新しいのをMac用にして、お古をiPadに)。

つまりこれを持って「お外で文章作成」をするつもりだったわけです。

というか、実は一回やっていました。

やってみて困ったことが発覚したんです。

それは前述したように外(アウトドア)で使おうとすると、どうしても膝上にデバイスを置いてタイピングするようになります。

そうなるとiPad+MagicKeyboardのような組み合わせだと、使用ができないんですよね。

机にiPadを置いて、膝上にキーボードを置けばいいと思っていたんですけど、デバイスの距離が遠すぎて、かなり見えづらいということが判明。

というわけで、やはりノート型デバイスが最適解だという結論に達しました。

Win機は高い!

MBAは高すぎる。

そうなるとやはりWin機(Windows搭載PC)。

ですが、Win機でも4,5万程度の価格帯だと、かなり動作が重いことが多いんですよね。

また、バッテリー駆動時間の問題もあります。

MBAみたいに18時間……とまではいかなくても、せめて半日(≒12時間)程度のスペックは欲しい。

そうなると、どうしても10万オーバーになっちゃうようなのです。

「いや、そこまで出すのならMBA買うわっ!」「いや、でもMBAほどのスペックは要らないでしょ?」

そんなやり取りを無限に繰り返した後、とある解決策に出くわしました。

最近話題にならなくなったアレ

少し前、ちょっとだけブーム的なものになりかけたような感じだったのに、気がついたらいつの間にか空気みたいになったアレ。

そう、Chrome Book

教育関連ではまぁまぁ使われているとかで、終わってしまったデバイスではないみたいですが、普通の人はあんまり持っているという話は聞きません。

私自身も「Androidユーザのためのものでしょ?」くらいの認識でした。

ただ考えてみると最初に提示した条件にぴったりなんじゃないかな、と思えるように。

  1. テキスト入力にのみデバイスを使用
  2. 価格は最小限
  3. OSは問わず
  4. 外で使うこと限定

Chromebookを使っている方のレビューなどを拝見すると「動画を見るとカクつく」とか「エクセルが使えない」とか「Androidアプリが使えないものがある」という不満点があるようでしたが、テキストオンリーな私にしてみれば、そういうのはどうでもいい話です。

そこでいくつかピックアップしてみました。

これ以外にも激安Chromebookはあったのですが、あまりにも知らないメーカはちょっと怖いということもあり、最終的にこの辺りに。

ただそれでもセールがない状態では3万〜4万円くらいになっちゃうんですよね。

十分安いとも思いますが、どうせなら次のAmazonセールを待ってみるか、そう思っていたとき、三番目の機種(HPのね)に別バージョンがあることを知りました。

それがこれ。

価格コムモデルですね。

お値段は記事執筆時点で28,800円

スペック的にはAmazonモデルの方が良さそうなのですが、少しでも安いデバイスをということを考えるとこちらの方が良さそう。

というか、実はもう買っちゃいました(笑)。

まだ届いてなく、16日くらいになる模様です。この辺り、Amazonの発送日に慣れていると、とてつもなく遅く感じられちゃいますよね。

まとめ

買ったあとで「うーん、やっぱりもう少し良いデバイスの方がよかったかなぁ」とか「そもそもMBAが欲しいのならMBAを買うのが正解だったんじゃないの?」とか、色々脳裏をよぎったりしていました。

でも改めて考えてみると、上述した私のような使用方法であれば、ある程度安価なデバイスの方がガシガシ使えて良い気もしてきたんですよね。

だって、キャンプ地にMBA持ってって、うっかり地面に落としちゃったら「あぁ、傷が!」とか凹んじゃいそうですもんね。

そういう意味でも「バッグにポイッと放り込んで出かけられるデバイス」というのは、案外良いかもしれません。

初Chromebookなので、使い勝手や肝心の文章作成はどうなのかなどは、またブログ記事にしていきたいと思っています。