小説執筆用PCで、WindowsかMacかで悩んでいる方へ

2018年1月15日小説講座小説執筆, Windows, Mac, Apple

こんばんは、しろもじです。

 

本記事は「小説用にPCを買いたい! でもウィンドウズにするか、マックにするかで悩んでいる」という方向けの記事になります。

※「MacはPCではない!」という議論は、今回関係ないので割愛します。

 

小説を書くツールというのは、本当に色々あります。WinやMacなどのPCは基本としても、今時であればタブレットであったり、スマホで書いているかたもいらっしゃるかもしれません。

公募中心であれば「原稿用紙だっ!」という方もいるでしょうね。尊敬します。

それ以外でも、以前記事に書いたキングジムの「ポメラ(POMERA)なんかもありますよね。

一応補足しておきますが、上の記事は「ポメラは小説執筆に向いていない」というものではなく「邪念に振り回されず執筆に専念したいから、という理由でポメラ買うのは間違いです」という記事です。

ポメラは何も悪くありません。現に私も使っていますし。

 

ここではノートもしくはデスクトップを買うとして、WinとMacどちらが良いのか? というのを考えてみたいと思います。

 

とは言え結論としては「好きな方を使いましょう」ということになります(笑)。

そこでWin、Macそれぞれの長所などを見比べて、ついでにタブレットなども加えて、それぞれ見ていきたいと思います。

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Windowsデスクトップの魅力・欠点

WindowsデスクトップPCの魅力

これは「拡張性の高さ」が一番に挙げられるでしょう。

購入するPCケースによりますが、大手メーカー製ではなくBTO(Build to order 注文時にある程度のカスタマイズができるPC)で購入すれば、後々メモリを増設したり、HDDをSSDに換装したりして、スペックを上げていくことができます。

※大手メーカー製PCでも、後からカスタマイズは出来ないことはないのですが、最近の薄型PCや一体型PCの場合、理論上出来ても現実問題としてほぼ不可能、という感じになっています。

また同程度のMacデスクトップを買うことを考えれば、随分お安く手に入れることができます。

ただし、大手のメーカー製PCはやはりそこそこの値段がします。

その分サポートも厚いので「PCに詳しくない。周りに頼れる人もいない」というのであれば、それ込みの値段だと思って買うのもありかもしれません。

 

昔ほど「自作なら安い」ということはなくなりました。しかし、上に書いたように「拡張性は高い」ので、2台目などを組む際に、前のPCのパーツを流用したりすることも、場合によってはできます。

 

また、PCでゲームをしたいという方は、Windowsのデスクトップがおすすめ、というかほぼ一択になります。ゲーミングノートなんていうのも最近は多いですが、やはりちょっとお高めですし、拡張性にも難があります。

Windowsデスクトップの欠点

はっきり言って「Windowsのデスクトップ」自体に、そんなに欠点は多くないと思います。

あくまで強いて言えばですが「持ち運びができないこと」「OSのライフサイクルが短め、かつ有料」くらいでしょうか。持ち運びはWindowsに限らずですけどね。

OSはMacのOSが、現在バージョンアップが無料で行えるのに対し、Windowsは一応有料です。Win8からWin10へのアップグレードの際に、一時期無料の期間がありましたが、原則としてはOS代金が必要となります。

 

Macデスクトップの魅力・欠点

Macデスクトップの魅力

Macのデスクトップは……これ、ちょっと難しいんですけど、今の段階だとあんまりないんですよね。

Mac自体は素晴らしいんですけど「デスクトップ」という括りでは、現時点では少し微妙です。

そこでMac自体の使い勝手について、少し語っておきたいと思います。

 

MacはWindowsに比べて、あまり自由度の高いOSではありません。

しかしその分、使い勝手という点では、Windowsに勝っていると思います。

インターフェイス的にも、Windowsのように「この設定を変えるのはどこなのか……?」ということで悩むこともほとんどありません。

マニュアル的なものもなくても、ある程度勘で使えてしまう、そんな感じです。

またハードとOSを作っているのが同じ会社なので、Windowsのような「パーツの相性」などの問題もほとんどありません。

 

Macデスクトップの欠点

Macのデスクトップの欠点としては、まず「Windowsに比べて割高である」という点です。

Windowsのように、色々なメーカーが発売しているわけではありませんから、価格競争力が働きにくく、どうしても価格は高めになってしまいます。

 

また拡張性の低さも挙げられます。

少し前のMacは、そこそこ弄れたんですけど、今のMacは基本的に自分でパーツを変えるようにできていません。

決してできないわけじゃないんですが、WindowsPCに比べて少し敷居が高いんですよね。

 

後は「Apple自体がMacに力を入れなくなってきている?」と言う問題もあります。

iMacなどは最近アップデートされましたが、ベースグレードのMac miniや、フラッグシップのMac Proなどは、長いこと放置されています。

MacのCEOのティム・クックは「Macも大切」と言っていますので、今後ラインナップが変わるかもしれませんが、2018年1月時点では「今買うのは微妙」かもしれません。

 

Windowsノートの魅力・欠点

Windowsノートの魅力

WindowsノートPCの魅力は「比較的低価格で購入できる」ことです。

例えば「小説執筆と、ネット閲覧ができればいい」というのであれば、最もベストバイになるPCでしょう。

安いやつだと3万円くらいで買えちゃいますからね。

ただ、その辺のPCはスペック的には少し低めなので、あくまでも上記の用途だけなら十分ということです。

 

また種類が多いのも魅力です。

選択肢が増えるということは、自分の用途に合ったものを見つけやすいということでもありますからね。

 

Windowsノートの欠点

欠点らしい欠点もないのですが、強いて言えば「OSのアップグレードが難しいので、製品寿命が短い」ことが挙げられます。

Macの場合は、上にも書きましたが「OSのアップグレードが無料」のため、比較的長く使うことができます。

しかしWindowsの場合、OSを新しく買い直さないとアップグレードできません。

加えて、そこそこのスペックがないと「新しいOSを入れたら重くなった」ということになることもあります。

まぁ、古いOSでもサポート期間中は使えるので「最新じゃなきゃヤダヤダ」という方でなければ、そのまま使えばいいだけです。

 

あと、お求めやすい価格帯のWinノートは、その分スペックも控えめなので、後で色々やりたいことが増えてきた時に、ストレスになることもあります。

2017−2018年辺りの情報で言えば、メモリが4GBだったり、ストレージ(データを入れておくもの)がHDD(ハードディスク)だったりします。

グラフィックチップも当然オンボードなものになりますが、そのスペックもあまり高くないため、画像や動画を触ろうとしたら、結構重くて使い物にならないこともあるかもしれません。

その辺は価格とのトレードオフだと思うので、先程言ったように「小説執筆やウェブブラウズ」と割り切れば問題ないんですけどね。

 

主にWindow系のPCのスペックの見方などは、以下の記事をどうぞ。

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Macノートの魅力・欠点

Macノートの魅力

Macノートの魅力は上でも書きましたが、何と言っても「使い勝手の良さ」です。

人にも依るかもしれませんが、Windowsを使っている人がMacに触ってしまうと「もう戻れない」と思う人も多いのです。

私の感想ですが、特にトラックパッドの出来は秀逸で、一度これを使い込んでしまうと、Windowsのトラックパッドは使えません。

と言うか、Windowsのマウスでも違和感を覚えてしまうことが多いです。

 

私の一番お気に入りの使い方は「仮想デスクトップ」です。これはWindows10でも実装されていますが、Macの場合は仮想デスクトップをトラックバッドで行き来できます。

例えばデスクトップ1にエクセルなどのファイルを開いておきますよね。デスクトップ2には小説などのテキストを広げておきます。

その状態で小説を執筆している時に、すばやく指三本でトラックパッドをスワイプすると、デスクトップ1のエクセルに移動できます。一瞬です。

え? どういう時に使うのかって? それは……秘密です(笑)。

 

また、Macノートを外部ディスプレイに繋いで、デスクトップMacのように使うこともできますので、今のMacのラインナップなら「Macノートを買って、家ではデスクトップとして。外に出る時はそのまま持ち出し」なんて使い方がベストですね。

ちなみに、私がメインで使っているMacbook airは2011年製なのですが、ほぼ問題なく現役で使えています。

これは前述したように「OSのアップグレードが無料である」という点と「ストレージがSSDである」ということが理由です。メモリは4GBと貧弱なのですが、SSDのお陰でほとんどストレスなく使うことができます。

ただ、用途的にウェブブラウズと小説を書くことくらい、たまにペンタブで絵を書いたりGIMPという画像処理ソフトを使うくらいの比較的軽い処理だけにしているからですけどね。

 

Macノートの欠点

これはやはり「Windowsノートに比べると高い」ことになります。

新品のMac book airでも10万円から、薄型のMacbookなら15万円、Macbook Proなら20万コースになりますからね。

 

ただその分「リセール(売値)」も良いので、手放す際に値段が付くことも多いです。Windowsだと二束三文になることも多いですから。

あと、上に書いたように「長く使える」ので、コスパとしてはそんなに悪くはありませんけどね。

 

ただやっぱり、少し高いのです。

 

タブレットの魅力・欠点

タブレットにも色々ありますが、総じての魅力としては「持ち運びがすごく楽」なこと。

ノートも薄型化されていますが、やはりタブレットの方がまだ軽いものが多いです。

後はタッチ操作ができることも魅力ですね。

キーボードやマウスがなくても、操作が簡単です。

 

一方で文字入力に関しては、多少妥協しないといけないと思います。

iPad ProやSurface Proなどで、盛んに「キーボード付きカバー」などが宣伝されていますが、やはり使い勝手ではノートに一日の長があります。

特に文字入力が主となる小説執筆では、多少不利になる可能性があります。

 

ただし、最近はペンデバイスも良くなってきているので「外出先では、それらを使ってメモ」「家に帰ってからPCで清書」という使い方は魅力的ですね。

 

スマホの魅力・欠点

スマホは、もう私が解説するまでもないと思いますが、何と言っても「どんな時でも、大体手元に持っている」ことが特徴ですね。

何か思いついた時などに素早く入力できるデバイスとしては、スマホが最も適しているのでしょう。

 

一方で長文執筆には、やはり厳しい気がします。

中にはスマホだけで小説書いちゃう方も多いと聞きますので、フリック入力のほうが速いという方にとっては、それもありですね。おじさん的にはとても信じられないのですが……。

 

まとめ

色々書いてきたので、境遇別に少しまとめてみます。

 

「安いのが良い。持ち運びたい」

 →Windowsノート

「ゲームもしてみたい」

 →Windowsデスクトップ

「長く使いたい。家でも外でも使う」

 →Macノート

「絵とかも書いてみたい」

 →iPad Pro + Apple Pencil

「小説さえ書ければいい」

 →(番外編)ポメラ もしくは 原稿用紙と鉛筆

 

個人的にはMacノートが一番おすすめです。

Macノートは基本的に全てストレージがSSDなんですよ。SSDと言うのは「Solid State Drive・ソリッド ステート ドライブ」と言って、簡単に言えばUSBメモリなどと同じ構造なんです。

 

ハードディスクドライブ(HDD)は物理的に回転している円盤に書き込んだり、読み込んだりしているので、どうしても速度が遅くなります。

その点SSDであれば高速で処理できるので、それだけで速いんですよね。

 

だから、古いMacでもそこそこキビキビ動かせることができます。重いソフトなんかを動かそうとすると、流石に重いですけど、ネットや執筆程度なら楽勝です。

 

だから、もしWindowsのノートを買う場合でもSSD搭載にしておいた方が、快適に使うことが出来ると思います。

 

次におすすめなのはWindowsデスクトップです。

これは拡張性が高いので「始めは安く買っておいて、後から交換していく」という使い方もできるからですね。

ただ、パーツの互換性などの問題もあるので、必ず出来るというわけではありません。

 

今日は少し幅の広いテーマを扱いましたので、やや駆け足になってしまいましたが、もしPCを買うのに悩んでいるという方の一助になれば幸いです。

Mac関連は、今後も色々書いていきたいと思います。

 

それでは今日はこの辺で。またあした〜。