執筆の波について考えてみた

小説LABO

私は約1年ほど前から、毎日小説を書く時間を作るようにはしていまして、最近は特に「小説家になろう」に『きみとぼくのダンジョン再建記』を連載中(毎日投稿)しているせいもあり、以前よりも小説を書く時間を増やしています。

しかし、そうは言っても、書ける時間は限られています。

その限られた時間の中で書いていると、2話分くらい(≒7,000字)書ける日もあれば、1,000字にも満たない日もあります。

その「波」って一体どうしてあるのだろう? ということを考えたのが本記事になります。人に依ると言ってしまうと確かにそうなので、あくまでも「あぁ、そういうこともあるよね」程度に読んでもらえると幸いです。

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続きが思いつかないわけではない

まず前提としての話ですが「続きが思いつかない」というわけではありません。

前にもお話していたように、今回の小説は「カクヨムに投稿したものの改訂版」だからです。しかも今度はプロット有りです。

今書くべき話、今後書くべき話は決まっています。

それでも書けない。そういうケースになります。

「小説を書くのは好き。続きに何を書くのかは決っている。でも書けない」

何言っているのか分からないかもしれませんが、そういうこともあったりしますよね?(ね?)

一方で、驚くくらい書けてしまう日も確かにあります。

「寝なきゃいけないのに」「ご飯が冷めちゃうのに」手が止まらない。

この違いは何なんだろう?

実はこの答えは、私の中でもまだ微妙なところです。

体調という要素は確実にあるとは思います。極端な話、熱出して苦しいときは流石に書けませんからね。

そこまでいかなくても、疲れてクタクタ、そんなときもあります。

でも、本当に家に帰った途端グテーってなる日って、私の場合はそこまで多くはありません。

せいぜい「はぁ〜疲れたぁ〜」という程度で、机に向かってキーボードを打つことすらできないのか、と言われるとそんなことはない、という感じの日がほとんどです。

他には「自分の小説の面白い部分(自分が面白いと思っている部分)」と「あまり面白くはないけど、書かなきゃいけない部分」を書く場合という違いもあるかもしれません。

個人的には「面白くないと思えるパートは、できるだけ削るべき」とも思っていますが、そうは言っても書かなきゃいけないこともあったりしますからね。

まぁ結局、波の正体については「色々な要素があってひとつに特定はしにくい」というのが現在の結論です。

できるだけ、下がる要素は減らした方が良いのは確かですけどね。先程言ったように「面白くない話は書かない(もしくは面白くなるように変える)」とか「体調管理をやる」みたいな努力は必要かもしれません。

でも、どうしても避けれない波はある。

それはどうしたら克服できるのか?

実は以前にも似たような話を書いたことがあります。

以前の対処法に加えて、いくつかやってみた

リンク先のページでは「書きたいのに書けないときの対処法」として

  1. 時間割を作る
  2. 5分だけ手を付ける
  3. 時間を超過しない癖をつける
  4. バランスに気をつける

ということを書きました。

中でも「5分だけ手を付ける」はとても有効な方法だと思っています。

とりあえずやっちゃう。やっちゃうと、なんだかノッてきてするする書けてしまうということは結構ありますよね。

ただ、本当に酷いときと言うのは、それでもできない、書けないわけです。

そこでいくつか新しい対処法を試してみました。

対処法 その1「スマホの通知を切る」

なんとか書き始めたとしても、横槍が入った途端作業が中断してしまう。

その原因は主にスマホにあります。スマホにメッセージやメールが来たりして通知音が鳴る度に、動き始めた手が止まることはよくあることです。

それを防ぐため、スマホをミュートしてみました。電源を切っても良いのですが、極々稀に緊急の電話が入ることも無きにしもあらずなので、そこまではできませんでした。

ミュートして画面を下にして置いておく。

これだけでも随分効果はありました。

やはり外部からの聴覚や視覚情報は、シャットアウトした方が良いのは間違いないようです。

ただ、やってて思ったのですが、これは「集中力を高める」ためのものであり(短期集中)、波を解消できるものではありませんでした。

本当に書けないときは、無音にしても何をしても書けません。

対処法 その2「気分転換をする」

「小説を書かなくては」という気持ちが空回りしているのではないか?

そう思って、気分転換をしてみることにしました。

やってみたことは以下の通り。

  1. 近所に散歩に行く
  2. 部屋の掃除をする(拭いたり、コロコロしたり)
  3. ネット探索をする
  4. ゲームをする

当たり前ですが、3と4は全然ダメでした。

1は意外と良かったのですが、着替えて散歩に行って、帰って部屋着にまた着替えるという行程が意外と時間を取ってしまうので、小説を書く時間が減ってしまうというデメリットがありました。

その点2は時間も取られず、すぐに止められるので良かったのですが、こちらも「波の問題ではなく、ただ単に書くのに詰まったときに有効」であることに気づきました。

続きに何を書くか決めていたとしても、文章で悩むことがあるじゃないですか。そういうときには、ちょっと手を動かすというのが有効な模様です。

対処法 その3「いっそやらない」

「やれないときにはやらない」

これは一番悪手でした。

何事もそうだとは思いますが「毎日続ける」ということは、とても大切なことです。

たった1日でも空いてしまうと、元の調子に戻すのがとても大変でした。

ましてや、連載前に1週間以上書かなかった日が続いていたあとは、本当に小説の書き方すら忘れてしまったかのように思えてしまいました。

人によってはそんなことはない方もいるかもしれませんが、個人的にはあまり推奨できないものです。

「小説を書きたい!」と思ったとき

で、結局「どうしたら良いんだろう?」と、長い間結論が出てこなかったわけです。

そんなとき体験したある出来事で「あぁ、なるほど」と思ったことがあります。

ある日、仕事で「全く生産的ではない仕事」をやらないといけないことがありました。

自分の中では「無駄。意味がない。しない方がむしろマシ」と思える仕事だったのですが、如何せん業務命令です。やらないわけにはいきません。

その仕事内容を詳しく言うことはできませんが、極端な言い方をすれば「ぼーっとしているだけ」の仕事です。

監督役と言えば聞こえは良いのですが、直接何か支持をするわけでもなく、別にいなくてもいいのだけれど、一応いないと法律的なことや会社ルール的な関係でダメよ、というものです。

「いなくても回っている仕事を見ているだけの仕事」ほど無駄なものはありませんよね。

そのときに「あー、こんなことをしているくらいなら、小説を書きたいなぁ」と思ったんです。

で、ふと「無駄なことをすれば良いんだ」という結論になったんですよね。

ネット徘徊にしても、ゲームにしても、考えようによっては無駄な時間とも言えます。

でも、やっているときは「楽しい」ですよね。

楽しいけど、後で後悔する。

それなら「楽しくないこと、役に立たないこと」をやればいいのではないか?

こんなことをしているくらいなら、小説でも書いていたい」と思えることをやれば、手が動くようになるんじゃないの?

我ながら名案だとは思ったのですが、これがなかなか難しい。

上に挙げた「散歩」や「掃除」なんかは、あまり好きではありませんけど、役に立たないわけでもありません。散歩は運動とも取れますし、掃除すればキレイになりますからね。

スマホやネットも、楽しさがあるのでダメです。

無駄で、役に立たず、楽しくないこと……。

考えた末「何もしない」ことが、一番それに近そうだと思いました。

椅子に座って、真っ黒のPC画面をただ眺めているだけ。

傍から見たら「あいつ、おかしいんじゃ?」と思われるかもしれません(笑)。自宅だからこそできる。

眺めていると言っても、本当にぼけーっとしているだけだと、あまり効果はありませんでした。

そこで「スマホのタイマーを使って、30分後にアラームが鳴る」ように設定し、アラームが鳴るまで眺めているようにしてみました。

もちろん、何も考えてはいけません。考えるというのは、一種の行為なので「見る」以外には何もしてはいけないと自分に言い聞かせます。

これが意外と苦痛。

何度か途中でスマホを確認したのですが、20分は経っていると思っても、実際にはその半分くらいしか経っていないことが多かったんです。

後は「お風呂に長く入る」ことも、私にとっては有効でした。

お風呂自体は嫌いじゃないのですが、長湯が苦痛なんですよね。温泉とかならまだ話は別なのですが、ただのお湯に浸かっていると、そのうち何かしたくなってきます。

「無駄で、役に立たず、楽しくないこと」というのは、人によって違うと思います。

コツとしては「上手く自分を騙すこと」だと思います。本当に「嫌だなぁ」と思えるくらいにすると「あんな思いをするくらいなら」と、気持ちが切り替わってきます。

あと、途中で書きましたが「環境を整える」というもの大切です。

折角、手が動き始めても、他のことに気を取られるとまた止まってしまうこともありますから。

まとめ

「そんなに嫌ならやらなきゃいいのに」と思われる方もいるかもしれません。また「好きなんだから、やれない人の気持ちが分からない」という方もいるでしょう。

ただ「嫌いじゃないし好きなんだけど、どうしてもできない」ということも、私はあると思います(少なくても私にはあります)。

今回の話は、そんなときのものになります。

補足としてひとつ付け足しておくと、小説にしてもブログにしても、ある一定期間書き続けると「完全に習慣化」して、このような手間はあまり必要ではなくなってきます。

個人的には「毎日少しを長く続ける」というのが、一番良い方法ではないかと思っています。

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今日も最後までお読み頂きありがとうございました!

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