小説タイトルの話|『新米魔王さまは35年ローンでダンジョンを購入する』第7・8・9話+番外編投稿のお知らせ

小説投稿記小説家になろう

小説家になろうに『新米魔王さまは35年ローンでダンジョンを購入する』の第7話「ネットでお買い物」第8話「アルエルの秘密」第9話「キョーコちゃんだってオシャレしたいんです」+番外編「バルバトスとローブ」の4話を投稿しました。

番外編は本編とはちょっと視点が異なるので別にした形です。読まなくても本編に影響はない作りになっています。

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小説タイトルの話

今回、一応「第8回ネット小説大賞(旧なろうコン)」に応募しているので、この小説についてあまりネタバレ的な話はしたくないのですが、少し小説タイトルについて思ったことがありましたので、今回はそのお話をさせていただきたいと思います。

今回のタイトル『新米魔王さまは35年ローンでダンジョンを購入する」は、私にしては珍しく「小説を書く前に決まったタイトル」でした。

小説指南本やノウハウ集などにも書かれているように、本当は小説を書く前に「タイトル」「キャッチ」「あらすじ」などは決めておいた方がいい……というのは、私も同意するところです。そういうのが決まってないと、途中で話がブレていったり一体何の話なのか書いている方も読んでいる方もさっぱり分からないという事態になる可能性があるからですね。

ですから少なくともタイトルがバシッと決まっていれば「これは○○という小説なんだ」という柱が自分の中で立つことになり、結果としてはブレない(ブレにくい)小説になるんじゃないかなぁと思うわけです。

でも、それがなかなかできないんですよねぇ……。

プロットを積み上げていく書き方、最初と最後を決めて中身を埋めていく書き方など、色々な書き方をやってみた結果、自分に一番合っているのは「何も決めないでいきなり書く書き方」が合っているような気がしています。

それでもタイトルくらいは決めておこうよ……と毎回思うんですが、それ以前に見切り発車してしまうことが多いんですよね。ほんと、これは悪いところです。

なんで今回は書く前に決めておけたか、と言うと答えは単純で『きみとぼくのダンジョン再建記』があったからですね。同作をしっかり読んで頂けた方には大変失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、あの小説はある意味「プロット」ではなかったかな、と私は思っています。

一度最初から最後まで書ききることで「こんなはずじゃなかった」とか「ここはよかったかな」というところが見えてきて「こういう小説を書きたかったんだな」というのが分かったという感じです(30万字も書いてやっと分かった辺り、頭の悪さを証明しています)。

で『新米魔王さまは35年ローンでダンジョンを購入する』というタイトルですが、これは一番最初はもうちょっと直球タイトルだったんですよ。メモってなかったのできちんとは覚えていないのですが『新米魔王さま』『美少女たち』『ダンジョン開拓(建設だったかも)』というキーワードが入っていた気がします。

この内『新米魔王さま』を除いて変えたのには実は大きな理由が……ありません。そのときは「あまりにも直球過ぎて、これはどうなんだろう」と即消ししたんですよね。ちょっと自分で恥ずかしくなったって感じでしょうか。

ライトノベルを目指すのであれば、本当はそういうのをかなぐり捨てて「キーワードてんこ盛りのタイトル」を付けるべきだったのでしょうが、そこが私の限界だったということでしょう。

一応言い訳しておきますと「35年ローン」自体にはそれほど意味がなく「苦労する話だ」という意味合いを込めています。実際でも35年ローンくらいで家を買うと、色々大変ですもんね……。

だから年齢層的には、自分と同世代くらいの方に読んで欲しいなぁと思ってたりするんですよ。30代とか40代(もしくはもっと上でも)って、若いときからエンターテイメントに触れて育ってきた世代なんですよね。

でも歳を取るに従って、漫画を読んだりアニメを観たりゲームをしたりすることから離れていって、エンタメと言えばTVかYoutube、たまーにスマホゲームに手を出してみるけど、忙しくてあんまり続かない……って人が多いんじゃないかな、と思っています(ちなみに自分はそれには当てはまりませんが)。

そういう方たちが、ふとエンタメ、それも小説を読む機会があったときに、昔ながらの純文学はもちろん、一般文芸でも入り口としてはちょっと重いんじゃないかと思うんですよね。

かと言って「ステータス」とか言われちゃうと、これまた別の意味でツライ(そういうのを否定しているわけじゃありません)。

ずっと前から「そういう人たちに読んで貰える小説ってなんだろう?」って考えてるんです。もちろんそういうのは既にいろんな出版社さんもチャレンジしてたりしていますが、なかなか難しいようですね。

この小説がその答えだと言う気はありません。でも少なくとも「自分だったらこういう小説が読みたいかな」という小説にしようと思って書いています(書けているとは言っていない)。

少し話が回りくどくなってしまいましたが、そういう意味で「35年ローン」て言葉を入れてみた次第です。え?「それってタイトル詐欺じゃないか」ですって。そうかもしれません……すみません。

まぁ、書いてて正直なところは「どこにも需要がない、特にWebでは需要がない小説になってるな」とは感じています。この辺りもタイトル同様、突き抜けられてない部分です。まだまだです。

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