『家族編集部』反省会 [投稿報告:家族編集部 第39話]

小説投稿記カクヨム

こんばんは、しろもじです。

 

小説投稿サイト「カクヨム」に『家族編集部』の第39話を投稿しました。

今度こそ、本当に最終話です!

12月3日の初投稿から、約3ヶ月。長かった……。

39話という話数は、しろもじ史上最長なのですが、流石に時間がかかりすぎでした。

最後までお付き合い頂けた方、ありがとうございます!

 

次の小説は10話まで書き進めています。

12話で一旦区切りがつくので、そこまで書いて、今一度読み直した後、投稿を開始したいと思っています。

今のペースなら(やや私生活に無理が出てきていますが)、あまり間を置かずに投稿できそうです。

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『家族編集部』を振り返ってみる

いつもの反省会会場はこちらです(笑)。

 

今回の『家族編集部』。ご覧いただけた方は分かると思いますが、4人の視点で書かれた小説が1話になっています。

一応「群像劇」とキャッチに書きましたが、群像劇というよりは独立した小説の集合体と言った方が良いのかもしれません。

小説のとっかかりとなったのは、1話2話に書いてある「息子と父親のやり取り」でした。あまり深く考えず「ある人から見えたこと」と「違う人から見えたこと」をそれぞれ書いて、どっちも見ると全体が分かる、という話を考えていたんですよね。

 

上の例はちょっと違うんですが、当初の案では相当こんがらがったものになっていました。

エクセルを使って、それぞれ時系列で整理して、実際の小説ではそれを少しずらして書いて……とやっている内に破綻しました(笑)。

破綻というよりは「これ読む人が絶対分からない」というものになってしまったんですよ。

その時のプロットは「最後まで誰も自分が小説を書いていることを明かさない」というストーリーだったんですよね。

その上で、息子が娘の熱烈なファンになったり(これは生きていますが)、父親が息子の小説のレビュー欄で酷評を書いたり、お母さんと娘が投稿サイトやSNSを通じて仲良くなって、お互い悩みを告白していく上で「あれ? これって……」みたいな展開になったり。

ラストも「誰も賞にかすりもしなかったけど、お互い小説書いているって分かって終わり」という身も蓋もないものでした。

 

特にラストは駄目だろうと思って、かなり書き直してこんな形になったのですが、もうちょっとすれ違い要素は多くても良かったかなと思っています。

 

ただ4つの1人称視点の小説(途中から増えますが)を書けたと言うのは、面白くもあり、勉強にもなりました。

ただ、気を抜くと「誰の話だったっけ?」となってしまうことも度々あり、結構大変でした(笑)。

息子の気持ちになり、お父さんの気持ちになり、娘の気持ちになり、お母さんの気持ちになる。

それぞれの書き分けが難しく、結果的にお母さんがかなり変な人になってしまいました(笑)。

個人的には好きなキャラクターだったので、コメントでそう言って頂けたのが嬉しかったですね。

 

ラストは結構悩みました。コンテストのランク1位の人。本編では出てきませんが、一応この人が絡むプロットも作ってみたんです。

でも、とてつもなく長くなるので、カットしてしまいました。

その辺は、あまり先まで書き溜めずに投稿を始めてしまったので、ペース配分が悪かったのだと思います。

 

ただまぁ「変わった小説が書きたかった」という目的は達成できましたので、それだけでも良かったとは思います。

 

ご感想などは、遠慮なく頂けると有り難いと思っていますので、ぜひ。

小説もブログもお付き合い下さいまして、ありがとうございます。

それでは、また次の小説で。