「プロット創りって難しくね?」 [投稿報告:『管理官と王女様』『王立勇者育成専門学校総務課 〜結衣のお仕事編〜]
こんばんは、しろもじです。
今日はたくさん小説を投稿してしまいました。
まずは『管理官と王女様』の24話「相談」、25話「事件」。
そして『王立勇者育成専門学校総務課 〜結衣のお仕事編〜』の第10話〜13話「それは直接本にに言った方が良いのでは(上・中・下)」
『王勇』の方は、1話完結がやはり難しく、どうしても数話単位になってしまうので、まとめての投稿になっちゃいます。
そして、これ以降「1話を2,000字辺りで区切って、話数を稼ぐ」という、実にこすい手に打って出ています(笑)。
「しょうがないよ。だって『連載小説コンテスト』の規定では30話っていうのがあるんだし」
「プライドっていうものがないの? あなたには」
という、ふたりのしろもじが戦って「しょうがないよね」という結論に至りました(笑)。
ただ、それでも現在出来上がっているのが20話分。あと10話。3日で10話。1日3話。そして、即興小説なので、当然プロットなし。
今も唸っております。
対して『管理官と王女様』の方は30話分のプロットを創ってから書き始めたので、書く時の迷いはありませんでしたが、その分プロットでの反省点もありました。今日はそんなことをお話ししたいと思います。
プロットって難しくね?
プロットの創り方には色々なやり方があるかと思いますが、ここでは「話数ごとに概要を決めたもの」をプロットとしてみたいと思います。
以前書いた記事で言うと「アウトライナー型」ですね。
通常「さぁ、小説書こうか」と思った時、ひとつくらいはシーンが思い浮かんでいるかと思います。
全体の流れが出来ている場合は、それは「もうプロットは完成している」と言って良い状態だと思いますので、そうではなく「シーンや登場人物、テーマなど断片的なものは決まっている」状態だと、ここからプロットを創る作業になるわけですね。
例えば始まりと終わりは、ざっくり決まっているとしても、その間のエピソードを決めていかないといけません。
普通、小説に書かれる文章は、物語に関係あるものだけで構成されるはずなので、多少の「お遊び回」はあったとしても、基本的には各話が密接に関連しているはずです。
先程書いたように、どこかしらのシーンは頭に浮かんでいることと思います。
『管理官と王女様」では、冒頭の列車シーン。そして、噴水でのフェリシアの演説シーン。そのくらいまでは決まっていました(ラスト自体は決まってましたが、シーンとしては成立していない程度でした)。
このシーンを繋げながら、意味のあるシーンを追加していくわけですが、Scrivener3を表示させてPC画面を眺めても、当然何も浮かんでこないんですよね。
これが本当に困りました。
目の前には30枚のカードがある。
※写真は、前使った使い回しなので、本文とは関係なくイメージです。
でも、中身が埋まらない。
で、結局やったことは「別にファイルを創って、そこにあらすじを書く」という元も子もないやり方。
そのあらすじを見ながら、カードにプロット(と言うか1話毎)に落としていくという感じでした。
ただ、それは前半だけで、後半はカードを見ながら創っていけたんですえよね。
そして、そこでまた問題が起こりました。
カードで1話毎の概要を書いた段階では「傑作じゃないの?」と思っていたのに、実際に書くと「なんだか……面白いのかどうか分からない」と思い始めたんですよ。
話自体もそうなのですが、概要に沿って書くということが「作業」に感じられたのかもしれません。
けど「それを言っちゃおしまいよ」ってわけですから、その辺はもう少し要練習なのかもしれません。
個人的には、今でも「Scivenerなんか使わずに、テキスト形式であらすじだけ創って、それを元に書けば良いんじゃない?」(あらすじ型、もしくは煮込み型)と思っているんですけど、せっかくなので、なんとかマスターしてみたいという気もあるんですよね。
また、本文を書いている内に「あれ? こっちの展開の方が良いんじゃないか?」と気づいた時、どうすべきかと言う問題もありました。
これは「プロットを書き直す」のが正解だと思います。
一度決めたプロットは、必ずそうしなければならないというわけではありませんからね。
ただ、変える場所によっては、大幅にプロットを作り直さないといけないこともありますから、その辺は連載しながら書いていくスタイルでは、あとあと後悔することになりそうだとも思いました。
まぁ、色々なやり方がありますからね。究極はノープロットだと思って、今『王立勇者育成専門学校総務課 〜結衣のお仕事編〜』ではそれに挑戦しているんですけど、やはり難しいものです。
なんだか、何が言いたいのか分からない記事になりました。この展開も「投稿記」のテンプレ化しつつありますね(笑)。
「読んで下さった方に教えたい!」というわけじゃなく「なんか分からないけど、こう思ってる」ことを書いているからですね。まぁ、これはこれで良いのかな?
今日も最後までお付き合いいただきましてありがとうございます!
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それでは、また、あした。
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