創作のチェックリストを作れないか考えている話|『きみとぼくのダンジョン再建記』第73話投稿のお知らせ
こんばんは、しろもじです。
『きみとぼくのダンジョン再建記』第73話「まだ聞きたいことは」をカクヨムに投稿しました。
長く(というほどではないですが)小説を書いていると「凄くノリノリで、いつまででも書けていそう」なときと「3文書いて2文消す」のように全く進まないときがあります。
今回の73話はまさに後者の方でした。
前々回の71話は前者のノリで書けたので、それにあやかって72話もそれなりに書けていたのですが、この73話に至り遂に勢いがなくなってしまいました。
恐らく71話前半のコメディタッチな話の方が自分には向いているのではないかとか(あるいは軽い話の方が書いてて楽なだけ)思ったりもするのですが、どうなんでしょうね。自分でもよく分かりません。
他の方もチラホラ似たような話を聞くことはあったりするので、自分だけがそうなっているわけではないと思うんですけど、実際どうやって乗り切っているんでしょうか?
「書くだけだ」? そりゃそうなんですけど。
創作のチェックリストを作れないか考えている話
そういうことを考えていたときに、ふと「展開に自信がないときに、止まっちゃう気がする」ということじゃないかって思ったんですよ。
当たり前と言えば当たり前な話なんですが「今回はこの話を書くぞ」と決めてても、実際どう書くのかまでは決まってないこともあったりしますし、その構成自体も「テンプレ」のようなものがない場合、迷いが生じることもあります。
創作小説におけるテンプレというのは、色々なサイトや本などに既に書かれていることです。
もちろん、本1冊分や映画1本分のお話の展開と、新文芸系のようなお話では作られ方も異なってくると思います。
Webに掲載される新文芸というジャンルは、どちらかというと週間漫画に近いですよね。
ですから、そういう形態の創作では「序盤はこうして、この辺りにはこの展開を入れて……」というかつての教科書通りの設計というのは、やや窮屈になってしまったりもします。
ですから展開云々の話は置いておいて「各エピソード別、もしくは章別」のチェックリストのようなものを作れないものだろうか? ということを考えてたりしてたんですよね。
これは決して「これに全てチェックが入れば面白い小説になりますよ」というものではなく、あくまでも「最低限のもの」だけを入れたもののことです。
自分で書いててよく失敗するのが「あのときにこのエピソードを入れておけばよかったな」ということです。
もう少し具体的に言えば
- 主要なキャラクターの描写が少なすぎた
- ストーリーの核である話がなかなか出てこなかった
- 本来書きたかった話とはズレてしまっていた
- サブだが重要なキャラクターの登場機会が少ない
- さほど重要ではないモブキャラクターの方が描写が多い
- 序盤のフリ(伏線)を放置してしまっていた
- 同じ展開を繰り返してしまった
などなど……ざっと考えただけなんですが、結構ありますね(笑)。
そういうのを本来は頭の中で随時チェックしながら書くものだと思いますが、私のようにあまりCPUが良くない人間は、うっかり飛ばしてしまうんですよね。
だから、そういうざっくりしたチェックリストのようなものがあって、それを確認しながら書いていければいいんじゃないかなぁと。
先程も言いましたが、10〜12万字程度の本1冊分であれば既に解説書やサイトにも色々載っていますので、それを流用したりカスタマイズして使えばいいわけですが、新文芸のような「連載もの」の場合のものでも使えるものを作れたらな、という話ですね。
まぁ、そんなことを書きながらもかなりざっくりした話なので、実際にできるかどうかは分かりません。
もしできたら、みなさんと共有できたらいいな、とは思っています。
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