『物書きたちは譲らない!」第6話、第7話を投稿しました!

小説投稿記

こんばんは、しろもじです。

カクヨムに『物書きたちは譲らない!』の第6話、第7話を投稿しました。

今回の第7話のタイトルにもなっている「夢じゃ食べていけない」。

ここが本作のテーマのひとつになっています。

と言っても、本編中「夢」の話ばかりしているわけではないのですが。

今日はその辺りの話にちょっと触れてみたいと思います。

[目次] 

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夢とは?

皆さんの夢は何でしょうか?

一口に夢と言っても色々ありますよね。

「サッカー選手! 日本代表になりたい」

「プロ野球選手! MLBに行きたい」

「宇宙飛行士!」「ケーキ屋さん!」「お医者さん」「声優さん」

まぁ色々ですよね。

最近だと「ユーチューバー」とかかな? 「公務員」なんてのもありそう。

 

このような記事を読まれる皆さんなら、きっと「小説家!」と言うのでしょう。

個人的には「小説を書いて発表している人は全て小説家」と思っていますが、この場合は「プロの小説家」ということですね。

 

さて、夢の中には「時間」が重要な要素になってくるものもあります。

「MLB(大リーグ)に行ってホームラン王に俺はなる!」と言っても、例えばバットも持ったことがない40歳だったら……。

また「自衛隊に入りたい!」と思っても、27歳を超えると受験資格すら、なくなってしまいます。

このように「夢の中には、やりたくてもできないこともある」ということが言えるでしょう。

若い頃なら、可能性は無限なのですが。

 

一方「プロの小説家になる」という夢に、年齢制限はありません。

もちろん、応募する賞によっては、それがひとつのファクターになることもありますが、かと言って、電子書籍をセルフ出版するのが簡単になった昨今。他の夢に比べれば、制限などないに等しいでしょう。

 

また、日本語で夢と言うと「今年中に◯◯Kg痩せる」とか「あれが欲しい」みたいなのも、夢に括られてしまうことがあり、結構ごっちゃになっている印象です(先日も、私が「ポップコーンを抱えながら『アレクサ、アニメ』というのが夢」と語っていたように)。

これらは本来、夢というよりも目標と言った方が良いのかもしれません。

 

私が考える夢とは「生涯を通じて達成していくもの」という感じです。

そしてそれは、決して変わらない普遍的なものではなく、常に変化していって良いものだと思っています。

「コロコロ変わっちゃいけないんじゃ?」と思われるかもしれません。

しかし、本当にやりたい夢というのを考えると、実はそうではないことだってあると思うんですよ。

 

「小説家を目指す」という夢を持った人が、一生小説を書き続ける必要はない。

小説を評論する。

小説を書く人を応援する。

出版社に勤務する。

セルフ出版を支援する。

小説に関わる新しいサービスを開発する。

小説を書けるAIを開発する。

書店に勤務する。

他にもたくさんありそうです。

 

もちろん、一生小説を書き続けるのも良いでしょう。

仕事をしながら、週末だけ小説を書くのもアリですね。

先程言っていた「変わる」というのは「小説家を止めて、野球選手になる。やっぱりそれも止めて、建築士になる」ということではなく「小説」というジャンルで「自分がどのように関わっていくのか」ということを考えたときに「小説を書く」という以外の選択肢もあるのではないか、ということです。

 

もちろん「小説家を止めて、野球選手になる」というのが間違いだ、と言っているのではありません。

ただ、先程申したように「生涯を通じて達成していくもの」という考え方で夢を探していくのがいいのではないか、と言いたいわけですね。

本当に好きなことっていうのは、そうそう変わったりしません。

本当に好きなことをやって、夢破れて、それでもうおしまい。

そうじゃないかもしれない。

そういうことが言いたいんですよね。

 

夢への関わり方。夢への接し方というのはひとつじゃないと思います。

どういう形であっても、それに接していたい。

そう思えるものが夢なんじゃないかなぁ、とか。

 

今日はなんだか、ポエマーみたいな文章になってしまいました(笑)。

いい大人になると「夢を語ると恥ずかしい」「夢を追うのは子供っぽい」と思われがちです。

でも、そんなことはないと思います。

何十年後かに人生が終わるとき。意識が途切れる瞬間に「夢、追ってよかったなぁ」と思えるかどうかというのが大切なんだと、私は思うんです。

やっぱりポエムになっていますね(笑)。

もうこの辺にしておきましょう。

きょうも最後までご覧頂きまして、ありがとうございました!

また、あした。

小説投稿記

Posted by しろもじ