「小説執筆と外部刺激」の話|「きみとぼくのダンジョン再建記』第88話投稿のお知らせ

小説投稿記カクヨム

こんばんは、しろもじです。

『きみとぼくのダンジョン再建記』第88話「私はあの国に行く」をカクヨムに投稿しました。

何となく「100話で完結」と思ってやってきたのですが、気づけはもう88話。残り12話です。ということは、1話3,500字として考えると42,000字あまりということ。

ざっくり指折りながら残りのエピソードを数えてみると……なんだか足りない気もしないでもない。

まぁ元々ピッタリ100話完結ではなかったのでいいといえばいいんですけど「目標の文字数に合わせる技量も必要なんじゃない?」という思いと「でも君、そんなのより前に高めるべき技量があるんじゃない?」という疑問が沸々と湧き上がってきたりしています。

ところで現在この小説は「週一更新」ということで毎週日曜日に投稿させて頂いているのですけれど、日曜日に投稿したあと、金曜日までかけてチビチビと書きながら1話を完成させているような状況です。よって、貯金は完全に0でした、これまでは。

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小説執筆と外部環境

結構苦しむ週もあったりして、毎日PCに向かって「さぁ書くでぇ」と意気込んでみても、全く書けなかったり、数行書いて全て消してみたり、完成したのに全てを破棄してしまったりと、なかなかするすると進むことはなかったりします。

というよりも、キーボードに手を置いても全く書けない日の方が多いのかもしれません。

ブログ記事(この記事を含めて)はそれほど悩んだり困ったりすることはほとんどないのですけど、小説はそういうことがあるから不思議です(とはいえ、ブログ記事はその分時間が凄くかかっています)。

前にも言ったことがありますが、家って凄く田舎なんですよね。一応周囲には住宅がありますが、夜になるとほとんど人気がなくシーンと静まり返っているんですよね。たまに車やバイクが通る音とか、救急車のサイレンの音が遠くで響いているくらい。

なので、環境的なことをいえばかなり恵まれている方じゃないのかなぁと思うんです。

でもこの前ふと「あまりにも静かすぎて逆に集中できないんじゃないのか?」という疑念が沸いてきました。そこで色々試してみたんですよね。

まずTVを点けてみました(普段は殆ど見ません)。これは完全に逆効果でした。番組にもよるのかもしれませんが、たまたまバラエティ番組ばかりの時間帯だったので、芸人さんの声が邪魔でとても書ける環境ではありませんでした(芸人さんをディスっているわけではありません)。

そこでAmazon Echoから音楽をかけてみました。とはいえ小説を書くときは以前からよくかけているんですよね。ただクラシックがメインだったんです。でもそれで駄目だったので、違うジャンルに挑戦してみることに。

まず邦楽は駄目でした。やはり日本語が入っていると駄目っぽい。もちろんアニソンはもっと駄目。洋楽もテンポのいいヤツは駄目。カントリーソング系はギリギリ……OKな気がしますが、お気に入りっぽい曲がかかると意識が戻ってしまいますので微妙。

ジャズ系が唯一良さそうなのと、やはりそれでもクラシックの方がマシということになりました。ただ意外なことに「音量」が関係しているっぽいということが分かりました。「小さい音量の方がよい」と思っていたんですけど、案外ある程度の音量(ご近所迷惑にならない程度)の方が集中できるみたいです。

小さい音だと無意識に「聴こう」としてしまうのかも?

雑音があった方がいいのかと、iPadを持って近所のファミレスに行ってみました。これは全く話になりませんでした。よくファミレスで書くという方をネットで見かけますが、本当に尊敬します。私には無理です。

書けないことはないのですが、周囲を人がウロウロするたびに現実に引き戻されてしまいます。

「結局は集中力の問題なのかな?」と肩を落としていました。というのも、私は小学生の頃に「落ち着きがない子」というのが通信簿に書かれるコメントの定番だったからです。確か6年間ずっと書かれていた気がします。

そういえば書道教室、そろばん教室、公文教室に通っていたときにも、先生からそのように怒られてた記憶が蘇ってきました。

どうやら私は「机の前に座ってじっくり何かに取り組む」という作業が苦手な人間のようです。ってか、それ小説書くのに一番必要な要素じゃないの……。

そんな感じで涙に暮れていたわけですが、ふとあることに気づきました。

「立ち上がると何故か続きが思いつく」

椅子に座って「この展開どうしよう」とか「ここの文章、どうしてもスッキリしないな」というときに、ふらっと立ち上がって歩き回ると、するするっと出てくるんですよね。

前にもどこかで「手を動かすといいよ」と書いた気がしますが、それを再発見した感じです。

歩くと書きましたが、実際には歩かなくてもいいようで、立ち上がった瞬間くらいに「あぁ!」となることが多いみたい。

どういう作用なのか不明なんですが、立ち上がることで血の巡りがよくなる……のかな?

座っている姿勢がよくないのかもしれません(血の巡り的と同時に「じっとしてられない性格」的にも)。

巷では「スタンディングデスク」なるものが数年前から流行ってたりしていますが、あれが案外いいのかも? でもあれは「立っているのが苦痛だから早く仕事を終わらせるようになる」という理屈だった気がしますけど。

世の中にはそんなこと全然関係なく「集中する」と決めたらすぐに集中できる方も多いように思われますが、私のようにすぐに周りの環境に引きづられる人間は、そういうところからちゃんとした方がよいのかもしれませんね。