家族編集部「第5話」投稿報告 + 「小説執筆論の読み方」

小説投稿記小説執筆

こんばんは、しろもじです。

 

小説投稿サイト「カクヨム」に「家族編集部」の第5話を投稿しました。

ちなみに、ストックは13話で止まってしまっています(笑)。

ま、まぁ、まだ8話もあるから大丈夫さっ!

 

現実逃避しつつ、今日は「小説執筆論の読み方」について語ってみたいと思います。

 

小説を執筆するにあたって、参考にしたい本が「執筆について書かれた本=執筆論」です。

世の中には、意外とたくさんの執筆に関わる本が出ており、書籍として出版されているもの、KDPなど電子書籍のみで出版されているものなど、とても読み切れないほどの本が溢れています。

もちろん、ネット上にもたくさんあります。カクヨム、小説家になろうでも、たくさんの小説の執筆に関わる作品が公開されていますよね。

 

私もそんな小説執筆論について書かれたものを、たくさん読ませてもらいました。

 

小説の作法的なものから、ストーリーの組み立て方、キャラクターの作り方、プロットの作り方、地の文の書き方(描写の仕方)、執筆する心構えなどなど、色々なものがあります。

 

小説を書いている方なら、一度は気になって目を通したことがあるかもしれませんね。

 

で、たくさん読んでいる内に「あぁ、これは読み方を間違えると大変だぞ」ということに気が付きました。これらの本に限らずの話になりますけど、こういう本や文は読み方を間違えると、ちょっと面倒なことになります。

 

例えば、一般のサラリーマンの方であれば「自己啓発本」という種類の本を読まれた、もしくは読まされたことがあるかと思います。自己啓発本って、読んだ時には「あぁ、なるほど」と思って凄く自分がスキルアップした気分になるんですよね。

でも、実際には自己啓発本を読んだお陰で大成功したよ、という人はあんまりいません。そりゃそうですよね。その本を読んで、そこに書かれていることを実行すれば、誰でも成功できるのならば、そんなちょろい話はないってものです。

 

小説執筆に書かれた本や文も同じです。

 

そこに書かれた通りに小説を作れば、誰でも上手に小説が作れるなんてことはありませんよね。もちろん、技術的な部分はあるかもしれませんけど、昨今では文法など、よほど致命的でない限り、そんなに問題にはならないはずです(出版の段階になれば、多少の修正は入るでしょうけど)。

 

じゃぁ、そんなの一切要らないのか?

 

というと、そうではなくって「読み方を間違えなければとても有用」だと思うんです。

自己啓発本もそうなのですけど「書かれている内容を忠実に実行しよう」とするから色々無理がでたり、結果に繋がらなかったりするんですよね。

だからまずやるべきことは

「小説、論文、オピニオン記事、ニュースなんでも良いから、とにかく文章をインプットしまくる」

「その上で、小説執筆論などを読みまくって、今度は自分でアウトプットしてみる」

「得た知識の中から取捨選択し、自分のやり方を見つける

「その後、他の小説執筆論を読んだら、軌道修正、もしくは答え合わせをする」

という流れになります。

要は「執筆論などはあくまでも補助。自分のやり方を見つけるためのツール」と考えることです。

小説を書いていると、色々悩んでしまいますよね。私もそうです(笑)。

で、ついつい「小説執筆論」などが書かれた本などを買って、それを見て、その通りやろうとします。でも、なかなかそうはいきません。当たり前ですよね。それはあなたのやり方ではないのですから。

もし、あなたが「自分のやり方が分からない状態」であるのならば、それらを使ってやり方を見つけるためのヒントにすると良いでしょう。

もし、あなたが「自分のやり方を既に分かっている状態」であるのならば、それらは答え合わせ、もしくは軌道修正に使えるでしょう。

 

真面目な人ほど、ノウハウについて書かれた本を見ると、その通りに実行しないといけないと思ってしまうものです。

むしろ、本に書かれていることの反対のことをしてはいけないのか? と思うくらいの読み方で良いのではないでしょうか。

 

私もこの先、このブログで「小説執筆」に関わる記事を書いていくと思います。その記事も「そうなんだ」と思わずに「しろもじ、本当かよ?」というくらいの疑いの目で見て頂ければと思います(笑)。

もちろん、本記事でさえ、そういう見方をするべきだと思います。

 

全てを否定的に捉えなさい、という話ではありません。

全てを肯定的に捉えないように、という話ですね。

 

少し長々と語ってしまいました。勢いで書いた文なので、少しまとまりが悪いかもしれません。また、改めて記事化できたら、ぜひお読みください。

 

それでは、またあした〜。