生成AI時代が創作活動に与える影響を考えるVol.4「出版社はどう考えてるのだろう?」

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こんばんは、しろもじです。

本記事は「生成AI時代が創作活動に与える影響を考えるシリーズ」として連載中の記事群で、今回は第4回になります。

前回の記事はこちら。

ちなみに連載一覧はタグ「AI」からご覧いただけます。

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公募・コンテストのAIへの対応

アマチュアで創作活動をされている方にとって「コンテストや公募に応募する際、AIを使ってもよいのだろうか?」ということは気になることだと思います(使う使わないにどちらにしても)。

そこで現時点で開催されている、もしくは最近開催された51の公募、コンテストを調べてみました。

あくまでもTEXT FIELD調べのデータですので参考程度にお読みください。
調べ方については、応募要項のページを開き「AI」というワードを検索してヒットした項目をチェックしました。
最も重要なことですが、当サイトは創作におけるAI使用を推奨しておりません。

まず最も多かったのは「AIについて記載してない」もの。

これが23個(数え方が不明なので取り合えず個扱いしておきます)。

古くからある文学賞的なものに多かった気がします。

「AI使わないなんて当たり前だろ」という感じでしょうか。

次に多かったのが「補助的ならOK」というもので18個。

補助にも色々ありましたが、多くは「アイディア出し」「誤字脱字チェック」みたいな感じ。

この2パターンがほとんどと言っていい感じ。

その他では「タグをつけてくれればOK」というものもありました。

これが5個。

また「どう使ったか冒頭・末尾に書け」というものが6個ありました。

意外だったのは「AIを使用するのは不可」と明確に記載されていたものが4個しか無かったことです。

AI使用をチェックするのは難しい?

今回調べてて思ったのが「投稿者がAI使ってても正直に書くのだろうか?」ということ。

あまりAIの技術的なことには詳しくないのですが、例えば全文をAI出力させた場合などは、まだ判別がつきそうな気がします。

でも例えば「人名(地名)をAIに考えてもらった」とか「あくまでもたたき台をAIに考えさせた」みたいな限定的な使い方である場合、それを見抜く方法などあるのでしょうか?

というよりも、この辺りが「AI使用」の是非が分かれるところかもしれません。

個人的な感想で言えば「人名(地名)の提案」「誤字脱字チェック」などは「問題ないんじゃないかなぁ」と思ったり。

一方で「書いた小説を評価してもらう」「次の展開の提案を出してもらう」みたいなのは、どうなのかなぁと思うんですよね。

当然「一部を書いてもらう」「AIの書いたものを自分で直す」みたいなのは完全NGでしょうけど。

そういう意味では線引は難しいのではないかなぁというのが個人的な印象。

まとめ

私個人の創作についての考え方では「創作は趣味」なので、それをAIにやらせるなんてありえないとなるわけです(これについてはまた記事にします)。

例えるなら「バイクで出かけるのが趣味なのに、誰かに代理で行ってもらう」みたいな感じでしょうか。

楽しいか、それ?

ですが一方で「賞を取って書籍化してアニメ化してガッポガッポでウハウハだぜ!」を目指している方にとっては、創作はあくまでも収益化の手段であるわけです(そこは否定しませんが)。

そうなると「AIはツール。ガンガン使って効率化した方が賢い」となりそうです。

今回調べて多くの主催者が「AIを積極的には推奨してない」一方で「扱い方に困ってる」という感じが見受けられました。

そこには創作者に「創作って楽しいよね?」と魅力を伝えたい反面「大ヒット作欲しいです」というお仕事的な面もあるわけで、その葛藤が感じられました。

私も「AIがなくなる世界はもうこない」と思っていますから、それとどうやって付き合っていくのかを、出版社も創作者も考えていかないといけないのでしょうね。

という感じの玉虫色の締めで終わっておきます(笑)。

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Posted by しろもじ