米Amazon(.com)のEcho在庫が大変なことになっていた

記事amazon,Amazon Echo

先日の記事でもお話したのですが、私は現在日本未発売の「Echo Show15」の販売を待ってるんですよね。

Echo Show15が発表されたのが9月末辺りで、アメリカのAmazon(以下Amazon.comと呼称)での発売が12月9日辺り。

私の予想では「年明け2月くらいかなぁ」と思っていたのですが、待てど暮らせどAmazonから連絡が来ません(事前のメール登録はしている)。

そこでAmazon.comはどうなってるのだろうとちらっと見に行ったところ、あちらの在庫は大変なことになっていました。

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長期在庫なし!?

結論から言うと、EchoもFireタブレットもKindleもFire TVも、ありとあらゆるAmazonデバイスが品切れ状態になっていました。

©Amazon.com

「Temporary out of stock」(一時的に在庫切れ)になっていますね。

これって、ずっと前からこんなことになっているんですよ。

実は在庫が気になってAmazon.comを最初に覗いたのが、年明け辺りだったんですよ。そのときから「out of stock」になってて、何度か見たときも同様でした。

もちろんずっと監視しているわけではないので、もしかしたら「一瞬在庫が入るものの、瞬殺されて在庫切れになるのを繰り返している」のかもしれません(PS5みたいにね)。

いずれにしても在庫が潤沢というわけではないようです。

在庫切れはAmazon.comのみ?

日本のAmazonでは在庫切れになっているのはあまり見たことがないので、どうしてAmazon.comにこんなに在庫がないのでしょうか?

念のため、他の国はどうなっているのか調べてみました。

全部見て回るのは大変なので、Echo(4th Gen)の主要国在庫だけを調べてみましょう。

イギリス:在庫あり

カナダ:在庫あり

フランス:現在利用できません(Dot等は在庫あり)

ドイツ:在庫あり

イタリア:現在利用できません(Dot等は在庫あり)

スペイン:現在利用できません(Dot等は在庫あり)

スウェーデン:在庫あり

メキシコ:在庫あり

シンガポール:在庫あり

インド:在庫あり

ヨーロッパの一部の国ではEchoの在庫がなかったのですが、DotやFireタブレットなどは在庫ありになっていたりと、Amazon.comほどの在庫不足の国はあまり見受けられませんでした。

Amazon.comの在庫不足の原因は、恐らくコロナ禍での半導体不足や物流の不安定化などが挙げられるのだとは思いますが、お膝元であるアメリカでの長期在庫不足なのは、結構意外ですよね。

日本でPlaystation 5が買えない、みたいなのと同じでしょうか(笑)。

余談ですが、各国のAmazonを見ているとなかなかおもしろいことが分かりました。

ご当地Amazonはメニューが異なる

面白いこととは「各国のAmazonではメニュー構成が違う」ということです。

正確には「Amazon.comとそれ以外で異なる」という感じかも。

まずAmazon.comから。

ページ左上あたりにあるハンバーガーメニュー(3本線のアイコン。日本だと「全て」という文字と共にある)をクリックするとメニューが表示されるのですが、ここがAmazon.comは異なります。

©Amazon.com

日本のようにEchoやFireタブレットなどのメニューは見当たらず、Electronicsやcomputerなどのざっくりした区分けのみが表示されます。

また、たとえcomputerやSmartHomeなどを選んでも、EchoやFireタブレットは出てこないんですよ。

競合他社の製品は出てくるのですが……。

もしかしたらもっと簡単な方法があるのかもしれませんが、私が試した限りでは上の検索バーに「Echo」と入れて検索結果から探すのが、一番早そう。

また一度Echoなどのページを開いてしまえば、上のメニュー(下記画像赤枠内)内に、日本でもおなじみの「Amazon Devices」が出てきますので、少しだけ探しやすくなります。

©Amazon.com

ちなみに日本のメニューはこんな感じ。

©Amazon.co.jp

上にランキングや新着などがあって、その下にPrimeビデオからAmazonデバイスへとメニューがあって、その他の商品は更に下の「カテゴリ」から選んでいくようになっていますよね。

これは他の国でも概ね同じで、例えばカナダなんかはAmazon.comに近いのかなぁと思いきや、日本に近いようなメニュー構成です。

©amazon.ca

もちろん全ての国が同じメニュー構成だというわけではなく、一部の国はAmazon.comに近い構成だったり、少しだけメニューが異なっていたりと、国ごとである程度のカスタマイズはされているようですけどね。

まとめ

結局のところ「Echo Show15がいつ来るのか?」は分からなかったわけですけど、この調子だともうしばらく先になりそうですよねぇ。

ただ在庫自体がまったくないというわけではなく、例えばカナダやイギリスなどでは在庫ありになっていたりしますので、製造自体が止まってるということはなさそう(?)。

ま、正直なところ、Echo Show15がどうしても必要なのかと言われると全然そんなことはなく、ただ単に品薄商法に付け込まれているだけ、という感じなのですが(笑)。

桜が咲く頃には、届くでしょうか?