Fire HD8 2020年モデル登場! 旧機種や他モデルとの比較をしてみた【2020年6月3日発売】

2020年5月14日雑多記事amazon,Fireタブレット

以前「そろそろ新型来るかな」と書いていたFire HD8タブレットが登場しました。据え置き併用を想定したHD8 Plusとワイヤレススタンドも同時発売になっています。

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Fire HD8 Plusは「持ち運べるShow8」?

©Amazon.co.jp

今回発売になるのは、スタンドも含めると全部で4種類。

  • ベースグレードのFire HD8 – 9,980円
  • メモリ増強+ワイヤレス充電に対応したFire HD8 Plus – 11,980円
  • Fire HD8 Plus専用のワイヤレス充電スタンド – 4,600円
  • 子供向けのFire HD8 キッズモデル – 14,980円

※価格は記事執筆時にAmazonに掲載されていたものになります。

Fire HD8 Plus+スタンドのセットが14,980円になるものもあり、これはEcho Show8とがっつり価格が被ります(セットは一応キャンペーン価格のようですが。ちなみにShow8は記事執筆時9,900円になるキャンペーンが実施されていました)。

スペック的にはEcho Show 8の詳細はAmazonにも一部しか掲載されていないんですが、SoCが「MediaTec MT 8163」というもので、これがクアッドコアの1.5GHzみたいですから若干HD8の方が高性能なのかなぁという感じです。

ただスピーカー性能やマイク性能なども含めて考えると「音声コマンド操作中心であるならShow8の方が優位」なのは確かなのかもしれません。持ち運んだり、動画再生なども含めるとHD8でしょうけどね。

一応、旧Fire HD8や、他のFireシリーズ、Show8などと比較した表を作ってみました。

旧Fire HD82020年型
Fire HD8
2020年型
Fire HD8 Plus
Fire 7Fire HD10Echo Show 8
価格8,980円9,980円11,980円5,980円15,980円14,980円
ディスプレイ8インチ
1280×800(189ppi)
8インチ
1280×800(189ppi)
8インチ
1280×800(189ppi)
7インチ
1024 x 600 (171ppi)
10インチ
1920 x 1200 (224ppi)
8インチ
1280×800(189ppi)
SoC
(プロセッサ)
クアッドコア1.3GHz
1.5GB RAM
クアッドコア2.0GHz
2GB RAM
クアッドコア2.0GHz
3GB RAM
クアッドコア1.3GHz
1GB RAM
オクタコア2.0GHz
2GB RAM
MediaTek MT 8163
(クアッドコア1.5GHz)
オーディオDolby Atmosデュアルステレオスピーカー
マイク
Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー
マイク
Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー
マイク
モノラルスピーカー
マイク
Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー
マイク
2.0インチ 10Wスピーカー x 2
パッシブ低音ラジエーター
ストレージ16/32GB32/64GB32/64GB16/32GB32/64GB
micro SD400GBまで1TBまで1TBまで512GBまで512GBまで
カメラ2MP2MP2MP2MP2MP1MP
バッテリー最大10時間最大12時間最大12時間最大7時間最大12時間

※価格は非キャンペーン価格(税込)。旧版の価格・スペックはTEXT FIELD調べにつき、誤りがあった場合はご容赦下さい。

旧機種からのアップデートとしてはSoC性能が上がったこと、ストレージが増えたこと、バッテリー性能が上がったことなどでしょうか。micro SDカードも1TBまで対応になっていますね。

ノーマル版(?)とPlusの違いは、メモリが1GB違うことと、ワイヤレス給電に対応しているのがPlusのみということです。

これまでFireタブレットは7を除きShowモードに対応していたものの、チャージングドックが日本では非販売ということもあって、あまりShow的な使い方をするのが一般的ではなかった気がします。

今回のワイヤレス充電スタンドは置くだけで充電可能になっているので、家の中で使うタブレットとしてはかなり使い勝手がよくなっている気がします。

一方で外出メインで使うのであれば、普通のHD8でも十分な気がするのですけど、そこにメモリの差があるのがやや判断を迷わせるポイントです。

「2,000円くらいの差ならPlusを……どうせならワイヤレススタンド付きのやつを」ということで、いつの間にか16,580円のセット品を買う羽目になりそう(記事執筆時はセットが14,980円)。

Amazonにしてやられそうな展開です。

目新しい進化点はないものの、ブラッシュアップされた良い端末に仕上がっているのではないでしょうか。

私はどうかなぁ……買うか……うーん……といったところ。

Show8あるので家での利用は必要ないですし、iPad Pro 11もあるので外出時はそれで十分だし。仕事の休憩中などに、Kindle Unlimitedでダウンロードしておいた雑誌でも読むかなぁ……とも思ったりしたんですが、それならいよいよ8インチはちょっと微妙な気も。っていうか、それもiPadでカバーできるし。

Kindleで電子書籍や漫画なんかをよく買う人にとっては、結構いい端末になりそうですね。