『きみとぼくのダンジョン再建記』第46話投稿のお知らせ|ストーリーがブレる話
こんばんは、しろもじです。
『きみとぼくのダンジョン再建記』第46話「あのさ」をカクヨムに投稿しました。
私の小説の悪い癖で「メインにしたい話(タイトルに直結する話)から逸れていく」というのがあって、過去の作品を見直してみても、その傾向があるのがチラホラしています。
今回で言えば「ダンジョン再建」ですから、ダンジョンを再建させるのがメインになるはずでした。
「テーマ」→「タイトル」→「ストーリー」
小説のテーマと言えば日本語で言えば「題材」に当たるわけで「小説の骨格」と言えるのかもしれません。
「この小説はこういうものですよ」というのがテーマであり、普遍的なことが多いのが通例ですがときには作者の言いたいことが入ったりもしていますよね。
個人的には「そこまで深く考えなくてもいい」とは思っています。
普通に考えれば「こういう話が書きたいなぁ」というのがテーマであり、それを反映して「作品タイトルが決定」し実際に小説をかいていくことになるのだと思われます。
私の場合「小説を書き始めてからタイトルをひねり出す」ということが多かったので、その「こういうのが書きたいなぁ」がぶれてしまうことが多くなりがちなんですよね。
この『きみとぼく』でも最初は「時代遅れのさびれたダンジョンに徐々に仲間が集ってきて、やがて大手ダンジョンを超えるほどの再建を果たす」というものでした。
いや、最初はというか今でもそうなんですけど。
タイトル的には(良いか悪いかは別として)ある程度テーマを表していると言えなくもなさそうですが、結果としては「自分が思っている以上に話が逸れていっている」気がしてなりません。
「ダンジョン再建」を例に取れば
- 再建のための資金調達
- ライバルダンジョンとの客(冒険者)の奪い合い
- 再建仲間の拡充
- ダンジョンを拡大していく過程
などなど、色々書ける部分はあるはずでいくつかは書けているのですけど、まだまだかなぁと。
見直してみて、タイトルの「きみとぼくの」の部分を先にクローズアップしてしまったので、ダンジョン部分がおざなりになってしまったのかと感じました。
とは言え、以前の作品よりはその辺りは改善されているかなぁとは思っています。
『管理官と王女様』とかは、本来選挙戦がメインになるはずでしたからね。
タイトルもおかしいし、ストーリーも冗長すぎます。
いつか直したいなぁとは思っているのですが、一から書き直しになるので当分先かな……。
そういうわけで、しばらくはストーリー自体は進めずダンジョンにスポットライトを当てて進行して行こうと思っています。
ただダンジョン再建って難しいですよね。
「再建もの」や「構築もの」はいくつか見てみたのですが、いまひとつピンとこない感じです。
どういうのが面白いのか? というのを探っている感じです。
そういうのがまた面白いんですけどね。
週一更新にしているので、そんなに考える時間はないのですけど(笑)。
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