『銀河英雄伝説』新旧アニメを観てるのだが
こんばんは、しろもじです。
今どきの人は観ないのだろうか……と思いつつ『銀河英雄伝説 Die Neue These』を視聴してるのですが。
神聖にして不可侵の物語
私にとって『銀河英雄伝説(以下銀英伝)』は『Star Trek』シリーズと並び「人生のバイブル。神聖不可侵の経典」なのですが、現在放映中の新しい方の銀英伝は最初のシーズンを観たあたりで断念していたんですよね。
御存知の通り銀英伝のアニメは1988年に制作開始されたいわゆる「石黒監督版」と、現在放映中の「多田監督版」がありますが、ややこしいので本記事では新版・旧版と記載させていただきます。
旧版をどのように観たかは覚えていないのですが、確かレンタルビデオで借りて観てたような……あ、DVDとかじゃなくVHSです(笑)。
当時多感なお年頃だった私の大脳皮質にしっかりと焼きつけられた旧版。
そんなわけですから、当然新版のキャラクタには違和感がありました。
最もショックを受けたのは、やはりヤン・ウェンリー。
「違うっ、そんな若いヤンはヤンじゃない!」と拒否反応を示してしまったわけです。
そこからはしばらく新版から離れ、経典(原作)にふけってみたり、旧版にのめり込んだりしていたのですが、時というのは無情なものでいつの間にか「もう観るものがない」という事態に。
やむを得ずと久々に新版を再開してみたら。
解釈違いというよりは時代の変化
先ほど書いたように、新版では主にキャラクタの違いに戸惑っていたわけですが、よくよく考えると私の方が間違っていることに気が付きました。
私の違和感は「ヤンといえば旧版くらいの年齢層(ややおじさん寄り)のはず」という認識からきていました。
でもヤンがエル・ファシルで英雄になったのは確か二十歳そこらで、イゼルローンの司令官になったところでだいたい三十路くらいだったはずです。
つまり「1988年の30歳と現在(2024年)の30歳」の違いが作画に現れているわけですね。
昔の30歳といえば「もう立派なおじさん」でした(笑)。
でも今どきの30歳だと「まだまだ若者」という感じがしますよね。
だから新版のキャラクタはあれでよいのだと。
そこさえクリアしてしてしまえばこっちのものということで、最新話まで一気に観てしまいました。
結論「やっぱ面白い」。
新版を観て改めて旧版を見返してみると(なぜか最近Youtubeのおすすめに出まくってる)そっちの方が違和感があったりしますから不思議です。
それでも違和感がないわけではない
とまぁ、概ね満足してるわけですが、とはいえやはり少しはあるんです、違和感。
それが「アレックス・キャゼルヌ」。
ローエングラム公、ジーク、ミッターマイヤー、ロイエンタールはほぼ完璧ですし、オーベルシュタイン、シェーンコップ、ルビンスキー辺りにもようやく慣れてきたのですが、どうしてもキャゼルヌ先輩だけは駄目。
なんであんなメガネかけてるんだろう……。
失礼を承知でいえば「一発屋のお笑い芸人コンビの面白くない方」という感じが拭えません。
いや、ほんと失礼ですけど。
まとめ
文句も色々書きましたが、新版も素晴らしいアニメなのは間違いありません。
てか、観るのが止まらなくて若干寝不足気味になってるくらいです。
この歳の寝不足は、寿命に効くので気をつけないといけないのですが、それくらい面白いということですね。
ちなみに宣伝ですが『銀河英雄伝説』のアニメは新版・旧版ともにアマゾンプライムビデオ、もしくはdアニメストアで視聴できます。
どちらもおすすめですので、未視聴の方はぜひ。
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