ネットコンテンツと広告【Blog/Youtube】
昨日、ABEMA Primeにてネットの広告についての動画があがっていました。
たぶん、多くの人が賛同する動画だと思われます。
当サイトでも主にGoogleを介した広告を配信しております。
ですので「お前が言うな」というご意見もあると思います。
ただ「当事者だから何も言えない」というのもどうかとも思いますので、今回記事にいたしました。
正当なご批判であればお受けしますのでコメント欄へどうぞ(誹謗中傷はやめてね)。
「対応が間に合ってない」はどう考えてもウソ
お時間がある方は、まずはABEMA Primeさんの動画をどうぞ。
動画が見られない方のためにざっくりまとめておきます。
- オレンジページのウェブサイトに性的な広告が表示され、同社がお詫びを表明
- ネット広告は広告代理店がアドネットワークに依頼して行うので、精査が難しい
- アドネットワーク側でも人海戦術などで対策はできるが、コストの関係で難しいのでは?
- 性的な広告のラインが難しいかも?
- 広告を消すボタンが小さすぎる
- 不適切な広告はアドネットワークに通報できる仕組みを整備する必要がある
動画内で「膨大な広告をひとつひとつ精査するのは難しい。対応が間に合ってない」という趣旨の話がありました。
ある部分ではあっていると思うのですが、私は半分くらいは「そりゃないぜ」と思ってしまいます。
というのも、以前Youtubeで結構問題になった広告があったんですよね。
「あなたのおち○ち○を大きくさせてください!」みたいなやつです。
私も初めて見たとき「こりゃ駄目だろ」と思っていたのですが、しばらく配信は続いたのち、ネット上で問題になって配信が停止されてました。
でもほとぼりが冷めたころ、また同じ企業が同じ広告をまた出稿していたんですよね。
現在は見なくなりましたので多分通報されたのではと思いますが「一度問題になった企業の広告は人手をかけてでも審査を厳密にする」というのは当たり前だと思いますよね。
それをしてない時点で「間に合ってない」は大嘘だと言えると思います。
広告は視聴者の敵ではないはずなのだが
TV時代も広告はあまり好かれたものではありませんでした。
でも中には素敵な広告もあったり、またそこまでではなくても、少なくとも不快になる広告は少なかったように思われます。
本来広告の目的は「視聴者に製品、サービスを買ってもらうため」にお金をかけて出稿するわけです。
エロ広告を一般サイトに流すことや、指で押せないほど小さい×ボタンの広告は、どう考えても視聴者を敵に回しています。
それ以外でも最近多いのが、サイトにアクセスしたとたん前画面で出てくるこれ。

最悪なのはこれをクリックして5秒くらい広告を見たあと、サイトに移るとまた前画面広告が出てくるパターン。
完全に煽りにきているとしか思えませんよね(笑)。
またこんなウェブサイトも。

赤枠の部分に広告が表示されているのですが、これコンテンツを見せる気がないように思えるんですよね。
もちろん、前画面広告や、オーバーレイ広告などを多用した方が広告掲載主にとっては広告料が上がるのですけど、長い目で見ていくとむしろ自分で自分の首を締めているとしか思えない気もします。
エロはアンダーグラウンドに
ウェブサイトやYoutube以外にも言えることですが、本来エロというのは規制され、制限され、日向に出くるべきではないものだと、私は思います。
誤解されないように補足しますが、私自身はエロ大好きです。
大好きですが、大っぴらにするべきではないとも思っています。
また過激化にも一定の制限は必要だと思っています。
ものすごく怒られそうですけど敢えて書きますと、例えば女の子がパンツ丸出しで歩いていたとします。
それにエロを感じますか?
そうじゃないだろ。
風が吹いてチラッと見えるか見えないか、あ、ちょっとだけ見えた気がする。
そういうものこそ、エロではないのだろうか。
また、過激化の話ですが、最近ラノベとかスマホゲームとか界隈で、結構えげつないエロ表現がされているのを見たりするんですよね。
こういうのって、青年期にエロに目覚めてだんだんどす黒くなっていった大人(つまり私たち世代)が自分たちの感性で「このくらいエロくないと興奮しねぇだろ?」と押し付けてるように思えるんですよね。
でも過激な表現ってのは劇薬と一緒で、慣れてくると「もっともっと」となってしまうんですよ。
でも過激になったから満足度が上がっていくのかといえば、そうでもないわけで。
先ほどの「ちらっと」くらいの満足度と「アヘ顔で大股開き」の満足度。
どっちが上かと言うと、一概に後者とは言えないのではないでしょうか?
……なんか、凄いアホな話を熱く語ってしまいました。ほんと、すみません。
まとめ
当サイトは前述したように広告を掲載しております。
ブログに広告を貼ったり、Youtubeで収益化したりすることについて、個人的には好意的に感じています。
それはブログ記事を買いたり、動画を撮ったり編集したりするのにも、ある程度の労力がかかっているからです。
その対価として広告収益があるというのは、私は素晴らしいことだと思っています。
だからこそ、広告のあり方には非常に関心があります。
視聴者を騙してクリックさせたり、反感を買うような掲載方法を選んだり、望まないエロ広告を掲載したりしていると、本当に視聴者からそっぽを向かれて「ネット広告は費用対効果が低い」ということになっていけば、この市場自体の存続の危機だと思いますからね。
個人的にはGoogleがもっとしっかりやって欲しいと思います。
だって、Youtuberがちょっとセンシティブな動画を上げたら広告剥がしたり、削除したり、最悪BANしたりするのに「おち○ち○大きく!」の広告は何度も出して「ごめんごめん」じゃ済まないでしょう?
Googleは個人のクリエイタが、正当な報酬を得られるようなプラットフォームを作り上げた偉大な企業なわけですから、それを維持していく責任はあると思うんですよね。
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