2020年2月に〆切のある小説コンテスト・公募一覧

小説LABO小説コンテスト

2020年2月に〆切が設定されている小説のコンテスト・公募一覧をご紹介する記事になります。いつも通り

全ての小説コンテスト・公募を網羅しているわけではありません
情報には気をつけて編集しておりますが、万が一誤記のあった場合でも、当サイトは責任を持てませんので、必ず各自で応募ページなどをご確認下さい

という点だけご注意下さい。本記事に掲載されているものは「小説を応募できるコンテスト・公募一覧」のページより2月分を抽出したものになります(記事執筆後に追加されたものは掲載されておりません)。

2月は谷間っぽくちょっとコンテストは少なめですが、大型コンテストもあったりと注目すべき月だったりします。

スポンサーリンク

【2/2】次に読みたいファンタジーコンテスト「恋愛ファンタジー」

概要

応募先     :エブリスタ
応募受付期間  :2019年12月2日〜2020年2月2日27:59:59
選考期間    :
最終選考結果発表:2020年4月中旬予定
選考方法    :選考委員
応募資格    :なし
作品文字数   :5,000字〜
募集ジャンル  :「恋愛ファンタジー」

賞など

大賞  :賞金5万円、三村美依氏からの選評
準大賞 :賞金3万円、三村美依氏からの選評
入選  :賞金2万円、三村美依氏からの選評
佳作  :三村美依氏からの選評

MEMO

エブリスタさんの定期コンテストですね。
今回のテーマは「恋愛ファンタジー」。ラノベに限らず恋愛は多くの小説に含まれるほど基本的な要素ですが、主に据えるのかそうではないのか、というバランスは結構難しかったりしますよね。
今回は恋愛がテーマなので、思いっきり恋愛に振っておくべきでしょうけど。
「勇者×魔王」みたいな定番(?)もありでしょうし、ちょっとひねったのもおもしろいかもしれませんね。

【2/4】第8回ネット小説大賞

概要

応募先     :小説家になろう
応募受付期間  :2019年10月28日〜2020年2月4日10:00
選考期間    :
最終選考結果発表:2020年7月上旬予定
選考方法    :選考委員
応募資格    :なし
作品文字数   :なし
募集ジャンル  :

賞など

グランプリ     :賞金100万円、書籍化
メディアミックス賞 :賞金30万円、アニメ化、ゲーム化、遊技機化を検討
金賞        :賞金30万円、書籍化
受賞        :賞金10万円、書籍化
コミックシナリオ賞 :賞金10万円、漫画アプリかWebコミックサイト内で連載
奨励作品      :賞金2万円

MEMO

恐らくWeb系で最も有名なコンテスト「ネット小説大賞」旧なろうコンですね。
もちろん小説のコンテストなんですが、協賛企業にバンダイナムコさんが入っていたりゲームやアニメなどの原作としての賞があるなど「小説としては残念でも、面白い発想のストーリー」などは発掘される可能性がありそうですね。
コンテストページにあるように「基本的には選考委員(という名称かは不明ですが)がキチンと読んで選んでいる」ということですから、その辺りも応募者にとっては嬉しいところかも。
もちろんポイントは参考にしていると思いますし、中には冒頭だけしか読まれないということもあるかもしれませんが、読者選考ありきよりはマシかなぁと思う今日このごろ。

【2/10】第206回 短編小説新人賞

概要

応募先     :Cobalt
応募受付期間  :〜2020年2月10日
選考期間    :
最終選考結果発表:2020年6月WebマガジンCobaltで発表予定
選考方法    :三浦しをん氏と編集部による
応募資格    :新人に限る
作品文字数   :400字詰め原稿用紙25〜30枚
募集ジャンル  :

賞など

入選 :20万円
佳作 :10万円

MEMO

いつものやつですね。
Cobaltを運営している集英社には「ノベル大賞」という一般文芸向け(と思われる)公募があります(今年は今日1月10日が〆切)。
この公募は100〜400枚という長編になるんですが、こちらの短編小説新人賞はボリュームも少なく応募しやすくなっていますね。
登竜門的な位置づけでしょうか?
まぁ、短いから簡単……というわけでもないのが、小説の面白いところなんですけどね。

【2/20】JUNKE小説大賞

概要

応募先     :小説家になろう
応募受付期間  :〜2020年2月20日23:59
選考期間    :
最終選考結果発表:2020年4月頃予定
選考方法    :選考会
応募資格    :
作品文字数   :15万〜20万字程度
募集ジャンル  :「働く女性」「サスペンス・推理もの」「ファンタジー」「復習もの」「ヒューマンドラマ」「学園純愛もの」「ゲーミフィケーション」

賞など

大賞 :30万円、中国での映像化

MEMO

応募ページに記載されていますが、JINKEって中国のモバイルゲーム会社なんですね。
最近よく、TVやWebで中国の小説事情が伝わってきていますが、なんか凄いらしいですね。
もの凄い数の創作が日々創出されていて、小説家になろうやカクヨムもびっくりなほどの淘汰が行われているのだとか。
多種多様な混沌の中から良作が生まれてくるのか、そうでないのかというのはとても興味があるところです。
中国映像化向けのコンテンツですから、人気が高まれば日本以上に爆発的なヒットが見込めそうですね。
面白いな、と思ったのは「政治的立場の表明」などが禁止されているのと同時に「異世界での二度目の人生」なども禁止事項に含まれているんですよね。
中国では転生は禁止なんでしょうか?

【2/28】新潮文庫×LINEノベル 青春小説大賞

概要

応募先     :LINEノベル
応募受付期間  :2019年11月20日〜2020年2月28日23:59:59
選考期間    :
最終選考結果発表:2020年4月予定
選考方法    :選考委員
応募資格    :
作品文字数   :〜20万字
募集ジャンル  :青春にまつわるもの

賞など

大賞 :賞金 10万円、書籍化

MEMO

LINEノベルで具体的に出版社名が入った最初のコンテストですね。
昨年「第1回令和小説大賞」が〆切になっていましたが、あちらは盛り上がっていたのでしょうか? 全然参加してないのでよく分からないんですよね。
青春にまつわるものって、結構難しいですよね。特におじさんになってしまうと「そんなものがあったかな?」と疑問に感じたりすることもあったりしますから。
でもいつかは書きたいなぁ、甘酸っぱいやつ。

【2/29】第3回文芸社文庫NEO小説大賞

概要

応募先     :文芸社
応募受付期間  :〜2020年2月29日23:59:59
選考期間    :
最終選考結果発表:2020年4月下旬予定
選考方法    :選考委員
応募資格    :なし
作品文字数   :400字詰め原稿用紙50枚以上
募集ジャンル  :エンターテイメント小説

賞など

大賞 :賞金30万円、書籍化

MEMO

文芸社文庫NEOってどんな本を出してるんだろう? と思って調べてみたら、公式サイトがありました。
一般文芸っぽいけど、結構幅は広そう。
Webから応募できるのってラノベ系が多いので、こういう公募は段々貴重になっていくのかもしれませんね。

【2/29】第10回アガサ・クリスティ賞

概要

応募先     :早川書房
応募受付期間  :〜2020年2月29日
選考期間    :
最終選考結果発表:2020年7月
選考方法    :選考委員
応募資格    :なし
作品文字数   :400字詰め原稿用紙300〜800枚
募集ジャンル  :広義のミステリ

賞など

正賞 :アガサ・クリスティにちなんだ賞牌 副賞 :100万円

MEMO

アガサ・クリスティと言えば、小学生のころに読んだきりなんですよね。もうすっかり忘れちゃっています。また読み返したいな。
ミステリってくくりでは、私はコナン・ドイルの原作からミルキィホームズまで嗜むほどのシャーロキアンなんですけど、本当にいいですよねぇ。いつか書きたい(そればっかですが)。
早川書房ということでかなり硬派な公募となっていて、応募原稿は郵送に限ります。また通し番号をつけたり「ワープロ原稿の場合は」という記載があるなど「一体、いつの時代の公募だ」とおもってしまうほど。
でもいいんです。そういうの大切。安易にWeb応募可にはして欲しくないですよね。

【2/29】第33回ファンタジア大賞

概要

応募先     :ファンタジア文庫
応募受付期間  :〜2020年2月29日23:59:59
選考期間    :
最終選考結果発表:
選考方法    :選考委員
応募資格    :なし
作品文字数   :40字×16行で200〜270枚
募集ジャンル  :十代の読者を対象とした広義のエンターテイメント作品

賞など

【通期】
大賞 :300万円
金賞 :50万円
銀賞 :30万円
【各期】
入選 :10万円

MEMO

そう言えば最近は「富士見」の名前はなくなっちゃってるんですね?
ファンタジアということで、ラノベ系です。前回受賞作はこちら
ラノベ系の公募としては、最大級じゃないでしょうか?
ファンタジア大賞は前期と後期に分かれていて、今回は後期の応募になります。
各期で入選作品が選出され、その中から通期の「大賞・金賞・銀賞」が決まっていくという仕組みですね。
応募ページでは最終選考発表日などは明記されていない(はず)のですが、昨年の例でいくと7月に後期発表、9月に通期発表という感じかも。

まとめ

今回は記事の作成が少し遅くなってしまいました(毎回そうじゃないか説もあります)。

本記事を書いてて思ったのですが、最後にご紹介したファンタジア大賞の前32回の応募総数が1,168本。

カクヨムコンやネット小説大賞と比べても、かなり数が少ないですね。

もちろん少ないから受賞しやすいとは限らないのですが、現時点でカクヨムコンは4,189作品が応募されていることを考えると、公募の方が希望がありそうな気がしないでもない……のかなぁ。

打算的に考え出すと、たいていろくなことにはならないのですが。