音声小説「Writone」で、小説・シナリオ、声優・ナレーションなどのお仕事のマッチングサービス「Writone Works(仮)」のβ募集が開始に
私もいくつかの小説を投稿させて頂き、またたくさんの声優さんに声をあてて頂いている音声小説サービスの「Writone」ですが、本日より新しく「Writone Works(仮)」というマッチングサービスの募集を開始しています。
お仕事版Writone? 「Writone Works(仮)」
募集ページがありますので、詳しくはそちらを見て下さい。
現在Writoneでは「文章(小説・エッセイ・ポエムなど)を書く人」が文章を投稿し、それに「それに声をあてる人」が音声化したものをアップロードする、という形で運営が行われています。
声があてられた音声小説は無償公開することもできますし、一話単位での販売も可能となっています。
上記リンク先に詳しく書かれていますが、企業からの有償でのお仕事の依頼がWritoneに来ているそうで、今回の「Writone Works(仮)」はそれをサービス化したもの、と言えそうです。
簡単に言えば「ランサーズ」や「クラウドワークス」のようなものかもしれません(憶測なのではっきりと断言はできませんが)。
ランサーズなどをあまりご存じない方に簡単にご説明しておきますと
- 企業や団体、個人が「こういう仕事をして欲しい」という依頼を掲載する
- 主に個人がそれを見て、自分の行える仕事に応募する
- 案件により依頼側の承認が必要となるが、双方の合意で仕事の受注契約となる
- 請負側の仕事が完了
- 依頼側が承認することで、報酬が支払われる
というものになります。
例えば個人で「こういう仕事をしたい」と思っていても、どこで募集しているのか分からないですし、どういうように仕事を行うのか、報酬はどのように支払われるのかも悩むところですよね。
また依頼側としても「どんな人が仕事をしてくれるのか?」「どの程度のクオリティが担保できそうなのか」というのは不安要素だと思われます。
そこでこういうサイトではお互いのポートフォリオを公開して「今までこういう仕事をしてきました」というものを具体的に公開してるんですよね。
それらの橋渡しをしているのが「ランサーズ」みたいなサービスになります。
まだ(仮)がついていることから分かるように、あくまでも検証段階のようですが、今後は「目で文字を追う」という行為よりも「耳で聴く」という形で本を読むという文化は必ず醸成してくると思われますので、ぜひとも成功させて欲しいなぁと思いますね。
エントリー〆切は2020年1月17日(金)23:59まで。
エントリーは上記リンク先から行えます。
今回は検証段階ということもあり、運営側(Writone側)での審査があるそうで、数名のクリエイターさんのみの募集となっているようですので、エントリ希望の方はお早めに応募された方が良さそうです(早い物順じゃないでしょうけど)。
しろもじとWritone
以下は蛇足になります。
私はWritoneを初めて見たとき「これはいいサービスだな」と感動しました。もちろんブログにもいくつかの記事を書かせて頂きました。いつか「Writoneはワシが育てた」と言うのが夢でした(ウソです。すみません)。
いくつかの小説もWritoneに投稿させて頂きました。前述しましたが多くの方に声をあてて頂き、それを聞いたとき本当に嬉しかったのを覚えています。
調子に乗って10本ほど小説を投稿したのですが、あるときふと「音声化してもらうために小説を書いている」ことに気づきました。
上手く伝わるか分かりませんが「自信がないものまで投稿している」という感覚があったんですよね。
いやまぁ、今でも「小説家になろう」や「カクヨム」に投稿するとき、自信満々でしているわけじゃないんですけど……。
前にも少し書いたのですが「小説投稿サイトに投稿した小説は自分だけの評価」なんですが「Writoneに投稿し音声化してもらった小説は、声優さんの評価も加わる」んですよね。素晴らしい声優さんに声をあててもらっているのに、肝心の小説が「本当にそのストーリーで大丈夫か?」って状態だったんですよ。
「大丈夫だ、問題ない」と胸を張って答えらればよかったんですけど、実際にはそんなことはありません。
なので、しばらく投稿も含めてWritoneでの活動は休止しております(既存の小説に声をあてて下さるのは大歓迎ですが)。
その「問題ない」と言い切れるのがいつになるのか……というのは難しい問題です。
小説投稿サイトで一定の評価を受けた作品なら……と考えることもできますが、それも一部の評価でしかないので、やはり自分自身が「こいつはいけるぜっ!」って思えるようなものを書けたときには、また投稿させて頂きたいな、とは思っています。
まぁ「そんなに肩肘張らなくてもいいじゃない」とも思ったりもするんですけど、折角声をあててもらった小説が「声は素晴らしいのに、再生が伸びない」ということがあったりすると、ショックなんですよね。カクヨムなどに投稿した小説が読まれないというのであれば、自分だけのことなのでそれほどでもないんですけど。
それらがストレスになっている部分もあるので「髪の毛が抜け切ってしまわないように」ということで、休止している次第です。
多分これは私が歳をとったという証拠じゃないかなと思ったりします。守りに入っているというか、ちょっと「イケイケ度」がなくなってきている感じがします。
ですので、今回の企画は遠くから見守りたいと思っています。|д゚)ミテルゾ!
若い方、もしくは気持ちが若い方は、ぜひチャレンジしてみて下さいね!(というより「やってみようかな」と思ったらやってみるべきです)
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