WordPressメジャーアップデート「WordPress5.0」が登場。注意点やオールドエディタに戻す方法など

2018年12月7日小説家のためのブログ運営Luxeritas,WordPress

WordPress(ワードプレス)のメジャーアップデート5.0が登場しています。

今回のアップデートの目玉として投稿画面の一新され「Gutenberg(グーテンベルグ)」というエディタに置き換わっています。

この新エディタと従来のワードプレスエディタの違いは「ブロック単位」でコンテンツを生成できる点です。

これについては、私もまだ触っている途中なので、ある程度整理がついた所でまとめ直したいと思っています。

今回は、WordPress5.0(Gutenberg)での記事の書き方(最低限)と、元のエディタへの戻し方(暫定的処置)を見ていきましょう。

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WordPress5.0での記事の書き方(最低限)

Gutenbergでは、従来のようにテキストを打って途中に画像を挿入していく、という方法から「テキスト」「見出し」「画像」などを1つのブロックとして扱うようになっています。

5.0にバージョンアップした後で新規投稿画面を開くと、次のような画面になっています。

「タイトルを追加」には記事のタイトルが入ります。本記事で言えば「WordPressメジャーアップデート「WordPress5.0」が登場。注意点やオールドエディタに戻す方法など」がそれに当たります。

黄色枠の+ボタンはカーソルを当てることで表示されます。

本文を書くにはこの辺りをクリックし直接書けばOKです。デフォルトが「Paragraph」というものになっており、どうやらこれがテキストのブロックだと思って間違いなさそうです。

+ボタンを押すことで、挿入するブロックを選ぶことができます。

通常はこのように「Most Used(よく使う項目)」が表示されていると思います。

全てを表示するには右上の「^」ボタンをクリックし、これを閉じます。

すると、全てのメニューが表示されます(ここでは赤枠は無視して下さい)。

「一般ブロック」をクリックすると「image」と「Heading」という項目があります。

「Image」は画像、「Heading」はH2、H3などの見出しになります。

まずはHeadingをクリックしてみましょう。

見出しが入力できるようになりますので、テキストを入力します。

入力できたらカーソルを下にもっていくと(エンター押下でもOK)、再び「+」ボタンが現れますので、それをクリック。

同じ要領で「Image」をクリックすると画像を挿入できます。

画像は「Upload」をクリックしてファイルを選ぶか、ブロック内にドラッグ&ドロップすることで、挿入することができます。

ひとまずは、これで記事を編集できるようになると思います。

古いエディタへの戻し方

使ってみるとそれほど難しくないGutenbergエディタですが、そうは言ってもアレコレしたい場合には「前の方が良かった!」となるかもしれません。

古いエディタに戻すには「Classic Editor」という公式プラグインを入れる必要があります。

プラグインの検索画面で「Classic Editor」で検索します。

プラグインの導入方法などは、こちらのページをご覧下さい。

プラグインをインストールし、有効化することで以前のエディタに戻すことができます。

一応、私の環境下ではプラグインを停止すれば、Gutenbergエディタに戻すことができ、再有効化することでオールドエディタにすることでできました。

ただしこのClassic Editorは2021年までのサポートらしいので、順次Gutenbergに慣れていく必要はあると思われます。

投稿済みの記事はGutenberg? オールドエディタ?

気になるのが既に投稿してある記事の扱いがどうなるのか?上記の「Classic Editor」プラグインを有効化している状態では、記事一覧でGutenbergエディタ(ブロックエディタ)かオールドエディタかを選べるようになっていました。

「Classic Editor」を停止して記事一覧を確認すると、それがなくなりGutenbergエディタのみの編集となります。

その場合は、記事全体が「Classic」ブロックとなり(後述)、ひとつのブロックとして認識されているようです。

この辺りはかなり流動的になっているように思われましたので、少なくとも記事単位ではどちらかのエディタで統一した方が良さそうに思えました。

テーマ「Luxeritas」での対応状況

現時点ではテーマ「Luxeritas」はWordPress5.0の対応版として、バージョン「3.5.4」が配布されています。

Luxeritas3.5.4のページ

定型文・ショートカット・ブログカードなどのボタンが見えなくなった問題に対応しているとのことです。

これらを使うには、Luxeritasをバージョンアップしたのち、ブロックの追加で「Classic」を選択します。

するとClassicブロックが追加されますので、その本文欄(赤く色づけした部分)をクリックします。

そうすることで、見慣れたエディタへとすることができます。
※何度かやってみましたが、いきなり下記の画面が表示されることもあるようです。

ただし、当方の環境では現在ブログカードの挿入ができません。

入力まではできるのですが「挿入」ボタンを押せないんですよね。

まぁ、そこまで緊急ではありませんから、しばらくは様子見しながら試行錯誤ですね。

【追記】Luxeritasが早速「3.5.5」にアップデートし、これにより以下の部分は解消されています。
対応が早いテーマは、本当にありがたいですね。ありがとうございます。

【訂正】コメント欄にてご指摘頂きまして色々やってみた結果、確かにキチンとブログカードは挿入できました。
コメントでも書いたのですが、現状では2つ目の「Classic」ブロックを設置し、そこにブログカードを設置しようとすると、上手くいかないようです。
ただし、これは当方の環境による所が大きい可能性もあります。
また、当方の不勉強さ故に、原因を報告することすら困難というお恥ずかしい展開になっています。
できるだけ早急に調べて、改めて報告させていただきます。

というか、そもそも2つ目のClassicブロックを設置というのが、明らかに使い方を間違っているような気がしてきました(当記事はClassicブロックを複数設置している)。
Classicブロックは1つ設置すれば、そのブロック内で従来型の投稿が行えるわけですから、敢えて複数設置すること自体がおかしな話です。

WordPressは5.0にアップデートすべきか?

ここまでご覧になって、恐らく「なんだか面倒そうだなぁ、アップデート止めとこうかな」と思った方も多いのではないでしょうか?

では、5.0へのアップデートは止めた方が良いのか?

これはアップデートすべきだと考えます。

と言うのも、WordPressのアップデートは機能的なことだけではなく、セキュリティ的なアップデートも含まれているからなんですよね。

エディタ機能が嫌だからといって、古いWordPressを使い続けることはセキュリティリスクを増やすことになります。

よって、アップデートは行う。
(ただし、お使いのテーマ、サーバなどの情報は収集した上で)

その上で一応Gutenbergエディタに慣れる努力をする。

どうしてもダメならClassic Editorプラグインを入れて、しばらく先延ばしする。

この方法が良いかと思われます。

ただし、いずれにせよWordPressは今後このエディタを進化させていくのでしょう。

現在は、やや荒削りなところもあり、またテーマの対応も完全ではありませんので、使いにくい部分はあるかと思いますが、それでもいずれは慣れないといけないところです。

その他のWordPress関連の記事はこちらのページからどうぞ。

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