2019夏アニメ【1話以上視聴したリスト】

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2019春アニメまでは1アニメごとに1記事作成していたのですが、なかなか大変なので夏アニメからは1記事にまとめてみようと思います。

当記事の趣旨としては「私が1話以上視聴して、なかなか面白いと思ったアニメを紹介する」というものになり、逆にいえば個人的におすすめできそうにないものは敢えて掲載しないようにしています。

また全てのアニメを閲覧できているわけでもありませんので、その点はご了承下さいね。

その代わりといっては何ですが、今期から「小説を書く人の視点」というもので書いていきたいと思います。今までは純粋にアニメの感想を書いていたのですけれど、そこはやはり「小説を書く人を応援するサイト」ですからね(はい)。

そのようなことから、多少ネタバレ的要素を含んでいるかもしれません(酷いネタバレはしないつもりですけど)。ご注意下さい。

というわけで、いくつかご紹介していきましょう!(順不同です)

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荒ぶる季節の乙女どもよ。

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視聴感想

「文芸部」というキーワードが出てきたとき「青春ものなのか!?」と思ったのですが……いや、青春ものには違いない。ただ『宇宙よりも遠い場所』を連想していたのですが、ちょっと趣が違う作品でした。

主に「性」を扱っている作品なんですが、私のように「青春? そういやそういうものもあったよね」という世代になっても、ある程度共感できる部分が多いのは、ターゲットにそういう層も含まれているからでしょうか?

純粋に「今どきの高校生もこんなにウブな子が多いの?」と思ってしまいました。いや、悪い意味ではありません。いい意味で。

主人公を含めてメインキャラクタは5人の女の子。それぞれに気になっている子や、気になられている子など複雑な関係がワンパターンにならずに築かれているのは、なかなか秀逸な部分ではないかと思いました。

どうしてもこういう作品って「主人公が恋する話」か「主人公が恋される話」に集約されがちですからね。

ところでこの作品はどのジャンルに当てはまるんでしょう? ラブコメといえば「男主人公でコメディ要素を持った恋愛作品」という気がしますし「恋愛もの」にしてはコメディ要素が多い気がしますし。

すっごい笑える要素はないんですけど、とにかくメインキャラクタたちが魅力的なのがいいですね。一見キャラが被っているような方々もいるんですけど、ちゃんと書き分けられているのが凄い。

ソウナンですか?

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視聴感想

個人的にはコメディ要素がツボ。

特にメインキャラの鬼島ほまれちゃんがサバイバリーな女子高生という設定が刺さりました。

サバイバルにおける色々な豆知識的な話が出てくるんですよ。最近は何かにつけて、こういう「ちょっとした知識が得られる」という作品が求められているのかも?

一方で「これを観れば遭難しても大丈夫」というほど、コアなものでもないところが絶妙なさじ加減といえるのかもしれません。

この辺りは人気を博している他作品でもいえることですが、メインのストーリーやキャラクタ造形はしっかりした上で、隠し味的に「勉強にもなった!」というのがいいんでしょうね。

10分ちょっとのショートアニメなのが残念なくらいの面白さです。

ただ気になったのは冒頭のシーン。どうやら飛行機が墜落して(もしかしたら船)無人島らしきところに漂着した、という設定のようですけど、これ他の人達どうなったんだろう……?

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅡ

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視聴感想

『ダンまち』は1期があって、外伝『ソード・オラトリア』があって、この作品が3つめのアニメになると思うんですけど(OVA除くと)、同じ作品のアニメって3期目くらいから視聴を止めちゃうことが多いんですよね。

理由はなんだろうと考えてみると「設定が重なりすぎて、単純な面白さがなくなってしまうから」というのじゃないかなぁと思ったり。

色々な要素が絡み合うことの面白さはあるのは分かるんですが、だんだん重くなっていくような気がするんですよね。多分、もっと若いときならそういうのも大丈夫だったと思うのですが……。

でもこの『ダンまち』は安定の面白さでした。

確かに1話から新展開が始まっていくのですけど、それも4話で一旦収束します。もしこれが1クール全て引っ張られていたら、多分見続けていなかったかも。

『ダンまち』にはたくさんの魅力がありますよね(ちなみに小説版は未読です)。ベルくんが素直でいい子だったり、ヘスティアさまの紐が気になったり、リリが可愛かったり。

でも一番はそういう「分かりやすい王道」をきちんと書いている点じゃないかなぁと感じたりしています。

難しい設定とかややこしい謎をできるだけ排除して、なお面白い作品って本当の面白さを含んでいるんじゃないでしょうか?(身につまされます……)。

まちカドまぞく

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視聴感想

「きららかな?」と思ったらきららだった(笑)。

設定、キャラクタともにどストライク系のアニメです。というかきららはハズレが少ない(ように思われる)。

とにかくいい子しか出てこないアニメです。賛否はあると思いますがいいのです。やさぐれがちな現代社会では、こういう作品の方が求められている……と勝手に思っています。

いや、そうじゃないのも面白いですけどね。

それでも自分が書く話は、そういう方向性のものがいいなぁとは思っています。なかなか難しいんですよね、いい人ばかりの作品って。

悪い奴、それも憎たらしいほどに悪い奴をコテンパンにした方が簡単ですし。

っと、話が逸れかけてます。

まぁ、このアニメは「四の五の言わず、観れば分かるさ」というものですね。合う合わないはあるでしょうけど、合う人にはぐさっと刺さってくれるはずです。

ダンベル何キロ持てる?

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視聴感想

いや、タイトルを見た時点でそういう話だとは思っていましたが、まさかそこまで濃いとは。

なんでしょうね? 雰囲気としては『はたらく細胞』によく似ている気がします。

『ソウナンですか?』の感想で「ためになる部分がある」と書きましたが、こちらはガチでためになる系のアニメです。

私は観ているだけで筋肉痛になってしまいました(笑)。

主人公の紗倉ひびきちゃんは、いわゆるギャル。

多くのアニメにおいてギャル系少女が日の目を見ることはあまりなく、何度かそういう作品を観たときもそれほど好感を持てなかったりしてたんですけど、この子はベスト・オブ・ギャル子といっていいくらい。

っていうか、見た目ギャルだし言葉もそれっぽいんですが、なんか真面目で素直でいい子なんですよね。

そしてアニメは、とにかく「肉・肉・肉」です。

私はそれほど筋トレには興味がなく、本アニメを観始めたときもムキムキの方々が出てきた際には「おいおい勘弁してくれよ」と眉をひそめていたわけですが、3話ほど観た後では「マッスル! マッスル!!」とすっかり洗脳されてしまったようです(笑)。

ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-

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視聴感想

どこかでも書きましたがTYPE-MOON作品ということで、アレと繋がっている作品になります。

『ロード・エルメロイII世の事件簿』という名前自体は知っていたものの、そういうことになっているのだとは知らなくて、てっきり「別の作品なんだろう」と思って視聴しました。

なるほどなぁ、という感じです。

本編(?)よりもやや緩い部分が多く、個人的にはこっちの雰囲気の方が好きかもしれません。そういえば本編でも、彼と彼の英霊の話が好きだったような気がします。

TYPE-MOON作品は複雑な設定や難解なワードなどが出てきて、それが面白さに繋がっている部分はあるのですが、一方で「鑑賞する」という視聴形式のような気がするんですよね。つまり「サラッと観るわけにはいかない」みたいな。

『ロード・エルメロイII世の事件簿』では、その部分がやや薄まっている気がします。

でも、この前本屋さんでこのシリーズの小説が陳列してあったので1巻を買ってみたんですが、パラパラっとめくってみた感じでは「まさにTYPE-MOON」という雰囲気でした(笑)。どっちなんでしょうか? 読むのが楽しみです。

女子高生の無駄づかい

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視聴感想

実はこれ、1話途中まで観た時点で一旦保留になっていました。

あるところで「面白い」とのレビューを見て「そうなん?」と改めて見直してみると、なるほどこれは確かに面白い、とやっと気づく感じ。

それは2話、3話と進むごとに大きくなっていき、まるで○薬のような中毒性を持った作品なんじゃないかと思いました。

コメディ系にあるような、序盤から一気に転がっていく展開じゃないのが、そう思わせたのかもしれませんね。もうちょっとしっかり観ないと、と反省しきりです。

コメディ要素的には、自分が目指しているものとはちょっと違うのですけど、色々なものに触れるのもある意味勉強です。

小説などの「面白さ」ってたくさんの要素がありますけど、中でも「笑わせる要素」って本当に難しいですよね。いや他の要素も難しいんですけど、笑わせるのを計算でやるのが一番頭を使うよなぁと思ったりするんですよね。

そういう意味でも、色々な「面白さ」を知るのは大切なんじゃないか、とかは考えながら観てないんですが(笑)。

とある科学の一方通行

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視聴感想

『とある』シリーズは結構好きなんですよね。

ただ『とある魔術の楽曲目録』の3期は、どうしてだか最後まで観てないんです。なんでだろ?

そんな状態だったので「これを観るべきかどうか?」でちょっとだけ悩んだんです。でもラストオーダーを見るためだけに観始めました。いや、かわいいですよねラストオーダー。

なので、本編ストーリーはあまり期待していなかったのです(すみません)。でも、面白い!

『とある』のアニメの面白さって、こういうのだったよねと再認識したような感じです。

思うに3期はちょっと詰め込みすぎたのかな、と勝手に思っています。用語が出てきすぎて「一体何が起こってて、どうしたいのか?」というのがなかなか分かりにくい。

それに対して本作は明快です。

一方通行のキャラもいい味出していますね。本編に初登場したときは、これほど好感度が高くなるキャラだとは思いませんでしたもんね。

キャラは分からないものです。

まとめ

まとめてサラッと書くつもりが、結構な文量になってしまいました(これでも随分削りまくっています)。

やはりアニメは語りだすと止まらない。

全体的な感想としては「漫画原作のアニメの方が好みのが多いな」ということでしょうか。

小説やラノベのアニメが面白くないわけじゃないんですが、漫画原作の方がオリジナリティがあるというか「あ、そういう作品?」という意外性があるというか。

でもテンプレ的だ、という話であれば、例えば『まちカドまぞく』などは設定こそ違えど、きららのテンプレといっていいような作品なんですよね。

そう考えると、テンプレがいけないんじゃなくて、その中の面白さの要素が私に合っているか合ってないかの違いだけなのかもしれません。

ここに挙げたもの以外でも、いくつか未視聴のものもありますので、時間があれば引き続き視聴していきたいと思います。おすすめがあれば、ぜひ教えて下さいね!

ちなみにこのアニメは「dアニメストア」にて視聴しています。

31日間お試し視聴可能。国内定額動画配信サービスの中で、アニメ作品数No1。もちろんドコモじゃなくてもOKです。個人的にはかなりおすすめ。

dアニメストア