Apple News+,Apple Card,Apple Arcade,Apple TV+などが発表(※ただし)
日本時間26日2時より始まったApple Special Event 2019。
事前の噂通り、コンテンツ関連の発表が行われました。
ただし現時点では日本は、ほぼ蚊帳の外状態です。
Apple New+
まずはApple News+。
Apple News+は様々なメディアのサブスクリプションサービス。ウォール・ストリート・ジャーナル、ナショナルジオグラフィック、TIMEなど様々なメディアが定額で読めるようになる模様です。
広告のトラッキングなどはなしで、月額9.99ドル(約1,100円)。
本日から利用可能ですが、アメリカのみのスタートとなる模様。カナダ、オーストラリア、EUなどへの展開はアナウンスされていましたが、日本は……言及なし。
Apple Card
噂されていたApple Cardも登場。
当然Apple Payで利用でき、オンラインで発行が可能(?)。
使用した項目に応じて、細かく利用状況などを管理できるようです。
Apple Payが使えない店のために、プラスチックカードも。カード番号、セキュリティコード、サインなどもなしのセキュアなカードになる模様。デザインはかっこいいですね。
普段の買い物で2%のキャッシュバック、Apple Storeの買い物では3%となるようです。DAILY CASHと言っていますから、現金還元みたいに残高に帰ってくるようになるのかもしれません。
今年の夏からの開始予定。
Apple Arcarde
ゲームサブスクリプションのApple Arcarde。
元スクエニの坂口博信氏も登場。お元気そうでなにより。
他のところでは割愛していたのですが、今回のサービスで強調されていたのが「プライバシー&セキュア」「ファミリーシェアリング」のふたつでした。
100以上のゲームを定額で楽しめるサービス。
金額やスタート時期は、すみません、聞き逃しました。
Apple TV+
続いてApple TV+。これが一番良くわからない。
まずはApple TVの説明から始まります。
ケーブルTVなどがApple TV内で見られるようになった……のだと思います。
Apple TV channels。
HBOなどの放送局をまとめたサービスの模様。日本でいうとTVerみたいなヤツ?
スポーツ番組やHule、Amazon Primeビデオなどの表示もあったので、ある意味Amazon Primeビデオ・チャンネルみたいなものでしょうか。
そしてApple TV+。神々しいです。
S・スピルバーグ、JJ・エイブラムス、その他有名な俳優陣など(多分)が登場し、スピーチを行っていました。
ここだけで30分以上を取るという力の入れようです。
どうやらAppleオリジナルコンテンツになるようですね。今秋からの開始予定だそう。
まとめ
元々今回のイベントは「コンテンツを扱う」とされていたのでさほど驚きはなかったのですが、想像以上に「それ、もうどこかにあるよ」というものばかりで、そこに驚きました。
もちろん、NewsやTV、ゲームなどのコンテンツはプラットフォーマーとしては必要なものだと思います。
が、逆に「なんで今までやってなかったのか?」と思ってしまいます。Amazonなどと比べると、2年くらいは遅れている印象です。
てっきり「それでもAppleがやるんだから、もっと画期的なものになるのでは?」と思っていただけに、あまりの普通さにちょっとがっかりですね。
ハードウェア関連の発表が一切なかったことに失望した方も多いと思いますが、まぁここのところ連日アップデートしていましたからね。これはしょうがないところでしょう。
また、アメリカ中心で日本が殆ど触れられていなかったことは、恐らく現時点ではコンテンツ提供者との交渉が上手くいってないのでしょう。
「まずは北米でシェアを握る」ということを目指して、Appleのシェアがそこそこ高い日本には、その後満を持して(恐らく1年後か2年後辺り)の展開になるのではないでしょうか?
とは言え、ゲームやTV+などは日本でも展開されるわけで、土着のメディア(ニュース系や出版、映像)などが何色を示しているのかな?
まぁ、美味しいところをAmazonに持っていかれて、更にAppleにも掻っ攫われるのはたまったものじゃないでしょうから、仕方がないのかもしませんね。
全体的に「予想通り」のサプライズなしになってしまいましたが、今後のAppleに期待することにしましょう。
とりあえず、寝ます。
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