Alexa対応! 新しいFire 7タブレット(第9世代)が登場 キッズモデルも!
Amazonのタブレット「Fire 7タブレット」がアップデートし、Alexa対応となりました。
新Fire 7タブレット登場! 性能アップでAlexa対応
まずはスペックを確認してみましょう。
新旧、そしてHD8、HD10との比較表を作って見ましたのでご確認下さい。
Fire7(旧) | Fire7(New) | Fire HD8 | Fire HD10 | |
画面サイズ | 7インチ | ← | 8インチ | 10.1インチ |
画面解像度 | 1024×600(171ppi) | ← | 1280×800(189ppi) | 1920×1200(224ppi) |
プロセッサ | クアッドコア1.3Ghz | ← | クアッドコア1.3Ghz | 1.8GHz x 2、1.4GHz x 2 クアッドコア |
RAM | 1GB | ← | 2GB | 2GB |
ストレージ | 8/16GB | 16/32GB | 16/32GB | 32/64GB |
micro SD | 256GBまで | 512GBまで | 400GBまで | 256GBまで |
リアカメラ | 2Mピクセル | 2Mピクセル | 2Mピクセル | 2Mピクセル |
フロントカメラ | 0.3Mピクセル | 2Mピクセル | 2Mピクセル | VGA |
バッテリー | 8時間 | 7時間 | 10時間 | 10時間 |
スピーカー | モノラル | モノラル | Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー | Dolby Atmos、 デュアルステレオスピーカー |
Alexa搭載 | – | ◯ | – | ◯ |
価格(税込) | 5980/7980円 | 5980/7980円 | 8980/10980円 | 15980/19980円 |
大きく進化している点は「ストレージの拡大」と「対応microSD」ですね。
いずれにしても「ストレージ」に関わる部分なので、音楽・映画などをダウンロードして試聴する場合にはより快適になりそうですね。
CPUは表記上は据え置きになっていますが、実際にはスペックアップしたものが搭載されていてより高速化されているとのこと(一部報道ではHD8と同じものをスペックダウンして使用しているとのこと)。
一方でほとんど進化がないのはディスプレイ部です。
7インチという画面サイズはともかくとして、171ppiに進化がなかったのは残念なところかもしれません。
ppiとはPixel Per Inch、つまり1インチ辺りの画素数のことでこれが多ければ多いほど、画面は高解像度になり見やすくなります。
iPhone4のときだったと思いますが、プレゼンでスティーブ・ジョブズ氏は「人間の網膜が認知できるのは300ppiまで」と言っていました(だからそれ以上の解像度を持つディスプレイをRetina(網膜)ディスプレイと呼ぶ)。
ただ、私も古いFire7を持っていますが、ベッドサイドに置いて動画を観る分には十分と言えば十分なんですよね。
映画字幕はやや見えにくいですが、読めないほどではありませんし。
また7インチという画面サイズは、ちょうどよいサイズ感なのも確かなんですよ。
iPad Pro11インチだとちょっと大きいときもあったりしますからね。
それに現行iPad Proもppiだけで言えば264ppiなんですよ(iPad miniのみ326ppi)。
なのでFire7でも、ものすごく小さいフォントを読むような場合以外では、それほど支障はないとも言えそうです。
そして今回の最大のトピックは「Alexa対応」になったことでしょう。
Alexa対応はHD10に続く2機種目になり、HD8のみが未対応となってしまいました(恐らく次のアップデートでは搭載されるでしょうけど)。
Amazonのウェブサイトを見る限り「Show Mode」には対応していないように見えますが、ハンズフリーでのAlexaには対応していますので、スリープモード時でも「アレクサ」と話しかけるだけでEcho同様に操作が可能となっています。
こう考えるとShow Modeは必要なくなったという感じなのかもしれませんね。
また、今回キッズモデルがHD8に続いて登場しています。
カバーも同時発売 旧世代用とは互換性なし?
個人的にはFireタブレット、Kindleは家のみで使うことが多いのでカバーを買ったことはないのですが、持ち運ぶ方にとってはカバンの中に入れる場合にカバーがあった方が安心ということもあるかもしれません。
今回、第9世代Fire7のカバーとしてセージ、チャコールブラック、プラム、サンドオレンジ、トワイライトブルーの5色が用意されています。
気をつけたいのはAmazonには他の世代のFire7用カバーも売られており、互換性が……ないのかなぁ。
まぁ敢えて古いカバーを買う利点はないと思われますので、買う際にはお気をつけ下さいね。
個人的には凄く悩むところです。
古いFire7も、やや液晶が怪しくなってきたものの(ときどきバグる)まだ使えるんですよねぇ。
上にも書いたように、ベッドに寝転がった状態で使うことが多いんですよね。
寝る前なんかTVじゃ本格的に見るモードになってしまうので、ウトウトしながら見るには7インチサイズくらいがちょうどいいんです。
だけど、上に書いたように解像度的にはHD8くらいが良いような気もします。
でもHD8にはAlexaは搭載されていないし……。
と言う感じで、新しいHD8待ちでしょうか。
携帯性では7の方が優れていますので、主に持ち運び電子書籍がメインであれば(※)Fire7もいい端末だとは思います。
※ただし文字ベースの書籍に限る。図解しているような書籍の注釈は流石に見にくいです。
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