中高年層が小説を投稿する際、気をつけるべき2つのこと

2017年11月17日小説LABO小説執筆

小説(投稿・下書き)、ブログ合わせて1日2万字を毎日書いてる、しろもじです。

 

まぁ、嘘なんですけどね(笑)。一度言ってみたかった……。と言っても、まるっきり嘘というわけじゃないですよ。5,000字だったり、1万字だったり、2文字だったりする日もありますが、一応目標として2万字を掲げているのです。

さて、先日「中高年よ、小説を書け」という記事をポストしました。

読んで頂けましたか? まだの方はぜひ上のリンクからご覧下さい。

今日の記事は、それの補足記事です。

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世代の違う人たちとの付き合い方

「カクヨム」にしても「小説家になろう」としても、メインストリームで活躍されている方は、10代・20代・30代が多いように思われます。実際、統計がないのかと探してみましたが、キチンとしたのはないようです。

「カクヨム」は「小説家になろう」よりも少し年齢層が高いかな、というのは作品を読んでいても分かります。それでもメインは20代、次いで30代じゃないでしょうか。

 

もう一度調べてみたら、ニコニコニュースのアーカイブにカクヨム編集長のインタビュー記事がありました。

2016年6月のものなので、ちょっと古いですが、色々参考になることも書かれていますので、読んでみるといいかもしれません。

ある程度予想はしていましたが、読者の年齢層では意外な動きがありました。

オープン当初は1番多いのが20代、その次に30代、10代でした。それが、今1番多いのは20代で次が10代、30代。10代の読者が増えて、30代との比率が逆転しました。

と、書かれています。これは読者層の話ですが、カクヨムなどの投稿サイトの場合「読者層≒書き手層」だと思いますので、全く的外れというわけではないはずです。やっぱり20代、30代がメインの模様。

もちろん、現役でもっと上の年齢層であっても、投稿されている方はどちらにもいると思います。と言うか、間違いなくいます

でも、やっぱり数としては少ないのです。

 

ですので投稿サイトなり、Twitterなりで交流する際に「相手は年下だ」というのを実感することはあるでしょう。でも、そこで少し気を付けた方がいいんじゃないかな、と思うことがあります。

 

それは接し方です。特別なことじゃないんですよ。前回の記事でも書いたように、私は「年齢は関係ない」と真剣に思っています。その記事では「歳くってても、大丈夫」という意味で書きましたが、これの本当の意味は「年上だろうが、年下だろうが、一人の人間として扱わないといけない」ということです。

場合によっては、自分の子供よりも年下の人間と、平等に付き合わないといけないということです。「いや、僕そういうの大丈夫だよ」という方もいらっしゃるでしょう。でも、極端に上から目線にならなくても、ついやってしまうことがあります。

 

それが「お説教」。

 

歳を取るということは、人生経験もそれだけ積み上がっているわけです。その気がなくても、ついつい「分かっている」気になってしまうのです。そして「教えてあげなくちゃ」という気にもなるのです。

おせっかいを焼いてしまうのです。忠告したくなるのです。それは止めとけとか、こうしろとかああしろとか。

 

全部止めましょう

 

皆さんの若い頃を思い出して下さい。自分がしたくてやっていることに対して、年上の人があーだこーだ言うのって、ただただうざかったことないですか? 「どうせ◯◯だから」と言われてムカッとしたことないですか? あの時も親切心で言ってくれたんですよ。手助けしようと思って言ってくれたんですよ。

 

それでも人間っていうのは、そういうのが「イヤ」なんですよ。嫌がることは止めましょうね。

例えば小説に対してアドバイスを求められて、それに答えるのなら良いと思います。交流があって、お互いに批評しあう、みたいな。良いですよね。

でも、例えば評価欄に「文法がなってない」とか「誤字が多い」とか「人生経験がなさそう」とか、そういうのをいきなり書くのは止めましょうねってことです。文法や誤字なんて、商業出版される時に、キチンと直ってればいいんです(ないに越したことはないですが)。

 

私たちは編集者ではありません。あくまでも、同じ志を持つ仲間なのです。傷を舐め合うような評価をやり合うことはないですが、余計なことはしないでおきましょう。

「こんな小説投稿していいの?」とか思わない

「カクヨム」や「小説家になろう」の作品を見ていると「自分の小説を投稿してもいいのだろうか?」と思うことがあるかもしれません。

始めに言ったように、世代が違う人が多いので躊躇してしまいそうになるかもしれません。でも、先程も書きましたが、歳なんて関係ないんです。

小説は面白いか、面白くないか。それだけです。

 

あなたの書いた小説が面白ければ、たくさん読まれますし、逆につまらなければ(私のように)読まれないだけです。ただそれだけなのです。

変に遠慮したり、おもねったりする必要はありません。あなたの作品はあなたのものなので、書きたいものを書きましょう。ただ、公序良俗に反するものや、投稿サイトの規約に違反するものは当然駄目ですよ(笑)。

 

ただ、ひとつだけ知っていて欲しいのは「カクヨム」「小説家になろう」は投稿サイトであって、コミュニティでもあります。投稿したてホヤホヤの時は、驚くほど読まれません。PCの画面に頭を突っ込んでしまいたくなるほどです(笑)。

でも、どんなのでも少しずつは読まれるようになるはずですよ。現に私がそうですから(と言っても、私もまだまだ駆け出しなのですけどね)。以前あげた記事に、完結後までのPVと完結後しばらくしたPVで倍ほど差が出た、というのがあります。

こんなこともあるわけですから、何事もやはり積み重ねだと思います。人生経験の豊かな皆さんなら、分かるはずです。「ただやれば成果が出る」というものではありませんが、たくさん他の小説も読み込んで、たくさんレビューして、たくさん小説を書きましょう。

まとめ

「ちょっとでしゃばりな記事かなぁ」と思って、数日寝かせていたのですが、一応私も「小説書こうぜ!」と言った身なので、念のためと思ってこの記事を書きました。

まぁ普通にやってれば良いと思います。肩肘張ったり、変に誇張したり、ムキになったりしなければいいんです。楽しく行きましょう。「小説を書こう!」と決めたあなたの決意は、決して一時のものではなく、これからずっと続いていくのですから。

 

余計な諍いで、全部ダメにしてしまうのはもったいないことですよね。

あなたの執筆&読書ライフが、末永く続きますように。

あ、できれば私の書いた小説も読んでやって下さい!(台無し)