小説家は、社会不適合者なのか?
こんばんわ、しろもじです。
小説書いていますかっ!?
私は書いていません……。
ここのところ、仕事で色々ありすぎて、それが私生活まで影響していて、王勇最終話を上げてから全然何もできていないんですよね。早ければ月明けにある程度見込みが立って、年を明けたら落ち着くんじゃないなぁと思っているんですけど、自分だけではどうにもならない部分もあるので、難しいものです。
さて、そういうことに振り回されている時に、ふと「小説家って社会適合性に欠けているんじゃないか」と思ったんです。ちなみに「小説家」っていうのは、このブログでは「小説を書く人全て」を指していますので、あなたも私も小説家です。その辺は「このウェブサイトについて」に書いていますし、また改めて掘り下げてみたい話題でもあります。
で、話を戻して「小説家は社会不適合者なのか?」という話です。
思いついたことを書きなぐるので、あまり体系だって話せないと思いますが、お時間があればお付き合いくださいませ。
まず何でこんなことを思ったのかと言いますと、上に書いたように最近私生活でも社会人としても、非常に困難な状況にありまして、色々な人と話すことが多かったんですよ。
その中で、なんとなく他の人との「ズレ」というか「あれ? なんか違うぞ」ってことが多くなってきていまして、思い悩んでしまっているんですよね。
こういうズレっていうのは、別に「小説を書いているから」という特別なことではないのかもしれません。でも、小説を書くということは(テクニック的なことは別として)自分の中にあるもの(経験とか知識とか)を出していくことじゃないですか。
もちろん、小説に限らず、絵だったり、音楽だったり、芸術品だったり、何かを作るというのは、アウトプットしていくという部分では変わらないのでしょう。
でも、小説の場合は誰でもできる「テキスト(文字)」が主体であるからこそ、その世界に関わること全てを生み出すということで、それを構築するという点では、他の分野に比べれば大小ではなく、ちょっと違うのだと思います。
漫画も似たような所がありますが、それでも小説とは異なります。
あなたが描き出した物語には、魅力的な主人公がいて、その周りには個性的なキャラクターがいます。世界観は壮大なものであれ、日常的なものであれ、読者にとってワクワクするものです。そこで繰り広げられる物語は、思わずページを捲る手が止まらなくなるほどテンポ良く展開し、最後まで飽きさせることがありません。
それら全てが頭の中にあるもので、それをキーボードを打つこと(もしかしたら原稿用紙に書くこと)で、この世の中に現れます。
そういうことをしていると、インプットする時(何かを経験する時)必ず、アウトプットのことを考えてしまいます。会社の人と仕事やバカ話をしている時。テレビを見ている時。アニメや映画を見ている時。本を読んでいる時。街を歩いている時でさえも。
無意識の内に、外からの情報をありのまま受け止めるだけでは終わらず、ついアウトプットのことを考えてしまうのです。
こうなってくると、もう友人と映画に行っても「面白かったねー」という会話が空虚なものに思えてきます。いや、私も普通にしますけどね(笑)。ただ、ふと(うーん、あのシーン。自分の小説に加えるとしたら……)とか考えてしまうものですよね。
若い頃からそういうズレはありました。そして歳を取るに従って、そのズレはドンドン大きくなってきていると思います。人との会話が噛み合う噛み合わないという話ではないですよ。ただ、物事の受け止め方、またはそれを表現の仕方。それらが、周りと噛み合わないと思うことが増えてきたということです。
それでも我慢したり、気にしないで生活することは、普通の人間であれば当然できます。誰だって大なり小なりそうやって適合していっているのですから。でも、時々「こんなんでいいのかな?」と思うこともあります。
そして極々たまに、決定的に噛み合わないこともあります。
私が冒頭で「色々ありすぎて」と言った部分は、まさにココなんです。逆に言えば噛み合ってないからこそ「色々ありすぎて」という状態になってしまっているとも言えます。
あまり具体的にお話できないのは残念ですが、まぁそういうことです。
ただ誤解して欲しくないのは「小説を書いている俺、他人とはちょっと違うぜ」という特別な思いがあるわけじゃないですよ(笑)。私は本当に平凡なおっさんです。ただ、ちょっと「困ったなぁ」と思っているだけです。
もしかしたら、そんなのは小説は全然関係なくって、ただ私が社会不適合者なだけかもしれません(笑)。
上のとは別の話になりますが、私の癖というか悪いところで「ついつい話を作ってしまう」というのがあります。嘘を言うとかじゃなくって、ずっと先のことや、私の知らないところの話を、つい想像してしまうんですよね。
良いように想像することもありますし、悪いように想像してしまうこともあります。それも結構具体的に想像してしまうことが多かったりします。そういうのは「ダメだ」と思うのですが、こればかりはどうしようもありません。
そういう部分を考えていると、ふと「小説家(小説を書く人)は社会不適合者になりやすいんじゃないか」と思ったんですよね。社会不適合者という言葉が良くなければ「社会に適合しにくい人」でも良いです。
ちょっと筋立てて書いているわけじゃないので、一体何の話をしているんだ? ということになってしまったかもしれません(笑)。なんとなーく「あぁ、そういうことあるよな」くらいで共感してもらえれば嬉しいのですが。
そういった所で、今日はこの辺で。また明日!
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