カクヨムに新しい小説『物書きたちは譲らない!』を投稿しました
こんばんは、しろもじです。
小説投稿サイト「カクヨム」に、新しい小説『物書きたちは譲らない!』の投稿を始めました。
前々々作(だったかな?)の『家族編集部』も「小説を書く人=小説家」の物語でしたが、今回も同じテーマを扱った小説になります。
『家族編集部』は、かなり変わった創り方をしていましたが、今回は結構普通です(笑)。
以下、前回の投稿報告から投稿に至るまでの話などを書いてみたいと思います。
プロットを書き換えてからは早かった!
前回の投稿報告では「プロットを大幅に書き換えた」ということを書きました。
今回の小説を書くにあたり、Scrivener3でプロット創りを行ってから書き始めたのですが、中盤から後半のプロットはかなり曖昧だったんですよね。
それは「全部をガチガチに作り込むと、逆に書きにくくなるんじゃないか」という思いから来ていまして、ある程度の柔軟性を持っておいた方が……という言い訳だったりもするんですけど(笑)。
もちろん「最終的にキャラクターたちがどうなるのか?」という部分については決まっています。
ただ、その最後に向けて「キャラクターたちが、どういう行動を取るのか?」とか「どんなイベントがあるのか?」という部分で柔軟性を持たせた、と言うかぶっちゃけ決まってなかったということですね。
その辺りに随分悩んでしまって、20話を超えた辺りから「どうしようかなぁ」と思い始め、結果として書けなくなるということになっていました。
しかし、前回の記事を書いた辺りで(ほぼ)完全にプロットを完成させた結果、26話以降はかなりスラスラと書くことができ、約1週間ほどで完成することができました。
プロットを創り始めたのが4月くらいだったので、3ヶ月も掛かっていることになりますねぇ……。
やっぱりプロットは大切、と思いました(笑)。
長く掛かった弊害!?
完成後、一応冒頭から読み返してみたりしたのですが、なんとなく「あれ? 最初と最後で作風違わない?」と思ってしまいました。
今回の作品は、現代ものということもあり「せめて文体だけは固くならないように」と心がけて書いてきたつもりだったのですが、後半に向けて、若干固い……かもしれません。
その辺り、自分ではまだ良くわかってない部分があるので、全話投稿後でもご意見頂けるとありがたいかな、と思っています。
まぁ、とは言え、商業作家さんなんかは、数ヶ月かけて小説を書くことも当たり前だったりしますので、こういうことは良くないんですけどね。
タイトルとキャッチコピーは本当に苦しんだ
以前も書いたのですが、小説のタイトルとキャッチコピーは本当に悩みました。
『物書きたちは譲らない!』というタイトルは、実は今日、投稿前に付けたものだったりします(笑)。
それまでの候補は
- Noveler’s Odyssey
- 物書きたちの憂鬱
- Novel Station
- コンテストで受賞したら「俺の小説の方が面白い」と言われました
- 小説家のタマゴたち
一番上の「Noveler」と言うのは「小説家」を言っているのですが、当然正しくは「Novelist」です。
作中であるキャラクターに「ノベラー」と間違わせるというエピソードがあったので、そこから付けてみたのですが、結局ボツになったので、同時にタイトルもボツに。
それにしても、自分のタイトルセンスのなさには、相変わらず絶望してしまいます。
コメントでも頂いたのですが、今度からは「先にタイトルをつける」方向にしていきたいと思います。
小説書いてても、タイトル決まってないせいで、なんとなくモヤモヤとしてしまうんですよね。
『Replace』や『家族編集部』、『王立勇者育成専門学校総務課』などのときは、あんまり悩まなかったんですけどねぇ……。
成長したから……だと思いたい!(切実)
ちなみに候補の上から2番目の『物書きたちの憂鬱』を改変したものが、今回のタイトルになっているわけです。
「憂鬱」って、付けたものの「前々憂鬱な話じゃないじゃない?」という気がしてきて「物書きたちの◯◯〜、物書きたちの◯◯〜」と呪文のように唱えながら、考えたのがこれです。
「譲らない」も、本当は「どうかな?」と思ったんですけど、ラスト辺りを読み返して「まぁ、これか」と思った次第です。
どうかなぁ……。
というわけで、新しい小説『物書きたちの憂鬱』をよろしくお願いします。
異世界でもファンタジーでもSFでもありませんが、キャッチにあるように「全ての物書きに捧げた小説」です。
書き切れなかった部分なども多少はありますが「小説を書いている人は凄いよなぁ」と思いながら書きました。
今後ともよろしくお願いします!
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