『きみとぼくのダンジョン再建記』第31話「人違いです」投稿のお知らせ|出版社直轄の投稿サイトが増えた先の話

2018年8月24日小説投稿記カクヨム

こんばんは、しろもじです。

『ぼくときみのダンジョン再建記』第31話「人違いです」を、カクヨムに投稿しました。

昨日の投稿記では、今日も2話投稿の予定でしたが、昨夜読み返していたところ32話に直したい箇所が見つかりましたので、ちょっと予定を変更します。

と言っても、多少の書き直しで済むはずですが。

ついでに、35話にも取り掛かりました。

「毎週◯曜日に更新」みたいにできたらいいなぁ、と思ったりはしているのですが、どうなるかはわかりません(笑)。

 

さて、今日は他記事でも書いている、講談社運営の「NOVEL DAYS」のことを少し。

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出版社直轄の投稿サイトが増えた先の話

以前にもお伝えしていた、講談社が運営する小説投稿サイト「NOVEL DAYS」が、今日から正式にオープンとなっています。

とりあえず、登録だけはしてみました。

サイト自体は、元々の「トークメーカー」からのコンテンツを引き継いでいるため、純粋なオープンとは少し趣が違うかもしれません。

しかし、小説を改めて一角に据えたこと、出版社の直轄となること、などから、今後は小説コンテンツが増えていくものと思われますね。

 

KADOKAWAの「カクヨム」。

講談社の「NOVEL DAYS」。

次はどこでしょうか……? 集英社辺りっぽい気がしていますが。

 

出版社としても、年に1回、2回程度の公募を行うよりも、常に作品が上げ続けられる投稿サイトの方が、より囲い込みやすいという利点があるでしょうし、自サイトで人気の小説を書籍化すれば、ヒット率を高められるという営業的なところもあるのでしょう。

 

一方で、投稿者からすると、旧来の「◯◯行×◯◯行で、紙に印刷した上で、◯◯日までに郵送」なという煩雑さがなくなり、より簡単に投稿が行えるようになります。

 

結果として、一般的な公募に比べると、投稿数もそうですが、コンテストへの参加総数も増えることになり、出版社としては「下読み」に割く時間がなくなるので、どうしても「ランキング」に頼らざるを得なくなってくる、というのは簡単に想像がつきます。

 

それはそれで、決して悪いことではないと思うんですよ。

ひとつの指標としてランキングというものがあり、それを掲載する以上、それを重視したコンテストにしないと、一体ランキングとはなんなんだ? ってことになりますからね。

後は、カクヨムなどではちょくちょくあるようですが「編集部による拾い上げ」。

これをもっと明確にやっていけばいいのになぁとは思います。

「ランキングでは、あまり上位になっていなかったけど、俺はこれは面白いと思う。だから、このまま書籍化とはいかないが、校正してなんとか書籍化するんだ」みたいなのを、きちんと見えるように行えば、創作者のモチベーションになるんじゃないかなぁと思っています。

 

その辺りも含めて「流石は出版社直轄のサイトだ」と思わせられなければ、作者も読者も集めることは難しくなっていくのだと思います。

 

作家側としては「できるだけ、たくさんのサイトにクロス投稿して、反応を待つ」という方法が有効になってくるかもしれません。

その辺りは、どこを目指しているのか、で変わってきますけどね。

「書籍化したい!」というのであれば、チャンスはできるだけ多くという意味でも、たくさんの投稿サイトに投稿した方がいいでしょう。

 

また、たくさんの作品が集まるということは、作品のライフサイクルが短くなることを意味します。

「1冊書籍化されたとしても、1年後にはすっかり忘れられている」

なんてことも、今よりより顕著になっていくでしょう。

「書籍を出せたから、一生安泰だ。出版社さんが、面倒を見てくれる」

なんてこと、今でもありませんからね。

まぁ、そういう意味では、TEXT FIELDがおすすめしてますように「ブログを持つ」のもひとつの手ですし、SNSでも構わないとは思いますが、何かしらの「投稿サイト以外の発信方法」を持っていた方が、長く作家人生を歩めるのではないかと、私は思います。

 

他にも色々思うところはあるのですが、とりとめがなくなりますので、それらはまた記事にしたいと思います。