「取捨選択」の話|『きみとぼくのダンジョン再建記』第89話投稿のお知らせ

小説投稿記カクヨム

こんばんは、しろもじです。

『きみとぼくのダンジョン再建記』の第89話「私と来い」をカクヨムに投稿しました。

これまで「毎週日曜日に1話投稿」というペースを繰り返してきて、書く方もそれに合わせていたのですが、ここにきて「それはちょっとどうなんだ?」と思うようになってきました。

というのも、先日ふと『きみとぼくのダンジョン再建期』のページ一覧を見ていたら、初投稿が2018年の8月4日だってことに気づいたんですよ。ほぼ1年前。

カクヨムで確認してみると、89話の時点で総文字数は282,731文字。おおよそ文庫分2冊分です。

プロ作家さんなら年2冊刊行というペースはそれほど悪いものではない気もしますけれど、アマチュア作家としてはもう少し数を打ちたいと思うのも確かです。

そこで今週はちょっと頑張って、次話の90話まで書き進めてみました。

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「取捨選択しないと、とても間に合わない」

ご存じの方はご存知かと思いますが、私はここTEXT FIELDを約2年近く「毎日更新」しています。

記事はたまに書き溜めておくこともありますが、大体は「その日に書いて、そのまま投稿する」という自転車操業的なことを繰り返しています。

前にもどこかに書いたのですが、これ自体はそれほど難しい話ではありません。小説だけでなくAmazon Echoなどのデジタルデバイス系、ブログ運営などの記事などもありますので、ネタ的には困ることはあまりないですし、困ったときのために最近では「エッセイ」というタグを作って「思ったことなどを書く」ということもやっていますので、本当に書くことがなくて困ることは数ヶ月に1回あるかないか、という程度です。

ただこれは「ブログをメインにしている」からこそできることだったりもします。

その結果が「小説を書くのが後回しになる」というしわ寄せを生んでいるんですよね。

今週頑張って2話書いてみたんですが(90話は、次週に91話と同時投稿する予定です)、たったこれだけでも結構大変。

例えば私がプロ作家さんだとしたら、ファンの方に向けた「日記記事」の更新でも十分コンテンツとして成り立つとは思うんですが、ただのアマチュア作家の日常を書いたところで、それはどこにも需要はありません(特異なプロフィールを持っていれば、それもありかもしれませんけど)。

そこでふと「私はブログと小説のどっちに今力を入れたいんだろう?」と改めて考えてみると、やっぱりそれは「小説かな」という結論になるわけです。

それはある意味当たり前で「小説を書く」ことをメインにしているサイトであるのならば、それを疎かにしてはそもそも成り立たないというものですから。前に「自分で自転車を乗る自転車屋の店主みたいなもの」とこのサイトと自分の関係を書きましたけど、これでは「自転車に乗らない自転車屋の店主」になってしまいます。

ですので、もう少し小説に力を入れていこうかな、と。

具体的には「週2本≒7,000字」くらい書けるペースを維持したい。

今のままブログを毎日更新しつつ、それを行うことは無理じゃない。でも1週間やってみて「長続きはしない」というのも分かりました(結構辛い)。

無理なく継続的に行うには……大体ブログ更新を半分程度、週3か4程度の更新に落とせば、可能な気がしています。

「できます!」と断言できないのが、弱いところですが(笑)。

そういうことから、もしかしたら近い内にブログの更新ペースが落ちるかもしれません。もちろんただ落とすだけでは駄目だと思うので、その分内容も濃くなるようにしていきたいとは思っています。

今まであれもこれもだった記事を、もう一度「小説執筆」というものをメインにしていく必要はあるかもしれません。ただガジェット系は今更別に切り離せないので、これは継続していきます。もし今後、それ以外のコンテンツを増やしていきたい場合には、TEXT FILEDではやらないということですね。

より小説を書いている人が「ちょっと気になるな」というサイトにしていければなぁ、と思っています(思っているだけかもしれません)。

そういう取捨選択ってなかなか難しく、論理的にはするべきことでも感情的にはなかなかできないものですけど、継続的によいものにしていくためには必要なことかもしれません。

ひとまずは上で書いたように「週2本ペース」の小説投稿をやりつつ、ブログはそれに合わせて行くという感じですね。週2本でやれば、100話完結として後5週間くらい。10月の頭には終われそう。

そしたら今やっている「ラブコメもの」や「近未来もの」に、取り掛かっていけそうですしね。