Google Analytics(グーグル アナリティクス)の登録 [Google Analytics講座 第1回]

2018年1月7日小説家のためのブログ運営Google Analytics,ブログ

こんばんは、しろもじです。

 

前回は、検索サイトにブログが登録される仕組みについてお話しました。

今回は、ブログへのアクセスの詳細を見ることができる「Google Analytics(グーグル アナリティクス)の登録方法について、お話ししたいと思います。

※編注:前回の記事内で「次回はサーチコンソール」と書いていましたが、アナリティクスを先に登録した方が連携が簡単なので、順序を入れ替えました。

 

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Google Analyticsとは?

Google Analytics(グーグル アナリティクス)とは、名前の通りGoogle社が提供している「アクセス解析」のサービスです。

基本的には無料となっています。確か高機能版は有料だったと思いますが、個人で使う場合はまず不要なので、ご安心下さい。

 

登録には、Googleのアカウントが必要になります。アカウントの取得は、Googleのトップページから行うことができます。

Googleアカウントを持っている場合は、右上の「ログイン」を押して、ログインしておきます。

持っていない方も「ログイン」を押して「新規登録」(だったと思います)を押せば、簡単に登録ができますので、やってみて下さい。確かメルアドさえあれば、難しくなかったと思います。

 

Google Analyticsに登録すると見ることができるものは色々ありますが、一般的にはこんな数字を見ることができるようになります。

  • 一日(期間)のページビュー(PV)、ユーザー数など
  • 今現在のリアルタイムのアクセス数
  • ユーザーのデバイスなどの情報
  • リピート数、率

他にも色々ありますが、ざっと言うとこんなところですね。

ここで「ユーザーの情報!?」って思った方もいるかもしれません。ユーザーの情報には、年齢層、地域、性別なども表示されちゃいます。怖っ! と思うかもしれませんが、これってあくまでも「推測の情報」であって、個人を特定したりすることはできません。まぁ当たり前ですね(笑)。

 

サイト運営者としては、PVの推移やリピート率などを見ることになると思います。

 

Google Analyticsへの登録方法

さて、今日の本題に入りたいと思います。

まずはGoogle Analyticsのウェブサイトへアクセスします。

 

→ Google Analytics

 

複数アカウントをお持ちで、ログインしていない場合は「アカウントの選択」という画面がでますので、アナリティクスに使いたいアカウントを選択し、次の画面でパスワードを入力します。既にログインしている場合は、次の画面になると思います。

 

この画面になったら、右にある「お申込み」ボタンを押します。

 

登録画面になります。全て入力か選択が必要になります(赤枠の部分)

 

 

「ウェブサイト」「モバイルアプリ」は、ウェブサイト」を選びます

「アカウント名」は何でも良いのですが、分かりやすいものにしておきましょう。

「ウェブサイト名」は、WordPressをインストールした際に入れたサイト名(つまり、あなたのブログの一番上に表示されている名前)を入れます。

「ウェブサイトのURL」は、https化している場合は、そちらを選んでから、その後ろにそれ以降のURLを入れます。http、httpsについてはMixhostでのWordPressインストールのページで簡単に解説しています。

「どっちか分からない」という時は、MixHostの管理画面から確認してみましょう。

「業種」は……何があったのか忘れてしまいましたが、一番近いやつで良いと思います。

「レポートのタイムゾーン」はデフォルトで米国になっていますから、必ず日本に直しておきましょう。

 

全て入力して「登録」を押すと、次の画面に移って「トラッキングコード」というのが、表示されると思います。これをドラッグしてコピーしておきましょう。

 

ウェブブラウザの別タブ(別ウィンドウ)を開いて、自分のサイトの管理画面に入ります。

WordPressのテーマがLuxeritasの場合は、とても簡単で左のメニュー「Luxeritas」から「子テーマの編集」を選びます。

 

アクセス解析(head)」を選んで、一番下の「?>」の下に、先程コピーしたトラッキングコードをペーストします。

モザイクが掛かってる部分がトラッキングコードになります。

一応念を押しておきますが、必ず「>?」の下に書きましょう

何回かエンターキーで改行して、間を開けてもOKです。「>?」より上は触らないようにしましょうね。

 

他のテーマをお使いの場合は「外観」から「テーマの編集」を選びます。子テーマが選択されているのを確認して「テーマヘッダー header.php」を選びます。後は、上の手順とほぼ同じです。既に何か記入されている場合は、やはり一番下にペーストしておきましょう。

 

出来たら、その下にある「保存」のボタンを押します

以上で登録は終了となります。簡単だったでしょ?

 

Google Analyticsの仕組み

恐らく、あまりにも簡単すぎて「これでどうやって、アクセス解析が行えるのか分からない」という方のために、極々簡単に仕組みを書いておきます。

「知らなくてもいい」という方は、読み飛ばして次に進みましょう。

まず、Google Analyticsへの登録時に「トラッキングコード」が発行されました。

WordPressのheader.phpに、そのコードをコピペしましたよね。(Luxeritasの場合は、上の手順でできています)

WordPressのheader.phpというのは、全てのページで読み込まれます。そしてその時にトラッキングコードがGoogleへと情報を送信するんですよね。「このページが読まれてるで〜」って感じですね。

Google Analyticsで、その情報を表示するというわけなんですよね。

 

ですので、ひとつ気をつけて欲しいのは、WordPressを使わずにHTML+CSSでウェブページを作る場合、全てのページのヘッダーにトラッキングコードを挿入しないと、キチンと計測できなくなってしまいます。まぁ、今時あんまりないかと思いますが。

 

Google Analyticsの確認方法

それでは、改めてGoogle Analyticsのページに行ってみましょう。

 

→ Google Analytics

 

下のような画面になると思います。(私の場合は、会社のウェブサイトなど、複数出ています)

自分のサイト名の下にある「全てのウェブサイトデータ」をクリックしてみましょう。

 

登録直後(当日)は何もデータが出てないと思いますが、翌日以降になればちゃんとデータが表示されると思います。

画面の詳しい内容は、また今後やっていきましょう。

まずは一日待ってから、色々見てみるのも良いかもしれませんが、サイト開設直後だと「モニターに顔面を突っ込みたくなるくらい」アクセスがないと思います(笑)。

でも、気にしないでおきましょう。前にも言いましたが、それが普通です。

 

ちなみに、トラッキングコードの確認方法も書いておきます。

Google Analyticsの画面の左したの歯車アイコン「設定」をクリックすると、この画面になります。

ここで真ん中の「プロパティ」から「ユーザ管理」 → 「トラッキングコード」で見ることができます。なんらかの理由で、サイト側のコードを消してしまった時は、ここからコピーしておけばOKです。

 

Google Analyticsの活用とは?

Google Analyticsの活用方法は、今後少しづつやっていきたいと思いますが、それでも気になるから見ちゃう方のために、先に「Google Analyticsはこういうのを見るものだよ」というのを書いておきます。

Google Analyticsでアクセス数などを見ていると、ついついPVなどの数字だけを追ってしまい「よっしゃよっしゃ増えとる増えとる」とか「うわー、アクセス減ってるよ〜」と思いがちです。

 

しかし、Google Analyticsは数字に一喜一憂するためのツールではありません

 

先程も言いましたがリピート率などを見ることができます。また、次に解説する「Googleサーチコンソール」と連携させると「どのページが読まれているか?」「ページの滞在時間はどれくらいか?」などが分かるようになります。

つまり、それらを分析して「ん? このページなんかおかしいかな?」と見直すことが必要です。例えば、あるページの直帰率(ページを開いて、そのまま閉じる率)が高い場合「そのページには何かの欠点がある」ことが考えられます。

 

それらを見つけて改良することは、見に来てくれた人(これから見に来てくれる人)の満足度を上げることに繋がります。

自分に置き換えてみるとよく分かるのですが、例えばですね。シヴィライゼーション6をiPadでやっているとするじゃないですか。そこで「宗教ってどうやって使うの?」と疑問に思ったとします。

Googleを開いて「シヴィライゼーション 宗教」と検索します。

たまたまあなたのページが目についたのでクリックしてみました。

そこには確かにシヴィライゼーションの宗教について書かれていましたが、詳しく書いてあるわけではなく、あなたが知りたいと思ったことはありませんでした。

 

この場合、このサイトを離れて別のサイトを見に行きますよね? 別のサイトではとても詳しく開設されていて、分かりやすかったので、もしかしたら別のページも見るかもしれません。今後のためにと、ブックマークして定期的に見に来るかもしれません。

 

そういうことなんですよね。

 

もちろん、私も含めて全て完璧にはできませんが、Google Analyticsを使うということはそういうことが目的なんだ、と覚えておいて下さいね。自分が喜んだりするものではなくて、見に来てくれた人により良いコンテンツを用意するためのものですからね。

 

まとめ

「アクセス解析」と聞くと「なんだか難しそう」と思ってしまいますよね。

でも、ご覧のように手順的にはとても簡単なものです。しかも、一度設定してしまえば、以降はほとんど弄ることはないでしょう。

気をつけるべきところは、トラッキングコードを貼る位置だけです。

 

もう一度繰り返しますが、Google Analyticsは「一喜一憂するツール」ではなく「自分のサイトを客観的に見て、改善するためのツール」です。まぁ、アクセス数も気になりますけどね(笑)。あまり深く考えすぎると、ブログの更新にも影響が出ちゃいますから、しばらく触った後はブログの記事が一定数(100記事くらい)貯まるまで、放置しておいた方がいいかもしれません。

 

それでは、長々となりましたが、ここまでにしたいと思います。

次回は、Googleサーチコンソールの登録についてお話しましょう。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

それでは、またあした〜。