【レビュー】Echo Plusをステレオで再生させてみる
本記事は先日書いたEcho Plus(第2世代)のレビュー記事の続編になります。
前回の記事では「Echo Dotと比べると確かに音はいい」「だけど小さな音で聴くとそれほどの違いは感じられない」という結論になりました(あくまでも個人の感想です)。
逆にある程度音量を上げて聴けば、確かにEcho Dotとの違いははっきりと分かるくらいに違うともいえます。
今回は折角2台買ったのでステレオ再生させてみたので、そのレビューになります。
2台のEcho Plusをステレオ再生させる設定
まず2台のEcho PlusをWi-Fiに接続させます。
その上でAlexa Appを開き、下のメニューから「デバイス」を選択しEcho Plusの設定画面を開きます(2台のどちらでもOKです)。
「接続デバイス」の項に「ステレオ/サブウーファー」がありますので、それをタップ。
セットアップ画面になりますので「続行」をタップします。
接続するスピーカーの画面になります。開いた当初は「読み込み中」になっていますので、しばらく待ちます。
「オンライン」に変わったら接続したいスピーカーをタップし、チェックマークを付けます。「次へ」をタップ。
ステレオ接続できるEchoは以下になります。
・Echo(第2世代)
・Echo Dot(第3世代)
・Echo Plus(第1世代・第2世代)
・Echo Show5
同じデバイスでないとステレオ接続することはできません。例えば「Echo PlusとEcho」の組み合わせや「Echo Plus(第1世代)とEcho Plus(第2世代)」という組み合わせでは、ステレオ接続することはできませんので注意です。
セットアップを開始したEchoを左右どちらに配置するのかを決める画面です。例えばここで右を選べば、自動的にもう一方が左に設定されます。後でも変更できるので迷ったときは適当でOKです。
左右を選んで「次へ」をタップすると、しばらく接続中となります。大体1分くらい待たされます。
設定が終わると次の画面に戻ります。これで基本的には設定は終わりです。
ステレオの左右を入れ替えるには?
ステレオ設定をやり直すには、Alexa Appの画面下にあるメニューから「デバイス」を選択し「スピーカーグループ」という箇所にある「ステレオペア」をタップします。
ひとつ上の画像に戻るので、任意のデバイスをタップすれば左右を再選択できるようになります。
どうもAlexa Appのバグっぽいのですが、一旦設定をしたあと再度設定しようとすると画面に何も表示されないようになってしまいます(スピーカーグループと表示はされるものの、肝心のEchoが表示されない)。
この場合はAlexa Appを再起動(タスクキルして再度立ち上げ)をすると、表示されるようになります。
2台のEcho Plusで、音はどう変わった?
さて肝心の音ですが……凄く良くなりました!!
楽曲にもよるのかもしれませんが、ちゃんとステレオ再生されているみたいで「右からと左からの音が違う」んですよね(当たり前?)。
ジャズなんか聴いていると「両方からメインのピアノが流れて、左からのみサブのサックスが流れてくる」みたいな感じの曲もあって、なかなか臨場感がある感じです。
前回の記事では「Echo Dot(第2世代)を1とすると、Echo Dot(第3世代)は2。Echo Plus(第2世代)1台だと2.5くらいかな?」と書きましたが、Echo Plusの2台ステレオでは4くらいの良さになります(しつこいですが個人の感想です)。
2台のEcho Plusの配置について
配置については、部屋のあちこちに置いて試してみたのですが
- 部屋の対角線上に均等に置く
- Echo同士をある程度離して横一列に置く
という使い方が良さげです。
一方で
- 対角線上に置いても、どちらかのEchoの近くで聴く
- 2台をまとめておく
という使い方だと、今ひとつな感じでした。
例えばデスクの上とベッドサイドに置いて、デスクで作業をしているとそちらからの音のみがよく聴こえてしまうので、ステレオ感がなくなってしまいます。
またまとめて置くと、これまたステレオ感が薄れているように感じられました。
ですので、できれば「部屋で一番良くいる場所を決めて、そこから均等の距離に離して置く」というのが、最も適した配置方法ではないかな、と思います。
まとめ
補足としては「Amazon Music Appからアレクサキャストで再生する場合」には、投げる先のデバイスに「ステレオペア」がありますので、これを選択するとちゃんとステレオ再生してくれます。
曲によってはステレオというよりは、ただ単に「2台で同じ曲を流している」ような感じも見受けられましたが、それでも「スピーカーから流れている感」は薄れて聴こえてきますので、十分といえそうです。
今回はセールでお得に購入できたわけですが、次回以降「それほどセールじゃない場合に買うか?」と聞かれると「多分買う」という結論になります。
一度試してみると、もう単体での再生には戻れないくらいの良さはあると思います。
ただ繰り返しになりますが、小音での再生が多い場合にはEcho Dotでも十分かなぁとも思ったり。
そういえば前回「Echo Dotを枕元に置いて、Echo Plus2台は別に置いておくんだ」と書いた気がしますが、その方法だとDotに話しかけたときDotからのみ再生されるんですよね……。そりゃそうなんですが、ちょっとショックでした。
「Dotをコマンド聞き取り専用にして、再生はPlus2台で」というやり方ができれば、文句のつけようがないのですが。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません