「Echo Show 8」が日本で販売に! Showシリーズの違いは?【2020年2/26発売】
アメリカでの発表、発売から遅れること5ヶ月。ようやくEcho Showシリーズの真ん中サイズ「Echo Show 8」が日本でも発売されることになりました。
現在は予約受付中で、発売は2020年2月26日になっています。
中間サイズが最もいいとは限らない? Showシリーズ3つを比較
先程も書きましたが、今回発売になるEcho Show 8はShowシリーズの中間サイズ。良く言えばジャストサイズ、悪く言えば中途半端とも言えそうです。そこで3つの比較をしてみました。
Echo Show 5 | Echo Show 8 | Echo Show | |
価格 | 9,980円 | 14,980円 | 27,980円 |
サイズ (幅×高さ×奥行き) | 148mm 86mm 73mm | 200.4mm 135.9mm 99.1mm | 246mm 174mm 107mm |
重量 | 410g | 1037g | 1755g |
スクリーン | 5.5インチ 960×480px | 8インチ 1280×800px | 10.1インチ 1280×800px |
解像度(※) | 195ppi | 189ppi | 149ppi |
スピーカー | 1.65インチ 4W×1 | 2.0インチ 10W×2 | 2.0インチ 10W×2 パッシブラジエータ |
カメラ | 1MP | 1MP | 5MP |
DOLBY | – | – | Dolby Audio |
外部スピーカー接続 | ○ | ○ | Bluetoothのみ |
プロセッサ | MediaTek MT 8163 | MediaTek MT 8163 | Intel Atom x5-Z8350 |
※ppiについてはTEXT FIELD調べ
価格は税込み。キャンペーン価格ではなく、通常の価格になります。
置いて使うものですから重さはあまり関係ないとしても、設置場所によっては使い勝手に影響が出てきそう。
恐らく一番考慮すべきなのはフットプリント(下面面積)ではないでしょうか。Echo Show 8は「横幅200.4mm×奥行き99.1mm」です。
現行Echoシリーズ(Dot、Echo、Echo Plus)の直径が99mmですから、ざっくりとした感覚では
幅 | 奥行き | |
Echo Show 5 | Echo1.5個分 | Echo0.7個分 |
Echo Show 8 | Echo2個分 | Echo1個分 |
Echo Show | Echo2.5個分 | Echo1個分ちょっと |
という感じ。奥行きはEcho ShowとEcho Show 8ではあまり変わらないですね。
幅についてはEcho Show5が「Echo(Plus)を横に寝かせたくらい」とも言えそう。現行Echoユーザが、Echo Show 8のサイズ感についてイメージするには「EchoにEcho Dotを重ねて、ふたつ並べた感じ」とするといいのかも?
スピーカーはEcho Show5の「1.65インチ 4W×1」から「2.0インチ 10W×2」に強化されています。EchoやEcho Plusと比べるとやや劣りますが、Showシリーズの場合映像コンテンツの視聴も考慮すべきなので、どの程度使えるのかは気になるところです。
画面は8インチ化されたことで大画面にはなったのですが、解像度ではやや低下。1260×800pxの189ppiってFire HD8タブレットと同じスペックなんですよね。使いまわし……なのかな?
そう考えるとFire HD8との比較も気になるところですね。Fire HD8が8,980円からの価格設定なので、Primeビデオなどがメインならば……となってしまいそう。
恐らくこの価格がEcho Show8の一番のネックになるんじゃないかな、と思うんですよ。
Echo Show 8の価格設定は適切なのか? Amazon.comを参照して考えてみる
Echo Show 8は14,980円というプライスタグを付けています。Echoという「アレクサ端末」として考えると決して高くはないのですが、先程書いたように「映像鑑賞端末」として考えると、ちょっと割高なイメージもしなくもない気もしない(どっち)。
そこでAmazon.com(アメリカ)の価格を参照しながら、価格について考えてみました。ちなみにAmazon.comではセールでなくても、普段からディスカウント設定がされてたりするんですよ。私が見た感じでは、ここ最近はずっとディスカウントされている模様。一応その価格も併記しておきます。
日本価格 | Amazon.com (ドル) | Amazon.com (円換算) | Amazon.com (ディスカウント) | Amazon.com (ディスカウント円) | |
Echo Show 5 | 9,980円 | 89.99 | 9,899円 | 64.99 | 7,149円 |
Echo Show 8 | 14,980円 | 129.99 | 14,299円 | 89.99 | 9,899円 |
Echo Show | 27,980円 | 229.99 | 25,299円 | 179.99 | 19,799円 |
※ドル円は110円で計算
円換算は小数点以下を四捨五入
おおよそ「Amazon.comの通常価格=日本の通常価格」と言っていいと思われます。ただしディスカウント後ではかなりの価格差がありますよね。
日本ではどちらかと言うとセールで大幅値引きという施策が取られているようで、先日のサイバーマンデーセールではEcho Show 5が4,980円という破格で販売されていたりしました。
Echo Show 5の日本発売が2019年の6月だったので、おおよそ半年程度で半値近くのセールとなったわけです。アメリカと日本の施策の差は、普及率に関連しているのかも。日本では認知率は上がってきたものの、まだまだ普及しているとは言い難いですからね。
恐らくShow 8も5,000円オフの9,980円程度のセールは、そのうち行われそうです(あくまでも個人の予想です)。単発のセールを除けば、次の大きなセールは7月くらいに行われるプライムデーのはずですからそこかな? 急がないのであればそこまで待つという手もありかもしれません。
とは言え、私は今回買うことにしました
買うことにした理由は、前々から画面付きEchoには興味があったものの、5インチはちょっと小さいし10インチはでかすぎると思っていたからです。8インチが欲しいってどこかで書いてましたしね。
ずっとベッドに寝ながら動画を観る端末が欲しいとは思っていたんですよ。Fire HD8という手もあったのですが、買い時を逃していたのでShow 8の方がいいかなと。
後はEcho Budsが来てくれれば完璧です。時期的に同じくらいだし、そろそろかなぁと思っているんですが……。
最後にもう一度整理しておきます。
価格は14,980円(税込み)で、色はチャコールとサンドストーンの2種類。
現在は予約受付中で、発売は2020年2月26日になります。
オプション品は角度調整スタンド(2,490円)にフィルム(1,480円)となります。
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