【色調調整搭載】新しいKindle Oasis登場! ベスト・バイはどれ?
Amazonが新しいKidnle Oasisを発表し、2019年7月24日に発売を予定しています。
色調まで変えることができるプレミアムKindle「Oasis(オアシス)登場!
新しいKidnle Oasisの最大の特徴は「色調機能を搭載したこと」になります。
Kindle Paperwhiteと同様のホワイト色から暖かみのあるアンバー色へと調整できるとのこと。
写真を見る限り、明るさ調整と同じく多段階での調整が可能のようですね(24段階?)。
また明るさ調整も、周囲の明るさを検知し自動で最適な明るさに調整も可能。
Kindle Oasis独自のページ送りボタンなどはそのままですので、片手で端末を持ったまま手を動かすことなく読書を進めていける辺りは同じですね。
当然防水機能などもIPX8相当を搭載。
※IPX8相当とは? - 2mの真水に最大60分まで耐えられる性能。ただし製品の防水性を保証するものではない。
画面は7インチとKindleシリーズでも最大のサイズに、解像度も300ppiと高解像度なので漫画などの使用にも十分耐えられそうです。
本体の大きさはほとんど変わらず、形状的にも同じ模様。少しだけ軽くなったのかな?
こうなってくると「一体どれがいいの?」となってきますよね。
Kindleシリーズを比較してみましょう。
Kindleシリーズを比較
Kindle | Kindle Paperwhite | 旧Kindle Oasis | 新Kindle Oasis | |
価格 | 8,980円〜 | 13,980円〜 | 29,980円〜 | 29,980円〜 |
サイズ | 160×113×8.7mm | 167×116×8.18mm | 159×141×3.4-8.3mm | 159×141×3.4-8.4mm |
重量 | 174g | 182g | 194g | 189g |
画面サイズ | 6インチ | 6インチ | 7インチ | 7インチ |
画面解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
ストレージ | 4GB | 8/32GB | 8/32GB | 8/32GB |
フロントライト | LED4個 | LED5個 | LED12個 | LED25個 色調調整 |
防水性能 | – | IPX8 | IPX8 | IPX8 |
※価格は税込み。スペック等はTEXT FIELD調べ。
重さなどはKindle比で+15g、Paperwhite比で+7gですからほとんど誤差と言っていいでしょう。
長時間の読書では10gの差が出る場合もありますが、Oasisはグリップ部に重量が集中しているので、他端末と比べて持ちやすいはずです。
気になるのは画面性能以外ではPaperwhiteと全く変わらない点です。
ストレージはもう少し大容量のものを搭載するのかと思っていましたが……。
とは言えLEDフロントライトは25個と、大幅に進化していますね。
色調調整と合わせて、読書体験という意味合いでは、間違いなく「ベストKindle」であることは間違いないでしょう。
「一番良いやつをくれ」であれば、これを買っておけばいいわけですが、我々のお財布は打ち出の小槌ではありません。
最も安い「ストレージ8GB、広告付き、Wi-Fi」のモデルで29,980円という価格は、Paperwhiteの2倍以上ですから、そこをどう考えるのかで評価は変わってきそうです。
ちなみに「ストレージ32GB、広告なし、Wi-Fi+無料4G」モデルは40,980円となっております。
Amazonさんにしては珍しいほどの強気な値付けです。
e-ink端末というのがほぼ競合のいないジャンルだからでしょうか?
もしくはAmazon CEOのジェフ・ベゾス氏は生粋の読書家だと言われていますから、とにかく高性能なのを作ってみたらこんな価格になりました、って感じかもしれません。
個人的には現時点ではPaper whiteがベストで、テキスト中心ならばKindleでも十分だとは思います。
ただKindleを持ち歩き、どこでも読書をしたいんだ! という方なら、より快適に読むことができるOasisを選択肢に入れるのもアリだとは思います。
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