ブラック企業に務めるしろもじが、ブラック企業について語る

雑多記事

ブラック企業にお努めの皆様、お疲れ様です。

 

 

以前から「ウチの会社ブラックなんだよね〜」と冗談で言っていましたが、最近「あれ? もしかして本当にウチってブラックなの?」と思うようになってきました。

 

世間でもブラック企業という言葉はもとより、働き方改革だとかライフワークバランスだとか盛んに言われていますよね。少しは世の中良くなっていっているのかと思ったりもしますが、しろもじの近辺では全然そんなこともなく、相変わらず「酷い働き方してんなぁ」という方も多かったりします。

 

それも零細企業ならいざ知らず、そこそこの企業、更に「名前知らない人いなんじゃね?」という大企業の方でも、似たような働き方をしている人もいたりします。

 

もちろん全てがそうじゃないですけどね。労働条件だけで言えば、ウチの本社なんて17:05にはもう車に乗って帰路についていますから、相当なホワイトです(笑)。

 

零細企業と中小、中堅、大企業の違いは「働いた分の報酬が正しく払われているか?」という違いはあるでしょう。残業代や休日出勤手当てなどがキチンと払われている場合、ブラック度は少しは低減するのでしょう。

 

でもまぁ、そんなの大企業だけですけどね。零細、中小なんて「みなし残業代」という滅茶苦茶な制度のお陰で、会社にとって社員は「使いたい放題」の定額制になってしまっていますからね。

 

ただ一方で、そんな酷い状況下でも目をキラキラさせながら、生き生きと働いている人もいたりします。「仕事が生きがいだー」なんて感じで言っていたりします。

 

個人的な感想ですが、それはそれで有りだと思うんですよ。昨今YouTuberなんて人たちも出てきていて、彼らはそれこそ毎日街日朝から晩まで動画を撮り続けています。毎日更新なんてやっている人も多いですから、それこそ「年中無休」なわけです。

 

それでも彼らは「好きなことして生きていく」と言っています。

 

それがたまたま「面白い動画を撮る」ってことなのか「普通の仕事」なのかの違いだけなのですよね。一日中PCの前で、数字とにらめっこしてデータを処理していくのが生きがいの方もいますし、道路を作ったり、家を作ったりすることを楽しめる人もいるかもしれません。

 

ただ、全ての人が「好きなことして生きていける」わけじゃありません。当然ですが。私もそうです。でも、私は仕事の中に生きがいになるものを無理やり見つけました。それだけでこの十数年やって来たと言えます。

 

弊社は残業代も出ませんし、資格手当、職務手当、交通費などをかき集めても、びっくりするくらい薄給です。ボーナスは一応ありますが、寸志というのが続いています。でも、これまでは、それでも満足してやって来ていたんですよね。

 

でもここに来て、休みが月に1度か2度。毎日の労働時間が12時間〜15時間。もちろん、余計な手当は一切なし、という環境に疑問を持ち始めています。というか今更かよと言われるとぐうの根もでませんが(笑)。

 

このままいくと間違いなく待っているのは「過労死」か「死なないが身体を壊す」未来が待っています。マズローの欲求5段階説で言うところの「生理的要求」「安全の要求」が脅かされている状態ということです。

 

それで私はようやく目が覚めて「ブラック企業」ってなんだろう? と思うようになってきたわけですが、もちろん前提として法律に違反している企業(残業時間超過、残業代未払いなど)は問答無用でブラックです。

 

後は「本人がどう思うのか?」という部分があると思います。例えば独立したり、起業したりして自分がやりたいことを必死でやっている人にとって、自分がブラック企業に属しているという感覚はないでしょう。

 

でも一般社員は違います。だから本当は「やりたいことをやっている人」が自分の業務を補完するために「そんなにやりたくはないけど、食うためには仕方ないよね」という人を雇う場合は、その点を考慮しておかないといけないんですが、実際には「創業者の教え」みたいな感じで、同じ思想を持ったり、同じ行動を取ることを要求します。

 

やりたいことをやっている人にはドンドンやらせたらいいんですよ。それで業績が上がっているのなら、ドンドン給料を払えばいい。

 

そこまでやりたくないけど、給料はいるので働いている人は、法律に則ってキチンと働かせて、キチンと報酬を払う。それ以上は求めない。

 

なのに「全社員経営者」みたいなことを言い出すから、途端にブラック化していくんですよね。

 

ちなみに当社の社長は「長時間労働でキツイです。休みもなくて死にそうです」という訴えに対して

 

「ネガティブ感情を持っている人にいい仕事はできない。ポジティブ思考で働こう。それこそが会社の原動力となるのだ!」

 

とか

 

「ちょっとした休憩時間の15分などをいかに有効に使えるかが大切だ。有能な人間は15分でもしっかりと休み、切り替えていけるのだ!」

 

とか有り難いお話をされています(笑)。

 

ブラック企業評論家のしろもじさん

「これは良い黒ですねぇ。ツヤツヤしていますよ! ここまでの黒はなかなか出ません。いい仕事してますねぇ」

 

ま、ブラック企業で苦しんでいる皆様。そんな会社に義理立てする必要はありません。適当にやっていきましょう。