【iPhone】キーボードの音声入力ボタンがなく、設定にも項目がない場合の対処法

2017年10月1日記事iPhone

ブログの方向性で、一度は「テキストオンリー」で固まったものの、実際にやってみたら「書くことがない! こまめに更新できない」ということになってしまっています。

 

私が「1日1冊読書ができるほど時間があったり、速読の達人」だったり「アイディアが溢れ出て、どんどん面白い小説が書ける天才」だったらこんな苦労はしないのですが、生憎とこちとらただの凡人なので、PCの前で「何を書けば……」と頭を抱えてしまう日々なのです。

 

とりあえずテキスト主体は崩さずに、ある程度興味のあることも書く「雑記」にしていこうかなと思います。ほんと、自分はコロコロ考えが変わっていく人間で、小学校の頃も担任の先生に「落ち着きがない。集中力がない」と言われ続けていましたので、これはもう後天的にどうこうできる問題ではなく、性と言ってもいいのかもしれません。しょうがないよね。

 

というわけで、いきなりiPhoneの話です。

 

私はiPhoneで文字入力をする際に(近くに人がいなければ)音声入力を使うことが多いのですけど、先日メモを取ろうとした時に、いつもはキーボードの一角にある「音声入力ボタン」がなくなっていることに気が付きました。

 

いつもならこんな感じで

 

 

「^-^」の左にある音声入力用のマイクボタンがあるのですが

 

 

その時はこうなっており、ボタンが消えていました。

 

ちょうどiOS11にバージョンアップした直後だったので「あれ? 設定戻ってる?」と思って設定アプリを確認しました。

 

 

これね。

 

これの「一般」→「キーボード」を開くと、音声入力の設定項目があり、そこで音声入力のオン・オフができるのです!

 

 

ないじゃん!

 

おかしいなと思ってネットで調べてみても、やはり「ここに設定があるからオンにするとマイクボタン出てくるよ」という情報ばかり。いや、だからないんだってば。

 

iOS11のバグかと思って、更に調べてみたのですけど、バグ関連の情報にそのようなものはありません。

 

「音声で入力できなきゃ、フリックで打てばいいじゃない」

 

と頭を過ぎりましたが、そういう問題じゃない。ということで、そのまましばらくアレコレ調べていた時ふと「そういえば、この前アレをいじっていたな」ということを思いだしました。

 

アレとは

 

 

「機能制限」

 

機能制限とは、いわゆるペアレントコントロールのようなもので、パスワードを設定して一部の機能を制限(アプリを見えなくしたり、機能を使えなくする)ものです。

 

会社のiPadを私用する人がいたので、いっそ機能制限してやろうかと思って、自分のiPhoneで試していたんですよね。もしかしたら、その時に「音声入力」も触った気がする。

 

機能制限を確認します。

 

 

機能制限は「設定」→「一般」の中にあります。あれ? オフになってるじゃないの!?

 

でも念のため、中も覗いてみましょう。

 

 

「Siriと音声入力」の項目はオン(つまり「機能制限なし、使える」)になっています。おかしいな……。更に念のため、機能制限を掛けてみます。一番上の「機能制限を設定」を押すと

 

 

パスコードの入力を求められます。これはiPhoneのパスワードではなく、機能制限のパスワードとなり、ここで新しく設定するようになっています。2回入力しますが、これを忘れちゃうと機能制限の解除ができなくなり、iPhoneを初期化しないと元に戻せなくなるので(秘密の質問なんて優しい機能はありません)、絶対に忘れないものにしておきましょう。

 

 

すると、このような画面になり、項目ごとにオン・オフができるようになります。今の状態は全てオンになっていて、これをオフにするとその項目が制限されるようになります。

 

でも「Siriと音声入力」はオンのまま。つまり使えるはず。

 

どういうことだってばよ?

 

で、色々やってみて分かったんですけど、これどうもバグっぽくって、この画面で一度オフ→オンにしてから、上の「機能制限を解除」を押してパスワードを入力。その後、設定の「一般」→「キーボード」へ進むと

 

 

出てきたし!

 

この音声入力をオンにすると「Siriもオンになるけどいいかい?」という確認画面が出て、OKすると、どちらも使えるようになります。

 

 

キーボードにも無事、音声入力用の「マイクボタン」が復帰しました。

 

この後、色々なパターンを試してみて分かったことは

 

機能制限で「Siriと音声入力」をオフにする

機能制限自体を解除する

すると、機能制限の「Siriと音声入力」のボタンはオンに戻る

しかしなぜか、機能制限は掛かったままになる

機能制限でオフ・オンすると、真のオンになる(音声入力が使える)

 

ということのようです。完全にバグですね(だと思う)。これがiOS11以前からのものなのかどうかは分かりませんが、最新のiOS11.01でも修正されていないので、ずっと前からあったものかもしれません。

 

というか、機能制限を解除する前に、ボタンも全て戻すというのをすれば、このようなことにはならないので、あまり話題にならないのかもしれませんね。

 

もし同様のことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、試してみて下さいな。

 

 

 

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Posted by しろもじ