カクヨムのサブスク読書サービス『カクヨムネクスト』が本日よりサービス開始!

小説LABOカクヨム,創作者向けニュース

こんばんは、しろもじです。

Web小説サイト『カクヨム』に、有料会員向けサブクス読書サービス『カクヨムネクスト』が本日2024年3月13日よりオープンしています。

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カクヨムネクストとは?

©KADOKAWA・カクヨム

まずカクヨムネクストの簡単な解説から。

カクヨムネクストとは、簡単に言えばKindle Unlimitedのカクヨム版です。

月額980円でネクストに登録された作品が読み放題になります(記事執筆時キャンペーン中で98円/月)。

カクヨムのウェブサイトには、「カクヨムネクストの目指すところ」として、カクヨムネクストへの熱い思いが綴られています。

 カクヨムでは、ロイヤルティプログラム、サポーターズパスポートといった、作家の収益化をはかるサービスを立ち上げ、これまでに作家のみなさんへ、総額6億円を超える還元をおこなってまいりました。本サービスは、それらに続く構想の第3弾として、満を持して送りだします。

 これまで、無料が当たり前とされてきたWeb小説の世界で、敢えて課金に挑戦する理由。
 それは、作家が創作に打ち込み、それで”食べて”いける世界をつくりたい――という願いによるものです。
 紙の本ではシリーズ刊行が難しくとも、Web上で読者からの根強い支持を得て、続きを熱烈に期待され、ギフト等で精神的・金銭的にサポートされている作品が、カクヨム上には多数あります。作品の更新を待ち望んでくださる読者と才能あふれる作者を繋げ、その輪をもっと大きく強固なものにしていきたい。あらゆる創作活動を、よりダイレクトに支えるために、読者の期待値や熱量を”課金”という形で導入し、持続可能な出版の未来像をデザインできたら――そう願って、カクヨムネクストをたちあげました。月額料金については、作品を読むことが、作家に対する何よりもの応援となるよう、著者還元原資を大きく積んだ価格設定になっています。また、掲載作品は海外翻訳も進めてまいります。

 今だからこそ書かれ、読まれる。そんな同時代的な人気作が言葉の壁を超えてひろく共有され、次時代を牽引する作家がこの「カクヨムネクスト」から巣立っていく――そんなライヴな場にぜひ立ち会って、ワクワクする物語が発生する現場を、ぜひ目撃しにきてください。
 求ム 物語発生の目撃者――!

カクヨム「お知らせ」より引用

確かに書籍化にこだわっていては、収益化できる作家さんの数に限りがでてきますしね。

以前から行われていたサポーターズパスポートやロイヤルティプログラムと合わせて、頑張っている作家さんに還元の機会を提供しようという、カクヨムの想いが伝わってきます。

どんな人におすすめなのか?

ネクストのページをみたところ、すでに多くの作家さんの作品が掲載されていました。

またネクスト選書として『涼宮ハルヒ』『スレイヤーズ』『タクミくんシリーズ』などのレジェンド作品も、一部が無料公開されています。

Kindle Unlimitedにも言えることですが「息をするように読書をしたい」という方には、うってつけのサービスではないでしょうか。

2024年4月17日までオープン記念キャンペーン実施中

2024年4月17日まで

  • 新規加入のカクヨムネクスト:プラン料金を月額98円(税込)に
  • サポーターズパスポートとセット料金で月額64円(税込)に

というキャンペーンが実施中です。

※キャンペーン終了後はカクヨムネクストが980円/月、サポパスとのセットで680円/月。

3月17日までの新規加入ならキャンペーン価格が2ヶ月適用されるようなので、どうせ入るのならすぐ入った方がお得ですね。

で、お前(しろもじ)は入るのか?

この680円/月(サポパスとのセットの方が安いので)をどう考えるか?

Kindle Unlimitedは980円/月という価格です。

読める書籍の種類などを勘案すると、適切な価格ではないかと思われます。

ただ実は私は、現在Kindle Unlimitedも退会しています。

いくつか理由があり「そこまで読む時間がない」というのと「欲しい本はやはりサブスクではなく購入したい」という感じです。

特に後者はかなり強く思うようになってきており、欲しい本の中でも特に大切にしたいものは紙書籍を買うようになりました(一時期はKindleばかりだった)。

あくまでも個人的な感想ですが、読書という習慣をより多くの人に持ってもらうようにするには、サブスクは決して最適解ではないと思っています。

上にも書きましたが「とにかくたくさん、目一杯読みたい!」というマニア向けのサービスがサブスクなのではないかと。

そのあたりは音楽サブスクとは別物な気がするんですよね。

というわけで、私はとりあえず見送りです(こんな記事を書いておいて)。

その分、KADOKAWAさんの書籍をたくさん買って、会社と作家さんを応援していけたらな、と。