NOVEL DAYS 第1回リデビュー小説賞の結果発表! 座談会開催告知も(5/20〜)

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小説投稿サイトの「NOVEL DAYS」が開催していた、ちょっと珍しい小説コンテスト「第1回リデビュー小説賞」の結果が本日発表され、それに合わせて「第1回リデビュー小説賞を振り返る座談会」の開催も告知されています。

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NOVEL DAYSリデビュー小説賞とは?

昨年秋にNOVEL DAYSは旧トークメーカーから装いも新たに再出発しました。

新しくなったNOVEL DAYSで初めて開催された小説賞が「リデビュー小説賞」で、対象者は『1冊以上の単著の小説を商業出版したことがあるプロ作家の方』という出版経験のある方のみというちょっと変わったコンテストなんですよね。

募集開始時にも記事で色々書きました。

リデビュー小説賞には色々思うところがあるのですが、長くなるので後述します。

で、その小説賞の結果が本日発表されました。

詳しい結果等は上記リンク先ページにてご確認下さい。

6名の方が通過されていました。

「リデビュー小説賞」で検索すると240を超える小説が投稿されていましたので(チャットノベル含む、記事執筆時点)結構たくさんの作品が応募されていたようですね。

受賞者の方々、おめでとうございます!

残念ながら今回は通らなかった方々も、次に向けて頑張っていきましょう!

座談会の開催も告知

第1回リデビュー小説賞を振り返ると第して、座談会の開催も告知されています。

参加は恐らく出版社の方々、小説賞に関わった方々、応募された方々でのものになると思われますので、一般の参加はできないですが、閲覧は可能です。

5/20に開催予定となっていますので、興味がある方は覗いてみてはどうでしょうか。

ちなみに座談会は掲示板形式で行われますので、リアルタイムで見るよりはある程度後からまとめて読んだ方がいいと思われます。

第1回リデビュー小説賞が開催された折の座談会もまだ残っていますので、当分は保管されるのだと思います。

余談

「リデビュー」と聞くと「なんだ、新人はダメなのか。講談社は元プロだけを相手にしたいのか」と勘ぐってしまいたくなります。

でも、実際には「リデビュー」させるのって結構難しいものだと思うんですよね。

「一度でも書籍化した」ということは、ある程度の実力は認められているわけです。

ですが、その後が続いていないとも言えます。

小説投稿サイトが増えてきて、誰でも簡単に小説を投稿できるようになってきました。

はっきり言えば「小説家は掃いて捨てるほど」いるわけです。

小説投稿サイトを眺めればいくらでも新しい小説はあるわけです。

わざわざリデビューなんてさせなくてもいいわけですよね。

小説家の立場にしても「一度デビューしてその後止まった」という方にとっては、再度の出版は難しいのではないでしょうか。

HNを変えて活動という手もありますが、自分の活動として考えるとできれば一貫した名前での活動を行いたいでしょう。

一般の仕事でも同じことが言えるかもしれませんが「一度辞めた後、再度やり始める」というのは、結構ハードルが高いものです。

なので、私はNOVEL DAYSが敢えてこの小説賞を創設したのは、結構凄いことだと思っているんですよね。

だって講談社にはあんまり得になることがないですから。

一方でリデビュー小説賞の対象になる方にとっては「よし、もう一度書こう」という気にさせてくれるものになるのだと思われます。

世の中「自分の得にはならないが、他の人の得にはなるかもしれない」ということをやるのは、結構難しいものです。

特に企業ならば、より困難だと思われます。

願わくば、今回選出された6名の方が「応募してよかった」という結果になりますように。また、第2回第3回と同賞が続いていき、講談社さんにとっても「やってよかった」と実感できますように。