カクヨム3周年記念選手権 皆勤賞などが発表【お疲れ様でした】
こんばんは、しろもじです。
3月8日から始まって先日終了した「カクヨム三周年記念選手権(以下KAC)」ですが、本日「レビューいいね賞」「ベスト皆勤賞」「皆勤賞」が発表され、一応全ての賞の発表が終わりました。
カクヨム3周年記念選手権が終わって
賞の受賞者などは公式サイトをご覧になって欲しいのですが……
やったぜ!
って言うか、10回ちゃんと投稿してたら貰える賞なのですが(笑)。
いやしかし、そうは言っても3日ごとに出てくるお題を10回こなすというのも大変なことではあると思うんですよね(自画自賛ではありません)。
記事執筆時点での公式サイトには212名の方が皆勤賞を受賞されています。
お疲れ様でした。図書券ゲットですね! 本買いましょう!!
さて以前の投稿記にも一度書いたのですが、改めてKACを振り返ってみたいと思います。
長いので暇な方だけお読み下さい。
まず最初に言えるのは「企画としては面白かった」ということです。
お題が出されてそれに対する創作をするというのは、三題噺などいろいろなものがあり決して目新しいものではないのですが、3日ごとに10回のお題を書くという長期のイベントはあまりないように思われます(知らないだけかもしれません)。
お題も「切り札はフクロウ」「2番目」「シチュエーションラブコメ」「紙とペンと◯◯」「ルール」「最後の3分間」「最高の目覚め」「3周年」「おめでとう」「カタリorバーグさん」と多岐にわたっていたのもよかったのではないでしょうか。
ま、最後は素直に(間違えてた)「ありがとう」にしておけばよかったのでは? と思いますが、いろいろ大人の事情というのもあったのかもしれませんね。
個人的にも1,200〜4,000字という掌編クラスの小説はあまり書いたことがなかったので、よい練習にもなりました。うまくなったとは口が裂けても言えないんですけど(笑)。
一方で「これはどうなのかなぁ」というものもありました。
ひとつはランキングがKACで溢れかえってしまったこと。
お祭り感はあったので「その方がいいじゃん」と言われるとそれまでなのですが、KACに参加せず自分の小説を更新されていた方にとっては、ちょっと困る現象だったのではないでしょうか。
普通のランキングもそうなのですが、新着にもKACが大量に表示されることになり、ただでさえ人目につくのが大変なWeb小説なのにそれが更に困難さを増したという点では「ランキングを隔離した方がよかったんじゃないか?」とも思います。
また改めて「書く」と「読む」のバランスも考えさせられました。
どこかで書いたのですが、今回のKACでは自作にアプローチして頂いた方のKAC小説を積極的に読ませて頂きました。
自作の小説に応援や感想、レビューがつけば嬉しいものです。
だからしてもらった方にお返しをしたいという気持ちが働くのは至極当然のことであると思います。
私が読ませて頂いた方の中にはいないと思っていますが、例えば悪意を持って感想やレビューをばらまけば、小説の出来不出来とは別の方法で評価を集めることが可能です。
誤解されたくないのですが、私は「自分の小説を読んでくれた方の小説を読んだり感想を書いたりすることが悪いことである」と言っているのではありません。
それを否定してしまっては「(作者として)何を読もう」と思ったときの判断基準が狭まってしまうからです。
たまたま自分の小説を読んでくれた方の小説を読んでみたら、凄く面白かった。
それもひとつの出会いであることは間違いないでしょう。
問題は「自作の小説の評価を高めるために、他の小説の評価をすることが結構有効な手段っぽい」ということです。
それが作為的なことであるのか、それとも作為的なことであるのかの線引がかなり難しいのも問題です。
「文句ばかり言ってないで対案を出せよ」と言われそうなのでいろいろ考えてみました。
悪い頭なり考えた結果
- 相互についた感想、レビューは相殺される
- 感想、レビューは匿名化する
- 書くアカウントと読むアカウントの分離(ひとつのアカウントだが、辿れないようにする)
ことくらいしか思いつきませんでした。
これらは「どれかを実施すればよいのでは?」というものです。
例えば「相互は相殺」は、私があなたの小説に星3レビューを書いたとします。その時点ではレビューはランキングなどに反映されます。
あなたが私の作品に星2レビューしたら、その時点で星は無効になるか私の星1だけが残る、という感じです。
問題はどの作品とどの作品を紐つけるか、というところですが作者単位で考えるのならば、さほど問題はないように思われます。
もし無作為にレビューを投下する方がいるのならば「お返ししないで!」となるわけですが、敢えてレビューを返すことで無効化できるので、レビューの活性化も期待できます(ひねくれてますが)。
2番目と3番目は似ているのですが、要は「自分にレビューをくれた人が誰なのか分からない」ということにすればよいだけです。
これにより純粋に自作に対する評価を受けることができるようになるとも思います。
ただ「作者同士の交流」という点では、かなり問題が出てきそうです。
先程も書きましたが、作者同士の交流、切磋琢磨はあった方がよりよいと思います。
そう考えると、やはり最初の案がよさそうにも思えますね。
星をあげればあげるほど、自分の星も無効になる。
これならば「誰かの小説を読んで感動したのでレビューしたんだけど、もしかしてお返しを期待してるようも思われるのも嫌だな」という懸念は、随分払拭されるのではないでしょうか。
この辺りは難しい問題です。
Twitterの宣伝のお返し(リツイート返し)なら、小説の評価(レビューやそれに伴うランキング)には直接的には関係ないのですが、小説投稿サイト内となると直で影響が出てくるので何らかの対策は必要なのかもしれませんね。
ぐだぐだと書いてしまいました。
それでも最後にもう一度だけ言わせて下さい。
「KACに小説で参加された方、応援やレビューで読む方で参加された方、お疲れ様でした!」
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